「オージーの1週間」どうやって楽しんでる?朝活、仕事からアフター5、週末の過ごし方まで

水田 真梨
この記事は私が書きました。

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オーストラリア留学 News

大らかで細かいことは気にしない?時間は守らない? オーストラリア人に対してそんなイメージを持つ人も多いかもしれませんが、仕事は時間内にきっちり終わらせ、自由時間や休日はしっかり遊ぶのがオージー流。家族と過ごす時間などプライベートを大切にする彼らのライフスタイルを覗いてみましょう!

早起きオージーの「朝活」事情

オーストラリアのローカルの人々は、夜の残業をしない代わりに朝少し早く出社して仕事をする、というライフスタイルを選ぶ人が多いようです。レイジーなイメージを持たれがちなオージーですが、一般的な社会人は平日にあまり夜更かしをすることもなく、実際は超・健康的。週1余分な仕事がなくても朝早く起きて、趣味やワークアウト(トレーニング)などのために時間を有効活用している人を多く見かけます。フィットネスクラブ(スポーツジム)は早朝からたくさんのクラスを用意しており混み合いますし、職場までの道のりを本格的な装備でランニングする人も。企業によってはオフィスにシャワールームを完備しており、出社前に運動をした人が使えるようになっていることも珍しくありません。

週2また、カフェは朝6時半くらいからオープンしているのが一般的で、出社前にコーヒーを飲んだり、カフェにノートPC(こちらではラップトップと呼びます)を持ち込んで仕事をしたりと、オーストラリアの朝に欠かせないのがカフェ文化。朝食メニューも豊富で、オージー・ブレックファスト(ブレッキー)と呼ばれる卵やベーコンを使った栄養満点のワンプレートを楽しむなど、ランチ感覚で友達や同僚と待ち合わせて朝食を食べる人もいます。

仕事開始時間、オフィスワークでの仕事の姿勢は?

オーストラリアで働き始めてびっくりしたことの1つが、始業時間の感覚です。会社の始業が朝9時に設定されていたとすると、全員が揃うのは9時から10時くらいまでの間(もちろんもっと早く出社する人もいます)。アジア系企業は時間ぴったりを求められることが多いですが、オージーの多い会社では「しっかり仕事をすれば着席時間にはこだわらない」という空気があります。

意外かもしれませんが、仕事のメールの返信も早く、フレンドリーかつ丁寧。「お互いが気持ち良く仕事をする」という姿勢がしっかり身についている国民性を感じます。
日本と違うのは、例えば自分が休暇を取っていたためにメールの返信が遅れた場合、「こんにちは。返信が遅れましたが、素敵な休暇を楽しむことが出来ました!」が最初の一文になるのです。休暇を取ることに後ろめたさはありませんし、人生を楽しむ権利は誰にとっても当たり前だからです。日本だと「休暇を頂いていたため、返信が遅れ大変失礼致しました」が一般的ですよね。もちろん個人差はありますが、所変われば常識も変わる、の良い例だなと感じます。

ランチタイムにビール、ヨガ教室?

週3学生、社会人に関わらず、オージーが持参するランチはとてもシンプルなことが多いです。パンにピーナッツバターを塗っただけのサンドイッチだったり、前夜の残り物をタッパー(こちらではコンテナと呼びます)に詰めただけなど、日本の「キャラ弁」のような凝ったランチに出会うことはまずありません。人のランチボックスの中身を気にする文化ではないので、手を抜けるところはしっかり抜いて、その分朝の時間をゆったり過ごしているのかなと思います。

お昼に外食に出かける人ももちろんいます。普通の飲食店のランチの他、ランチ営業をするバーやパブも多く、ステーキやパスタなどのメニューを出していることが多いです。オーストラリア人はアジア人と違ってアルコールに強いからなのか、ランチタイムにビールを飲むことも多々あります。決してやましいことではなく、みんな堂々と楽しくビール片手にランチを食べています。
週4ランチタイムは公園にも人が溢れます。ランチを食べる人、芝生で昼寝をするビジネスマンなど、思い思いに寛ぐ様子に、オーストラリアの自由な国民性を感じられます。また、ヨガ教室などエクササイズの野外クラスが開かれていることも。個人で予約してランチタイムに参加し、会社に戻ってシャワーを浴びて午後からまた仕事、という1日を過ごす人もいるんです。昼休憩にフィットネスクラブに行ったり、ランニングをする人もおり、個人個人のやり方でリフレッシュしているのを感じます。
 

仕事の後はビール、それとも家族団らん?

週5終業時間が来たら即退社、がオージースタイル。残業をするなら、翌朝早く来て仕事をすれば良い、という考え方です。もちろん職種にもよりますが、多くの会社が定時を迎える夕方5時からの電車やバスはとても混み合います。オーストラリア人の多くは家族や恋人と過ごす時間をとても大切にするので、一緒に暮らす人がいると食事は家でというケースが多いようです。

その一方でお酒を楽しむ文化も一般的で、特に週末前の金曜日はバーやレストランは大いに混雑します。これは日本と同じですね。クリスマス前などは会社主催のパーティーなども増えるので、日本の忘年会とちょっと似ているかもしれません。

週末はお出かけVSのんびり

シドニーでイベントや小旅行、アクティビティーに週末の時間を使いたい!という人は是非「Weekendnote」 というサイトをチェックしてみましょう。
<Weekendnoteウェブサイト>http://www.weekendnotes.com/sydney/
月に100万人が利用するというこのサイトでは、アート展示やマーケット、音楽ライブ、ランニングイベント、そしてちょっと郊外への小旅行や美味しいお店情報などもたくさん紹介されており、週末だけでなく平日の遊びの下調べにも最適です。

のんびりしたい、という人にはビーチがオススメ。泳がなくても、ブランケットを持ってビーチで寝転がって本を読んだり昼寝をしているだけの人もたくさんおり、日光浴をしているだけでちょっと優雅に疲れを癒せそうです。シドニーのシティからなら、バスで30分程度で行けるクージー・ビーチ(Coogee Beach)が便利。クージー・ビーチに併設の公園はお酒の持ち込みもOKですし(公園によっては飲酒禁止の所もあります)、近隣にお店も多く、静かすぎない雰囲気が初心者にも安心です。

最後に

オージーの1週間の過ごし方、いかがでしたか?自分の生活ペースを大事にするオーストラリア人の暮らし方には、人生の中で何が重要かふと考えさせられることも多いです。せっかくのオーストラリア生活ですから、地元の人に混じって、英語だけでなく文化そのものを吸収したいですね!

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