留学制度

教職にも英語力が求められる時代が来ました。グローバル化が進む社会で、中高時代に習ってきた英語では、「コミュニケーションを取る」ことが出来ないことに気付き、根本から英語教育を見直す動きが出てきているのです。
海外では、教育の仕方が日本とは違います。ただ座って先生の言うことを暗記し、テストをするような、知識を入れる授業ではなく、自分の意見や考えを話し、自分で調べる授業を行います。
教職を取っている学生やすでに教鞭をとっている先生も留学へ行く方が増えています。本物の英語力を身につけることもそうですが、海外の教育を学ぶことも目的としています。
「教え方」に磨きをかけるため、人生をかけて行く留学。果たして、どのような留学をするのが良いのでしょうか。

フィンランドだけではない!?注目すべき英語圏

教育や保険制度が充実している国としてフィンランドをイメージされる方も多いのではないでしょうか。実際にカウンセリングをしていて良く聞くのが、フィンランドです。
もちろんその通りで、フィンランドを含む北欧は、教育や保険制度が整っているため、参考になる部分も大いにあると思います。
「でも折角なら広く英語が使われている国で留学がしたい」と思われている方もいるのではないでしょうか。私から、2カ国紹介を致します。

①オーストラリア

石炭、鉄鉱石に次ぎ教育に掛けるお金が多いオーストラリア。実は教育大国なのです。州政府に設けられている教育省が州の学校を管理しています。また、留学生を保護する法律も設けており、語学学校への監査も行う徹底ぶり。そんなオーストラリアで学ぶ教育はきっとのびのびした人間性を育てるのに最適です。

②カナダ

世界的に有名な大学も多く存在するカナダ。州が教育制度などを管理しています。日常的にディスカッションやプレゼンテーションを行い、自分の意見を述べる教育を第一に考えています。カナダで教育を学ぶと、まさに今の日本人が必要としている人間性を手に入れられる授業を行うことができるでしょう。

TESOL,TECSOLとは…

それでは、教育に関するプログラムとは一体どのようなものでしょうか。
代表的な物として、TESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages)とTECSOL(Teaching English to Child Speakers of Other Languages)挙げられます。語学学校や大学で履修出来るコースで、英語を母国語としない人に英語を教えるノウハウを学びます。座学だけでなく実践も交えて学ぶことが出来るので、自分自身も海外の教育を体感することが出来ます。
修了すると証明書が発行されます。

TKT,CELTAなどの資格を取ろう

国際的な資格を得たいという方にお勧めなのがこの資格。TKT(Teaching Knowledge Test)とCELTA(Certificate in English Language Teaching to Adult)は、共にケンブリッジ英検の種類です。TKTは英語教育を行うに当たって十分な知識があるかを測る試験となります。一方CELTAは、英語を母国語としない成人に英語教授を行うための英語をケンブリッジ大学認定資格。英語教授経験の少ない、またはない方向けの試験です。更に上にはDELTAなどがありますが、こういったケンブリッジ大学認定の試験を受けることで、帰国後も自信を持って教育に取り組むことが出来ます。また、海外でも教育に携わるチャンスが巡ってくる可能性が高いです。

どの国でも、教育は財産です。とても大切な物だからこそ奥が深いのです。
海外で教育に携わりたい方は、ワールドアベニューまでお問い合わせ下さいませ。

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