豊かな自然が溢れるニュージーランド。都会の喧騒を離れて、ゆっくり自分を見直したい方におすすめです。
かくいう私の従兄が現在ニュージーランドに渡航しており、オークランドの雰囲気や食事などをリアルタイムで届けてくれているんです。
今回はそんな従兄から送られてきた一押しの、大自然を満喫できるマウントクック国立公園とプカキ湖をご紹介します。南島にあり、一足伸ばして大自然を堪能したい方におすすめです。
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マウントクック国立公園
テカポ湖・プカキ湖
タスマン氷河
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マウントクック国立公園
サザンアルプスの中にあるマウントクック国立公園。先住民マオリ族の言葉で雲を突き抜ける山という意味があるアオラキと呼ばれるマウントクックはニュージーランド最高峰の山です。世界遺産でもあり、オセアニア随一の登山地域として世界中から登山家が集まります。登山家でなければ登れない険しい山もありますが、高山植物を楽しめるトレッキングコースや氷河を間近で眺めるルートなど自分の体力に合わせて道を選択できるのでご安心を。中でもケア・ポイント・トラックというルートはハイキング初心者向けによく整備された道が続いています。1時間ほど歩くと到着する見晴台では、マウントクックの雄大な姿を見ながらベンチでお昼ご飯を食べることができます。フッカー・バレー・トラックで通過する吊り橋では、フッカー氷河湖から流れてくる濁流が遥か下方を流れており、その迫力は息をのむほどスリル満点です。また、一味違う経験をしたい方にはヘリスキーがお勧め。麓のマウントクックビレッジではプラネタリウムも楽しめますが、レストランやカフェが少ないため、最寄り町のトワイゼルもしくはテカポで食べ物を調達していくことをお勧めします。
テカポ湖・プカキ湖
またマウントクックのほとりにはテカポ湖やプカキ湖などがあります。このテカポ湖はマオリ族の言葉で「夜の寝床」という意味で、言葉通り息をのむ星空を楽しむことができます。その美しさはユネスコの国際ダークスカイ・リザーブ(星空保護区)に指定され、ニュージーランドの環境庁がテカポの星空を世界遺産にしようと活動しているほど。運が良ければ星空と共にオーロラも見られるので、ロマンチックな夜を楽しみたい方はぜひ訪れましょう。ただし夜は冷え込むので、十分に防寒対策をしていきましょう。冬は帽子やマフラー、手袋を忘れずお持ちください。また、夜だけでなく昼も素晴らしく、ミルキーブルーの湖面は、日の当たり方によって毎日色が変化すると言われています。その真っ白なマウントクックとの対比は息をのむ美しさです。そして、湖畔には1935年に建てられたグッドシェパード教会がたたずんでおり、レトロな雰囲気が人気を集めています。
タスマン氷河
By Avenue – 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0
今もなお少しずつ動いている、ニュージーランドで一番長い氷河であるタスマン氷河。その大きさは全長27キロにも及び、ここを滑走路としてヘリコプターが離着陸できるほど。氷上を歩くことはもちろん、氷上スキーも体験できるのでスキーに自信がある方はぜひ試してみましょう。山の天気は変わりやすいうえに夏でも氷河の上は寒いので、重ね着をしてしっかりと防寒対策をとるようにしましょう。また動きやすいように両手をあけておけるリュックサックなどを持っていくことをおすすめです。タスマン氷河をボートで見に行くボートクルーズが人気で、自然の神秘を肌で感じることができます。太陽の光を反射して幻想的なミルキーブルーに輝く氷河を間近で見ることができます。ツアーに参加しなくても、タスマン湖のほとりまで降りることができ、そこでも氷河の大きさを実感できるでしょう。しかし残念ながら地球温暖化に伴い、氷河はどんどん縮小しています。氷河の末端がはがれて崩れ落ちていく様子を自分の目で見てくることで、地球の将来を考えるきっかけになりそうですね。
いかがでしょうか。大自然をとことん満喫できるニュージーランドの情報を今後もお送りしますので、続報もお楽しみに!
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