国連気候変動サミットで語るレオナルド・ディカプリオから学びたい英語スピーチ表現

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英語の勉強法

映画タイタニックで大ブレイクを果たしたレオナルド・ディカプリオ。ハリウッドスターであると同時に、エコ活動に熱心な著名人の一人としても有名です。2014年の9月に開催された国連気候変動サミットに登壇し、国際規模での温暖化対策の必要性について訴えかけています。
今回は、レオナルド・ディカプリオの有名なスピーチから是非学びたい英語表現を紹介いたします。

国連気候変動サミットで語るレオナルド・ディカプリオから学びたい英語スピーチ表現


まずは、日本語字幕付きのスピーチ動画から意味を掴みましょう。
前回の“ハリー・ポッターのハーマイオニー役エマ・ワトソンのスピーチから学ぶ英語スピーチの原則”でもお伝えしたとおり、ゆっくりと丁寧に発音し、難しくない表現と文法でスピーチをしています。全体でも4分間と短いスピーチなので、英語のスピーチを練習するにはちょうどいい英語学習ツールとなるでしょう。

I’m honored to be here today

「本日スピーチさせてもらえることを誇らしく思います。」という意味で使われている表現。スピーチの前半で謝辞を述べる際にぜひ取り入れたい表現です。

■重要表現
I am honored to 〜 : 〜ということを誇らしく思う。

The billions of others around the world who want to solve our climate crisis.

「気候変動の危機を解決したい世界中の何十億の人々」という意味で使われている表現です。”The billions of others”という表現で、「すごい沢山の人」というニュアンスを与えることができます。”Many people”のようなありきたりの表現を避けたい時に使うと良いでしょう。

■重要表現
billions :数10億
around the world :世界中で
solve :解決する
climate crisis :気候変動の危機

As an actor I pretend for a living. I play fictitious characters often solving fictitious problems.

「私は俳優としての生活を演じている。私はフィクションの問題をフィクションのキャラクターが解決する役をしばしば演じている」という意味です。自分がどういうキャリアを過ごしているかという事を、スピーチの中で簡潔に話すことによって聴衆の関心を引く効果があります。

■重要表現
As an actor :俳優として
fictitious :フィクションの(虚構の)
play :(俳優が)演じる

I believe humankind has looked at climate change in that same way: as if it were a fiction

「まるでフィクションの世界と同じように気候変動を考えている人がいると思う」という意味の表現です。”As if”という仮定法を使うことによって、具体的な例を列挙し自分の意見(主張)を強調しています。

■重要表現
I believe〜 :〜を信じる/考えている
humankind :人類
climate change :気候変動
as if 〜:まるで〜というように

We are seeing extreme weather events, increased temperatures.

「私達(人類)は、極端な気象現象や温度上昇を目撃している」という意味の表現です。英文スピーチでWeという表現は、人類や会社、チームなど特定の集団を主語にする際によく使われる表現です。また、”Extreme”などの形容詞を効果的に使えるようになると、自分のイメージをより具体的に相手に伝えることができます。”are seeing”と現在進行形を使うことによって異常気象が今も引き続き目撃され続けているというニュアンスを与えれられます。

■重要表現
extreme :極端な
increased temperatures :温暖化、気温上昇

None of this is rhetoric, and none of it is hysteria. It is fact.

「これは誇張表現でも過剰反応でもない。事実です。」という意味の表現です。スピーチで話していることが事実であることを強調するために、”None of 〜”という表現を繰り返しで用いてから”It is fact.”につなげています。

■重要表現
None of 〜 :〜はない
rhetoric :誇張表現
hysteria :過剰反応、ヒステリー

You can make history … or be vilified by it.

「歴史を作ることができるか、それとも貶されるか」という意味の表現です。”or”を使い反対の意味の文章をつなげて行動を起こすことの重要性を伝えるのに効果的な表現です。

■重要表現
make history :歴史をつくる
be vilified by〜 :〜によって貶される

This disaster has grown beyond the choices that individuals make.

「この災厄は、個々人の(エコ商品などの)選択を超えて成長してしまった」という意味の表現です。”has grown”という現在完了形を使うことによって、成長してしまった(そしてそれが過去から現在まで続いている)というニュアンスを表現することができます。

■重要表現
disaster :災害、災厄
grow :成長する
individuals :個々人の、人それぞれの

if we do not act together, we will surely perish

「私達(人類)が共に動かなければ、間違いなく滅びるだろう」という意味の表現です。”If”は「もし〜なら・・・」という有名な仮定法の表現ですが、使いこなせるようになると英語表現の幅が広がります。文法上のルールが少し複雑なのでしっかり復習しておくとよいでしょう。

■重要表現
act together:一緒に行動する
surely :確実に、疑いなく
perish :消滅する、崩壊する

The good news is that renewable energy is not only achievable but good economic policy.

「再生可能エネルギーは達成可能であるだけでなく、良き経済政策ということは良いニュースです。」という意味の表現です。”not only 〜 but”という表現は、”〜というだけではなく、〜です”という頻出表現です。ネイティブも頻繁に使用している表現なので使うこなせるようにしましょう。

■重要表現
renewable energy:再生可能エネルギー
achievable :達成可能な
economic policy :経済政策

さいごに

英文スピーチを苦手にしている日本人の方が多いと思います。海外と異なり日本ではプレゼンテーションやスピーチを義務教育の中で学ぶ機会は少なく、社会に出てからいきなり求められるスキルとなってしまっています。海外留学をすることのメリットの一つとして、大勢の前で自分の意見を発表する機会が多いカリキュラムでグローバルに通用する英文スピーチ力を身につけられることがあげられます。特に、海外の高校や大学に進学して卒業する実力を身につけることは、その後の人生において大きな財産になるでしょう。
レオナルド・ディカプリオのようなかっこいいスピーチができるように頑張っていきましょう!

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【英文トランスクリプト:The gurdian

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