海外ドラマ『FRIENDS(フレンズ)』で学ぶ英語表現・英会話フレーズ

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英語の勉強法

前回ご紹介した「The O.C.」から学ぶ英語表現をきっかけに海外ドラマで少しずつ勉強を始めましたと嬉しいご報告がありました。海外ドラマは楽しみながら勉強ができる。そして1時間で収まる為、集中力を保った反復学習に適している。こういった理由から非常に好まれている英語勉強法の1つとなっています。
コメディーが好きな人は多いと思いますが、ここでは、アメリカで長年にわたり大ヒットし、今でも語学学習をする上ですぐに名前があがる教材の1つでもあるFRIENDSのSeason 1を題材に、様々な”使えるようになりたい”英語表現を見ていきましょう。

海外ドラマ「FRIENDS(フレンズ)」Season 1から学ぶ
使えるようになりたい英語表現・英語フレーズ

 

1. Phoebe: Just, ’cause, I don’t want her to go through what I went through with Carl.
「だって、私がカールと付き合っていたときと同じ目にあってほしくないんだもの。」

 
Monicaにはどうもデートの予定があるようだが、そのことをハッキリと言いたがらない。それに対して、Phoebeが自分自身の体験も踏まえ、こう話す。まず、’causeはbecauseの口語表現で、次にgo throughというidiomはexperienceと同義で「~を経験する」という意味をもつ。

 

2. Ross: I just feel like someone reached down my throat, grabbed my small intestine, pulled it out of my mouth and tied it around my neck.
「喉に手を突っ込まれ、小腸をつかまれて、引っこ抜かれて、それを首に巻きつけられた気分だ…。」

  
Rossの妻がレズビアンであったことが分かり、離婚。ひどく傷ついたRossはその気持ちを“feel like…”の表現で畳み掛ける様に表現した。

 

3. Ross: Stop cleansing my aura! No, just leave my aura alone, okay?
「止めてくれ!僕のオーラを清めるのは止めてくれ!僕のオーラはほっといてくれよ。」

 
落ち込んでいるRossを励ますようにロスの周りの空気を振り払うようにすると、彼がこう答える。“cleanse”という動詞は日本語でも「クレンジング」という形で使われている。“leave … alone”は“Don’t leave me alone.” (1人にしないで)のように、真ん中に目的語を挟む形で使う。

 

4. Ross: Why does everybody keep fixating on that?
「何でみんなその話をするんだよ?」

 
まわりがRossの妻について話し続けていることに対し、こう言う。“fixate on”という形で「~に固執する」となる。“focus on…”や“concentrate on…”の時も同様に、“on”を用いることからも、そのニュアンスが見て取れる。

 

5. Rachel: I realized that I was more turned on by this gravy boat than Barry.
「私、気づいたのよ、私はバリーに興味があったんじゃなくてグレイビーボートに興味があったんだって!」

 
結婚式の前にもらったプレゼントの中に“gravy boat” (カレー(ルー)などが入っている容器)があって、そちらの方に婚約者であるBarryよりも“turned on” (引きつけられた)と言っている。同様に“She turned me on.” (彼女に惚れさせられた)のように使う。

 

6. Rachel: I know that you and I have kinda drifted apart…
「まぁ、あなたと私はちょっと疎遠だったけど。。。」

 
RachelがMonicaに対してした発言で、“kinda”は“kind of”の口語表現で、ネイティブが言葉につまったり、表現を濁したりする際に使う。“drift”は「ドリフト走行」などのように日本語でも用いるが、「漂う」という意味で、“apart”とくっつくことで、「(物が)漂って、離れていく→(人が)疎遠になる」となる。

 

7. Monica: This is probably for the best.
「これはきっと良いことなんだ。」

 
一見簡単な言い方だが、意外と言いにくい表現であろう。落ち込むRachelにMonicaが「(一人になるってのは)ベストの選択よ」と励ましている。

 

8. Joey: And hey, you need anything, you can always come to Joey. Me and Chandler live across the hall. And he’s away a lot.
「ヘイ、もし何か必要ならいつでもジョーイのところに来なよ。俺とチャンドラーはお向かいさんだからさ。あ、あと、あいつはよく出かけてるけど。」
Monica: Joey, stop hitting on her!
「ジョーイ、彼女に言い寄るのは止めなさいよ」

 
女好きなJoeyらしい台詞の一つである。冒頭は本来なら“If you need anything…” (もし何かあれば。。。)となるべきだし、“Me and Chandler”も“Chandler and I”とすべきところで、文法的には問題のある台詞だが、非常にネイティブらしい個所でもある。そして、「外出していることが多い」という言い方もスッと“away a lot”と英語で表現する個所も見習いたい。
それに対し、Monicaは“hit on…” (~に言い寄る、口説く)というイディオムを使い、“stop hitting on her” (ナンパはやめて)と諭す。

 

9. Ross: Paul the Wine Guy, Paul?
「ワイン男のポール?」

 
単純だがネイティブらしい表現。同様の構文で “Stephen the Cheese guy”のようにも使える。

 

10. Ross: what’re you up to tonight?
「今夜何か予定ある?」
Rachel: I was kinda supposed to be headed for Aruba on my honeymoon.
「ハネムーンのためアルバに向かう予定だったんだよね」

 
まず、Rossが結婚をあきらめたRachelに対し、単純だがネイティブらしい言い回しで “up to”「~に取り掛かって、企んで」という表現で尋ねる。たとえば、“He is up to something.”であれば「あいつは何かを企んでいる」となる。それに対し、Rachelが“was supposed to…”と「~の予定だった」と切り返す。ここでは、まず、“head for…”で「~へ向かう」という表現、次に”on my honeymoonと“on”を使うことに着目したい。

 

11. Rachel: I think I’m just gonna hang out here tonight…
「でも今夜はここでブラブラしたい気分なの。」

 
アメリカ口語表現頻出事項に“going to”を意味する“gonna”、“want to”を意味する“wanna”がある。そして、hang out「ブラブラする」とイディオムも使われている。

 

12. Joey: Done with the bookcase!
「本棚出来上がり!」

 
単純な表現だが、日本人なら“finish making…”などと言いがちであろう。

 

13. Ross: I honestly don’t know if I’m hungry or horny.
「食欲があるのか性欲があるのか分からなくなってきた。」

 
hungryとhornyのように韻を踏んだ言い方はやはり英語のまま楽しみたいと思わせてくれる表現である。

 

14. Joey: What the hell do you do on a real date?
「本物のデートじゃ一体何をするんだ?」

 
これもネイティブらしい表現で“the hell”「地獄→一体全体」というフレーズが“What do you do…”という疑問文に挿入される形で使われ、驚きを表現している。

 

15. Chandler: it doesn’t make much of a difference…
「大した違いはない」

 
make a differenceで「違いが生まれる」という表現である。

 

16. Monica: you can’t live off your parents your whole life.
「一生親に頼って暮せるわけないんだから。」
Rachel: I know that. That’s why I was getting married.
「分かってるわ。だから結婚しようとしたのよ。」

 
ここでは、MonicaとRachelの掛け合いが面白い。“live off your parents”「親のすねをかじる」ことは出来ない、というMonicaに対し、だから“getting married”なんだ、と切り返している。

 

17. Monica: Welcome to the real world! It sucks. You’re gonna love it!
「現実の世界へようこそ!最悪だけど、きっと気に入るわ!」

 
ネイティブはこの“sucks” (サイアク)という表現をよく用いる。使いこなしたい表現である。

 

まとめ:

いかがだったでしょうか。 このドラマでは男性3人、女性3人の駆け引きは勿論、アメリカ文化やアメリカのジョークに至るまで、「笑いながら・楽しみながら」学習ができる(楽習といってもいいかもしれませんね)ところがポイントだと思います。Seasonも全部で10まで行きましたし、歳や経験を重ねていく彼らと共に、英語を学んでみるのはいかがでしょうか。

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