キャリアカウンセラーが解消!お子さんが海外進学するときの5つの不安

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留学制度

実は近年、中学生、高校生の世代から海外の中高への進学、またその後の大学進学を目指される方が増えてきているという事実をご存知でしたでしょうか。先日、オーストラリア大使館主催のオーストラリア留学フェアに参加する公立の専門学校や大学のパートナーエージェントとして参加してきた際にも多くの海外進学や留学を考えている高校生の方、またその親御さんとお話させていただきました。

高校を卒業してからの大学進学であれば年齢は18歳。ある程度、自分自身で判断し動いていける年齢です。しかし、中高生ともなれば、年齢は13歳、14歳。13歳、14歳の子たちが自分たちで重い荷物を引っ張って空港にいき、飛び立っていく姿を想像するだけで、胃のあたりがソワソワと不安になってきますよね。

そこで今回はキャリアカウンセラー兼留学カウンセラーの寺田が、海外進学をする際の5大不安と、その不安に対する答えをご紹介いたします。

キャリアカウンセラーが解消!お子さんが海外進学するときの5つの不安。

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1. 本当に安全?
2. 生活はどんな形式になるの?
3. 留学費用はどのくらいかかるの?
4. 海外の教育水準って高いの?
5. 中高から海外に進学した場合、日本国内外での海外進学はできる?
さいごに。
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1. 本当に安全?

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親御様からいただく最初のご質問が、「安全面」です。
当然のことながら、治安や時差、生活水準の高さ、公共機関の充実度など、安全に且つ快適に生活ができるのかどうかは、大きな不安要素です。

本当に安全かどうかは、国や都市によって大きく異なります。
そこで、治安に関してご参照いただきたいのは、外務省 海外安全ホームページです。テロや内戦などはもちろん、感染症が流行っているかどうかなども踏まえ、各地域の渡航時の注意事項とその危険度が目に見えるかたちで掲載されています。

特に注目いただきたいのは、近年、価格面から人気の出ているフィリピンやフィジーです。この地域はリゾート地として開発されている地域は見た目によくとも、暮らしてみると、生活面にはかなりの不安を覚えると思います。大学生以上の方が自己責任で渡航されるのであればまだしも、中高生のご留学ではおすすめはできません。

逆におすすめの地域はどこか。

治安のよさは当然ですが、その中でも時差が少なく親日家も多いと言われるオーストラリアやニュージーランドです。シドニーやブリスベン、メルボルンやパースなどある程度の規模の都市であれば公共機関に問題はありませんし、wi-fiなどのインターネット環境も(日本よりは多少ストレスがかかりますが)、問題なく利用できるため、日々の生活を送る環境としても整っているといえます。

他にも下記の記事と合わせてご覧ください。
シドニー生活、治安のホンネ。暮らして分かった安全事情
オーストラリアと日本の時差は1時間?サマータイム(Daylight Saving)について知ろう!
 

2. 生活はどんな形式になるの?

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生活には大きく下記の2つのタイプがあります。
1、ホームステイ
2、寮

オセアニアであれば、原則的にはホームステイ(食事付き、一人部屋)となります。
寮をご希望の場合は、私立のボーディングスクールといって全寮制の中高一貫校にご入学いただく必要があります。寮生活となると、原則的にはある程度厳しいルールがあり、就学面のサポートもしっかりとしていることから、きちんと勉強に集中させたい、または集中したいというお気持ちをお持ちの方におすすめです。ただし、公立・州立の教育機関(中高)と比較すると、全体的な生活費用や学費は1.5倍くらいの価格となります。

ホームステイの場合、「(ホストファミリーと)何かあったときの変更は可能ですか」というご質問をよくいただきますのでその点を補足しておきます。

結論から申し上げますと、やむを得ない状況・事情であれば変更という手段も可能です。
ただ、ホームステイファミリーは、児童虐待を含めた犯罪歴がないかどうかを確認され、定期的な訪問もうけています。また、多くの学生様を過去に受け入れている実績から、なかには日本人の気質や性格の特徴を捉えているご家族もいらっしゃるため、そこまでナーバスにならずとも大丈夫です。
日本でもそうですがご友人宅に宿泊すれば、同じ日本人なのにもかかわらず各家庭の料理の味付けや生活の習慣に驚くことがあるように、ホストファミリー宅でも、びっくりすることはああります。しかし、そこはぜひそれ異文化を理解しにきたのだと捉え積極的にコミュニケーションをとっていっていただくことを心がけていただけると良いかと思います。

こちらの記事もご参照下さい。
ホームステイと寮。留学するならどっちにすべき??
ホームステイをする時の注意点

▼Study in Queensland Government School – Haruka from Japan

 

3. 留学費用はどのくらいかかるの?

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中高留学の相場は、
公立高校・ホームステイ 年間300~350万円
私立高校・全寮制 年間500~550万円 となります。

費用の大半は学費と生活費です。
その他に、航空券代金、海外留学生保険、ビザ申請諸費用、留学会社のサポート費用が必要となります。
いつのタイミングでどのお金がどのくらいかかるのかは、国や州、各教育機関によって異なりますので、ここでは全てを語り尽くせません。詳しい内容に関しましては、ワールドアベニューまでご連絡ください。

費用のことならこちらも参考にぜひご参照ください。
海外留学の費用について知っておきたい5つのポイント(出費編)
高校留学(ニュージーランド)の概要はこちら

scholorship

 

4. 海外の教育水準って高いの?

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結論から申し上げて、海外の教育水準は、高いです。

例えば、オーストラリアには43校しか大学がありません。しかし、この43校内の7~8校か、世界大学ランキングでトップ100位にランクインします。アメリカの場合は3,000校のうち約30校、イギリスは180校中18校、カナダは75校中4校、ニュージーランドは8校中1校が同様にトップランカーです。
では日本は・・・現在約780校あると言われる大学のなかで、わずか5校しか入っていません。
今はまだ少なくとも、海外の大学と併願する学生や、高校卒業後の進学先の選択肢として海外の大学が挙がってくる日もけっして遠くはありません。
※2015年9月 QS世界大学ランキング(イギリスの大学評価機関「クアクアレリ・シモンズ社(Quacquarelli Symonds :QS)」が毎年9月に公表している世界の大学のランキング)より

当然、そこに付随する中高のレベルも、日本の高等教育と比較して、けっして低くないことがおわかりいただけるかと思います。

 

5. 中高から海外に進学した場合、日本国内外での海外進学はできる?

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はい。
海外の中高を卒業後、日本国内、また海外への進学は可能です。
近年、日本の高校・大学もより国際的な学生を取り込むため、海外からの留学生や帰国子女の受入には前向きな姿勢を示している大学が多く、特に、外国語大学や、国際関係学部が有名な大学などでは帰国子女枠の入試枠を設けるところも多くあります。

また海外での進学も可能です。
進学までのルートは、高校時の成績や、卒業時の試験結果などによってさまざまですが、きちんと高校3年生の年次をご卒業または修了いただければ、大学や短大、専門学校などへ進学が可能です。詳しくは無料留学カウンセリングをご利用ください。

オーストラリアの大学進学に関する概要はこちらから
オーストラリア 高校留学の概要はこちら

 

さいごに。

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大学進学だけではなく、ご帰国後の就職(活動)を心配される親御様も多いですが、私は、大学進学だけではなく、近い未来、大学卒業後の就職にも絶対的に有利になると考えています。

例えば、先日もオーストラリアの大学を卒業されたクイーンズランド州政府駐日事務所で働かれるフォーサイス伊織様にインタビューさせていただいた際にも(該当記事はこちらから)感じたことですが、大学卒業後の就職先が、就職先を日本だけではなく、その大学を卒業した国へ、また世界へと広がるのです。

まだまだハードルの高い選択肢に感じてしまう方も多いかとは思いますが、ご興味をお持ちであれば、ぜひお気軽にご相談ください。

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