皆さん、英語の敬語を聞いたことがありますでしょうか。
日本では目上の人に対して使う敬語として、大きく分けて謙譲語、丁寧語、尊敬語の3つがありますが、英語を勉強し始めたときは特にこのような細かい敬語があるかないかを意識をされたことはないかと思います。英語圏の人たちってフレンドリーですし、中学校や高校の勉強では、先生に質問するときは丁寧な英語表現を使って聞く必要があるなどの細かいことは勉強しないのではないでしょうか。しかし、いくらフレンドリーな海外の文化へ飛び込むと言っても仕事などをし始めて、クライアント先の社長と会った際は、普段のカジュアル英語のみではなく丁寧な表現を求められるシーンもやってきます。この記事では海外に行った時に役立つ丁寧な英語に関してお伝え致します。
① 英語の敬語は日本語のように動詞を変形させる必要はない
日本語だと
聞く→伺う
言う→おっしゃる
行く→参る
上記のように、動詞自体を変形させて敬語として使いますが、英語の場合は少し違います。日本のように敬語、謙譲語、尊敬語の概念が存在しない英語では助動詞を上手く使い丁寧さを表します。
Can you lend me a pen?
ペン貸してくれない?
↓
Could you lend me a pen?
ペンを貸していただけますか?
Will you open the door?
ドアを開けてくれない?
↓
Would you open the door?
ドアを開けていただけませんか?
このように、助動詞の時制をひとつ下げることによって丁寧さを表現する事が出来ます。また、更に丁寧な表現にしたい場合は語尾にPleaseを付ける事も出来ます。
② 英語の敬語は遠まわしの表現ほど、丁寧になる
英語ならではの直接的な言い方ではなく、遠まわしに言うことで丁寧さを表現する事が出来ます。
丁寧な表現にもレベルがあるので下記を参考に、目上の方に合わせて使いこなせるようにしていきましょう。
丁寧度レベル低い
Could/Would open the door?
(扉を開けていただけますか?)
↓
Could/Would you possibly open the door?
(できましたら、扉を開けていただけますでしょうか?)
↓
I wonder if you could open the door.
(扉を開けていただけたらと思うのですが)
↓
I was wondering if you open the door.
(扉を開けていただけましたら、ありがたく存じますが)
↓
Would you mind if I asked you to open the door?
(扉を開けていただけますかとお願いしてもお気を悪くされないでしょうか)
丁寧度レベル高い
のように、遠回しな表現ほど英語では丁寧に捉えられます。
英語の中でも相手を選んで上述した英語が使えるようになれば、表現の幅も広がりますし皆さんが将来ビジネス英語を使うシーンに遭遇した時に非常に役に立ちます。
現地の人のようにフランクな英語を話せるようになるのも素晴らしいですが、就職でも英語を活かしたいと思う方は友達同士の英語だけではなく、上述した表現も覚えていきましょう!
就職にも英語を活かしたい方、語学学校ではビジネス英語を学べるコースもあります。
せっかくならば、ビジネスシーンやフォーマルな英語も学んでみたい方はお気軽にご相談下さい!
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