こんにちは。シドニーのYoshiです。
▪生年月日:1977年4月17日
▪海外在住歴15年(シドニー在住歴9年)
▪米大学卒業(心理学部・哲学部)
▪米大学院卒業(Master of TESOL)
▪TOEIC990点(満点) & IELTS 9.0
▪独身
男子たるもの「違いのわかる男性ってカッコいい」って女子が言っているのを耳にしたことがありますよね?そして根本的にカッコよくなりたいですよね?
なので今回は「コーヒーの違い」を理解することで、カッコよくなりたいと思います。
この企画が終わっているころには違いのわかる男になって、女性にカッコいいって言われて、恋愛ドラマのようなウオォォオな展開が…
ってかそもそもコーヒーの違いってなに…?
カプチーノ → コーヒー ラテ → コーヒー カフェモカ → コーヒー ブラック → コーヒー エスプレッソ → コーヒー キリマンジャロ → コーヒー ブルーマウンテン → コーヒー ブルーボトル → コーヒー ドトール → コーヒー KOMEDA → コーヒー 微糖 → コーヒー ジョージア → コーヒー マキアート → スターバックス
つまり、日本人のコーヒーの理解ってこんな感じだと思ってます。
というわけで、いまカフェにきています。
とりあえず、さっそくコーヒーを頼みましょう。
注文するときはいきなり種類
オーストラリアでは「コーヒーください」と言っても、コーヒーはでてきません。「カプチーノください」とかいきなり種類を言わないと話が前に進みません。お寿司屋さんで「お寿司ください」って言ってるのと同じぐらい前に進みません。
コーヒーの種類によってカップが違う
ちなみにこれはカプチーノを入れるカップらしいです。ミルクの口当たりが違うだとかどうだとか。ですのでコーヒーショップでは間違っても自分でカップを指定しないようにしましょう。
カップは事前に温められています
もはやこれは飲食業界では常識になりつつあるおもてなし作法。作り手のハートフルな想いが伝わってきます。お寿司屋で頼んだビールがキンキンに冷やされたグラスで出されたときぐらいの優しさです。感謝せずにはいられません。ありがとうございます。
挽いたコーヒーを詰める
これは見たことある人ならわかると思いますが、この作業が一番美しくカッコいいです。もはや違いを理解するよりもこのコーヒーを詰める部分をマスターしたほうが明らかにカッコいいです。お寿司屋さんでいうところのシャリの握りの部分ですね。固すぎず柔らかすぎず。コーヒーショップの店長に親方の称号を捧げたいです。
コーヒーをグラスに注入
ついに、詰められたコーヒーがコーヒーマシーン(正式名称不明)にセットされ、コーヒーが抽出されそうです!
コーヒー劇場の始まりに、上がるテンションを隠しきれません!
オォォ!!
オォォォォォォォォォ!!!!!!!!!
この流れるドリップの美しさ。「美しい」以外に形容する言葉が見当たりません。素敵な時間です。お寿司のネタに刺し包丁がきれいに入っているときの情景に似てますね。
ミルクを泡立てる
コーヒーが抽出できたら、次はミルクを泡立てます。このミルクとコーヒーの対比バランスがコーヒーの種類となるようです。それよりもこのミルクをたてる立ち振る舞いがカッコいいい。画像をよく見ていただくとわかりますが、大将がミルクをガン見しながら、右手でミルクの温度を確認しているのがよくわかります。鮮度とタイミングが命ってことですね、さすが親方!
親方の気を散らそうと試しに親方をガン見してみましたが、意にも介してくれませんでした。百戦錬磨のプロって感じですね。将太の寿司の鳳征五郎(鳳寿司の親方)を思い出しました。
立てたミルクを一旦別の器に入れて…
出ました!トントンってミルクの器の底を机に打ちつけるやつ!カッコいい!!
*泡立てたミルクの気泡を細かくするために、やっている行為です。決してカッコつけるためではないです。
<そして遂に…>
コーヒーとミルクがマリアージュする瞬間です。
オォォ!!
オォォォォオ?
オォォォォォォォォォ!!!!!!!!!
ラテアートの完成です!!!!!スゲェェェェェッ!!!!!!
そうなんです!オーストラリアのカフェではなにも言わなくても、基本こういったアートが施されたコーヒーが出てきます!まるで奥万倉新一の細工包丁のようですね。審査委員長の溝口安二郎も唸るやつです。
完全に「マテ(Stay)」の子犬の状態です。コーヒーガノミタイ…
という流れで、「カフェで最も売れているコーヒー8選」出してもらいました。
コーヒー好きにはたまらない光景なんだと思ってます。
左上から横に:
ラテ
カプチーノ
チャイラテ
フラットホワイト
左下から横に:
ロングブラック
モカ
ピッコロラテ
マキアート
それでは順番にテイスティングしようと思います。
まずはラテ。
ズズ…
ンゥ!?
ンマィ!
よく考えたら、ここまでまだ一杯もコーヒー飲んでなかったので、最高に美味しいです。危うく服がはだけて柏手を打つところでした。
苦い度:★★☆☆☆
こんな感じで、コーヒー8選ダイジェスト版をお伝えしたいと思います。
カプチーノ!
※ラテよりミルクが立っているため、ふんわりしてます。
苦い度:★★☆☆☆
チャイラテ!
※シナモンとミルクの組み合わせが絶妙。女性に大人気。
苦い度:☆☆☆☆☆
フラットホワイト!
※海外では「オーストラリアンコーヒー」とも呼ばれる代表的コーヒー。ミルクはしっかりたっていますが、味はカプチーノとかより濃いめ。
苦い度:★★☆☆☆
ロングブラック
※日本でいうところの「ブラック」です。胃にきます。
苦い度:★★★☆☆
ピッコロラテ!
※ミルク少なめのラテ。
苦い度:★★★★☆
マキアート!
※ロックやパンクな人が飲んでそうな濃いやつ。
苦い度:★★★★★
一通りコーヒーの違いを表現しましたが、さすがに8種類も飲みきれないので、上司にも来てもらいましょう。
爽やかな一陣の風と共に上司登場。いきなりカフェの中に入ってます。寿司屋で言うといきなりツケ場に立っている状態と同じです。大物ですね。絶対味覚を習得した後の佐治安人のような自信に満ちた顔つきに見えます。
上司にもコーヒー飲んでもらいましょう。
ンン?
ンマイ!
コーヒーってこうやって爽やかに飲むものだった気がします。同じコーヒー飲んでるのに、この違いってなんですかね。人生って不公平だなって感じるときですね。飛男がはじめて鳳寿司に入ってきたころを思いだしました。
最後にモカ!
※チョコレートベースなのでコーヒーが苦手な人も美味しく飲めるよ!。by チーフ
苦い度:★☆☆☆☆
まとめ
コーヒーを飲んだ後はオーナーとパシャリ。ビジネスってこうやって広がっていくんだと思ってます。
なにはともあれ、素晴らしいコーヒーを提供してくれたオーナーに感謝です。
コーヒーの違いを学ぶことができましたが、飲んでる人がカッコイイのではなく、作っている人がカッコイイと思いました。
恋愛ドラマ的な展開も一切なさそうなので、お寿司でも食べに行こうと思います。
ありがとう、Café Tramezzini。
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