シドニーで何食べる？第六弾〜ニコール・キッドマンも愛する「Bills」でおしゃれパンケーキ！

今回ご紹介するのは、ボリューム満点のオージーブレッキー（オーストラリア式の朝食）にもブランチにもぴったりのカフェレストラン。オーストラリア出身の女優ニコール・キッドマンが「世界一の朝食」と絶賛したという、美味しくおしゃれなメニューを出す「ビルズ（Bills）」です。雰囲気も良く、デートでも友達同士でも良さそうな、ビルズのサリーヒルズ店の様子をリポートします。

セレブにもシドニーっ子にも人気のお店

シドニー発のオールデイ・カジュアル・ダイニングとして、地元シドニーっ子からセレブにまで愛される「ビルズ」。シドニーに３店舗の他、ホノルル、ロンドン、東京、横浜、ソウルなどに進出する人気レストランです。その魅力は、なんといっても独創的でおしゃれなメニューにあります。ニコール・キッドマンだけでなく、トム・クルーズ、キャメロン・ディアス、テイラー・スウィフトなど世界の名だたるセレブ達が通うビルズのメニューを実際に見てみましょう。

ビルズ看板メニュー「リコッタホットケーキ」

見ただけでフワフワ加減がわかる、ビルズの特製「Ricotta hotcakes」（$22.00）。低脂肪でさっぱりとしたリコッタチーズを生地にふんだんに混ぜ込んだ、ふわっと軽く口当たりも柔らかい極上パンケーキです。チーズ臭さなどまるで無く、リコッタの自然な甘みを生かした生地になっており、これだけでも美味しいのに更にそこにバナナの薄切りとハニーコム・バターが添えられています。
ハニーコム（Honey comb）とは蜂蜜を蜂の巣ごと取り出したもので、酵素や栄養素たっぷりの自然のままの高級蜂蜜です。香りの良さや成分の純粋さも普通の蜂蜜以上で、これをぜいたくに練りこんで再び固めたバターが、パンケーキの上にたっぷり。優しい甘みのあるバターはしつこくなく、バナナの素朴な味がパンケーキの味をいっそう引き立ててくれて、別添えの蜂蜜も一緒にかけていただくと舌の上でとろけるような美味しさに。誰もが納得のビルズの看板メニュー、ぜひ試してみてくださいね。

彩り鮮やか、ビルズのオープンサンド

味わい深いサワードウ（天然酵母）のパンに、サーモン、きゅうり、ラディッシュ、マリネされた玉ねぎ、ディル、クリームチーズを合わせたメニューで、食感の異なる食材が上手く調和して、こちらもさっぱりと食べられてしまう一皿。マリネされた玉ねぎのピンクなど、自然ながら鮮やかな色彩感覚もおしゃれで、目にも舌にも美味しいところがうれしいです。
メニューの名前は「Our Gravlax」（$21.50）。グラブラックス（Gravlax）とはスカンジナビアに伝わる魚の前菜で、生の魚を塩コショウやハーブ、レモン、ウォッカやジンなどに漬け、これを薄く切ってビネガーや植物油のソースをかけ、パンなどに載せて食べる料理です。
ビルズの全てのメニューは、このように世界中の料理の要素や食材を用いて、オーナーシェフのビルが独創的な発想で生み出したものばかり。ただユニークなだけでなく、食べた人が思わずうなるような美味しさに仕上げるセンスが、ビルズの人気の秘訣です。

ドリンク類も充実

今回注文したのはホットチョコレート（$6.50）。チョコチップのようなつぶつぶの上から濃厚なミルクが注がれており、グラスは水玉模様のような可愛らしさに。好みの濃さになるよう混ぜながら頂く新感覚のホットチョコレートでした。
この他にもカラフルでフレッシュなスムージーや、自家製レモネードなどのソーダ類、厳選されたビールやカクテルなど、どれか１つをとってもお店のこだわりが感じられるドリンクのセレクト。オーガニックの紅茶やハーブティー、シングルオリジンの豆を使ったコーヒーもホッとする美味しさです。

ビルズに行ってみよう！

今回訪れたサリーヒルズ店は月曜から金曜は７時から夜１０時、土日は朝7時半から１０時まで営業しています。午後３時頃に行ったのですぐに席に着くことができましたが、それでも満席に近い状態でした。場所はセントラル駅からバスで９分、徒歩でも１５分という便利な立地。おしゃれなサリーヒルズの街並みを楽しみながら散歩ついでに訪れてみるのもいいですね。
他に、シドニーのダーリングハーストとボンダイビーチにも店舗があります。せっかくシドニーに来るなら、セレブも愛するビルズの味を是非自分の舌で確かめてみてくださいね！
＜Bills公式サイト＞https://www.bills.com.au/

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