【英語のことわざ26選】外国人の友達に使うと意外に受けがいいフレーズ集

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英語の勉強法

英語表現を豊かにするために欠かせないのが英語のことわざです。

日常英会話のなかでもことわざの役割は大きく、外国人の友達に使ってみると受けもいいのでおすすめですよ。

そこで今回は、英会話力をグッとアップできる英語のことわざ26個を厳選して紹介します。

外国人の友達に使うと意外に受けがいい!英語のことわざ26選

日本語のことわざと近い、英語のことわざ

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1. Kill two birds with one stone.

和訳:ひとつの石で、二匹の鳥を落とす
意味:1つの行為で2つの利益を得る
日本語のことわざ:一石二鳥

17世紀のイギリスのことわざ。それが翻訳されて、日本語の「一石二鳥」になったそうです。

“with”は、「〜と一緒に」などと「何かが付け加えられる」という意味を表す前置詞。この場合は「〜を使って」と「手段」を表します。
 

2. Jack of all trades, master of none.

和訳:何でも屋は抜きん出るものがない
意味:中途半端に多くのことに手をつけるのは、結局何もしていないのと同じ
日本語のことわざ:多芸は無芸

“Jack of all trades, master of none”には、”Jack of all trades, master of none,
Certainly better than a master of one”や”Jack of all trades, master of none,
Often times better than a master of one”などの他の表現もあります。

一般的には省略形の“Jack of all trades, master of none”が使われることが多いようです。
 

3. Constant dripping wears away the stone.

和訳:小さな水雫でも繰り返し落ち続ければ石を割る
意味:努力を続ければ大きな成果が出せる
日本語のことわざ:点滴石を穿(うが)つ

発祥は13世紀といわれていますが、ギリシャの古いことわざにも同様の表現があるそうです。

“constant 〜(名詞または動名詞)”で“〜が絶え間なく続く”という意味です。例えば、“Infants need constant attention.(乳幼児にはいつも注意しておかなければならない)”といったように使うことができます。
 

4. After rain comes fair weather.

和訳:雨の後には晴れが来る
意味:嫌なことの後には良いことがある
日本語のことわざ:雨降って地固まる

似たような英語のことわざ表現として、“The falling-out of lovers is a renewing of love.(恋人の喧嘩は、愛を強くする)” という恋人同士で使えるものもあります。
 

5. The early bird catches the worm.

和訳:早起きの鳥が餌を捕まえられる
意味:早起きすると良いことがある
日本語のことわざ:早起きは三文の徳

同じ意味で、“The cow that’s first up, gets the first of the dew.(最初に起きた牛が、最初の夜露を飲める)”という表現も使われることがあります。
 

6. Make haste slowly.

和訳:ゆっくり急げ
意味:急いでいる時こそ落ち着いて事にあたろう
日本語のことわざ:急がばまわれ

“make+名詞+副詞”の語順で、「名詞を副詞のような状態にする」という意味ですね。“More haste, less speed.(急ぐほどスピードを落とそう)”という日本語の「急がばまわれ」により近い英語表現もあります。
 

7. Hear twice before you speak once.

和訳:話す前に2回聞け
意味:用心に用心を重ねる
日本語のことわざ:石橋を叩いて渡る

“before”には前置詞用法と接続詞用法があります。“before”の後に名詞が続いていれば前置詞、節(主語+動詞)が続いていれば接続詞ですね。このことわざでは、“before”の後に“you speak once”と続いていますので、接続詞として使われていることがわかります。
 

8. The cunning mason works with any stone.

和訳:熟練した石工はどんな石でも仕事をこなす
意味:名人は道具の良し悪しを苦にしない
日本語のことわざ:弘法筆を選ばず

“The cunning mason”は「熟練した石工」という表現です。また、“any+名詞”で「どんな〜でも」という強調表現になります。



 

9. The foolish ostrich buries his head in the sand and thinks he is not seen.

和訳:愚かなダチョウは頭を砂の中にうずめて、隠れられたと思っている
意味:欠点などをほんの一部隠しただけで全体が隠せていない
日本語のことわざ:頭隠して尻隠さず

“Ostrich”が「ダチョウ」、“Bury”が「埋める」という意味です。前後2つの節が“and”で繋げられていますが、どちらも主語が“The foolish ostrich”になるため、後半の節では主語が省略されていますね。
 

10. The pen is mightier than the sword.

和訳:ペンは剣よりも強し
意味:言論は武力よりも強い
日本語のことわざ:ペンは剣よりも強し

19世紀のイギリスの男爵・リットンが残した名言で、日本でも有名な言葉。“mightier”は、形容詞“mighty(強大な)”の比較級です。

“The pen”と「the」をつけることによって、「ペンそのもの」ではなく「ペンが持っている性質(=ペンの力)」という意味合いになります。
 

11. When in Rome, do as the Romans do

和訳:ローマでは、ローマ人に倣え
意味:新しい場所や組織に入ったら、その場所や組織のルールに従え
日本語のことわざ:郷に入っては郷に従え

“do as + 〜(節)”で「〜のようにしよう」という意味になります。“as”は比較表現だけではなく、このように接続詞の用法もあるのです。

個人的には“As you know 〜(節)”で「君も知っての通り、〜だよね)という表現を会話の中でよく使います。
 

12. Birds of a feather flock together.

和訳:同種の鳥は群をなす
意味:似たような人は自然と集まってくる
日本語のことわざ:類は友を呼ぶ

“feather”には「羽」の他に「種類」という意味もあります。“a feather”で「一種類の」という意味です。



 

13. Hope for the best, but prepare for the worst.

和訳:最善を望み、最悪に備えよ
意味:最悪の事態に備えて準備を怠らないようにしよう
日本語のことわざ:備えあれば憂いなし

“The best”および“The worst”は、“good”と”bad”の最上級です。定冠詞“The”とセットで使うことを覚えておきましょう。
 

14. A picture is worth a thousand words.

和訳:一枚の絵は一千の言葉に値する
意味:いくら話にきいても、自分の目で実際に見ることには勝てない
日本語のことわざ:百聞は一見に如かず

“主語 + be動詞 + worth + 名詞”で「主語は名詞の価値と等しい」という表現になりますので覚えておきましょう。
 

15. Easy come, easy go.

和訳:簡単に手に入るものはすぐに出ていく
意味:たとえば、ギャンブルなどでお金を手にした場合。結局、つまらないものに使ってすぐに消えてしまうことになる
日本語のことわざ:悪銭身につかず

“Easy”は、「簡単に」「気楽に」という形容詞で、日常英会話の中で高頻出の英単語です。例えば、友達が家に遊びにきた場面で“Take it easy.”を使えば「くつろいでいってよ」と伝えることができます。
 

16. Necessity is the mother of invention.

和訳:必要は発明の母
意味:必要に迫られることでアイデアは生まれる
日本語のことわざ:必要は発明の母

語源は、18世紀の作家ジョナサン・スウィフトによる「ガリバー旅行記」の一節と言われています。

“Necessity”は、“necessary”の名詞形で「必要性」という意味の英単語です。“It is necessary for me that 〜(節)”で「〜は私にとって必要だよ」という表現になり、英会話や英文ライティングでもよく使われています。
 

17. Two heads are better than one.

和訳:一人よりも二人が良い
意味:一人で考えるよりも何人かで集まったほうが良いアイデアが生まれる
日本語のことわざ:三人寄れば文殊の知恵

“better than 〜”で「〜よりも良い」という表現になります。“better”は“good”の比較級であると同時に“well”の比較級でもあります。“well”の比較級としてつかわれると、「(体調が)良い」という意味になるので、ニュアンスの違いには注意しましょう。




 

18. The grass is always greener on the other side of the hill.

和訳:向こうの丘の芝は、いつだって青い
意味:他人が持っているものは自分のものよりも良くみえる
日本語のことわざ:隣の芝生は青く見える

“grass”は「芝生」という意味です。日本人にとっては“glass(ガラス)”の発音との違いが分かりづらく、話すのも聞き分けるのも難しい単語の1つですね。
日本語のら行は、英語の“R”と“L”の中間にあるようで、それが日本人を悩ませる原因になっているようです。


 

日本語のことわざにはない、英語特有のことわざ

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19. A storm in a teacup.

和訳:ティーカップのなかの嵐
意味:大した問題ではないにもかかわらず大騒ぎしていること

“tea”が大好きな英語圏の文化が影響しているのでしょうか。他にも“It is not my cup of tea.(私の好みじゃない)”という表現もあります。

 

20. No man is an island.

和訳:人は孤島のようにはなれない
意味:一人で生きていける人はいない

“No + 名詞”で「だれも〜ない」「何も〜ない」といった意味になり、通常の否定形よりも強い否定のニュアンスを表すことができます。
このイディオムがタイトルになっている曲もあります。

 

21. Fortune favors the bold.

和訳:幸運は勇者に味方する
意味:成功したければ、勇気を出して行動しよう

“Bold”は「勇敢な」「大胆な」という意味の形容詞です。“bold”を名詞で使うと、「太字」という意味になりますので覚えておきましょう。
 

22. A watched pot never boils.

和訳:見つめる鍋は煮え立たない
意味:お湯が沸くのを見つづけていると、沸騰するまでの時間が非常に長く感じられてしまう。何かを終えるためには時間がかかるので、じっくりと腰を据えて待つようにしようという意味です。
実際に試してみた方がいるようです(辛抱強く見る必要がある動画です)

“watched”は、過去分詞として名詞を修飾しています。「鍋が(誰かに)見つめられている」という意味です。ちなみに、“a watching pot”にすると「(誰かが)見続けている鍋」になります。
 

23. Actions speak louder than words.

和訳:どんな言葉よりも実際の行動のほうが意味はある
意味:行動に勝るものはない

“louder”は、「(音が)より大きい、より騒がしい」という意味です。「Actions」「words」と複数形を使うことによって「様々な種類の」という意味合いになり、転じて「どんな〜」と表現することができます。
 

24. If it isn’t broken, don’t fix it.

和訳:壊れていないものは直せない
意味:すでにうまくいっているものを改善しようと思ってはいけない

“If主語(A)+動詞〜, 主語(B)+動詞〜”とすることで「もしAが〜だったら、Bは〜だろう」という仮定表現になります。
 

25. One man’s trash is another man’s treasure.

和訳:ある人にはゴミでも別の人には宝物になりえる
意味:価値観は人によってそれぞれだ

“man”は、「男性」という意味の他に、「人(人間そのもの)」を指す言葉としても使われます。
 

26. Don’t put all your eggs in one basket.

和訳:すべての卵を一つのカゴに入れるな
意味:一度に全財産を投資せず、バックアッププランを持つべきだ

否定の命令形は“Don’t〜”。「命令」形というとすごく偉そうな響きもありますが、一対一で話している時に注意する場合には、よく使われます。
 

さいごに

日本語の会話においても、落ち込んでいる友人を「きっと良いことがあるよ」となぐさめたいときに、「雨降って地固まるってことわざもあるくらいだからさ」と付け加えると、一気に説得力が増すことってありますよね。

それは英会話でも同じです。今回ご紹介した英語のことわざを上手に使えば、コミュニケーションの幅はグンと広がりますよ。ぜひ、外国人の友達と話すときなどに使ってみてくださいね。

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