モデル・イラストレーター五島夕夏の      ワールドアベニュー留学相談体験レポート
英語の勉強法

英単語の意味を日本語訳を頼りに覚えると、『leave』『forget』のように似ているようで実は決定的に異なる意味を持つ英単語をきちんと区別して覚えることができません。このような『似たように感じられる英単語』ですが、私達が「似ている」と感じるのは同じような言葉を使って日本語に訳しているからであり、ネイティヴスピーカーからしてみれば異なる単語は異なる意味を持つ、つまり明らかにその言葉達の意味は違うのです。

参考記事:”あなたの英語の使い方、間違っていませんか?日本人が間違えやすい英語表現”
https://ryugakumagazine.com/english/9746/

今回は上記記事の第2弾として、日本語で『見る』と訳すことのできる3単語 ”watch”, “look”, “see”の違いについて、英訳を踏まえながらお話していきたいと思います。(`・ω・´)ゞ
(出典:Oxford Dictionary)

【watch】: “注意深く、じっと、観察するように見る”

◆ watch: to look at or observe attentively over a period of time
▶一定時間じっと注意深く、観察するように見ること

皆さんが日常生活で「じっと見る」ものは何でしょうか。中学校の英語の授業で『watch』という単語を習った時、『I watch TV.』のようにテレビとセットになった例文をよく目にしませんでしたか?これは安易に解釈してしまうと、「『watch』は『TV』と必ずセットで使われるんだ!つまり、『テレビを見る』の見るは『watch』!」と理解しがちになってしまいます。この覚え方が大間違いだということでは決してありませんが、正しい解釈は「テレビを見る時の『見方』に『watch』が当てはまる」ということです。見たい番組がある人でも特にない人でもテレビをつけたらちょっとした間テレビを見てしまいますよね。この「じっと対象物を見つめ続ける」状態が『watch』です。

【look】: “目を向ける”

Photo via VisualHunt

◆ look: to direct one’s gaze in a specified direction
▶特定の物に目線を向ける

前述の通り、『watch』は「一定の時間じっと見つめる」という意味で、よく例文では『I watch TV.』(テレビを見る)という意味で紹介されます。では、下に紹介する2つの例文A・Bのうち『あのテレビを見て!』という意味を持つ正しい例文はどちらだと思いますか?
 
A.『Watch that TV!』
B.『Look at that TV!』

正解は、、、『look』を使ったBの文です。
『watch』のセクションで少し触れたように、『テレビ』『見る』の組み合わせだけで『watch』が必ずしも使われるわけではありません。穴埋め問題やライティングで『見る』ことについて問われた時まず考えるべきこと、それは文中の主語が『どのように見ているのか』という点です。上で触れた例文『あのテレビを見て!』の『見る』は「テレビに映る番組を見て!」という意味ではなく、「テレビ(という物体)を見て!」⇒「テレビの方に目を向けて!」という意味なので、『目を向ける』という意味の『look』を使うことが正解となります。なお、「テレビを見て!」の例文のように『目を向けるべき物』が文の中で明確にされている場合は『look』の後に『at』を伴います。

【see】: “景色や物が見える、目に入る”

Photo via VisualHunt.com

◆ see: to perceive with the eyes; discern visually
▶目で知覚すること、視覚で認識すること

『watch』と違い、『see』は「何かをじっと見つめなくても、その何かが自然に視界に入っていて見えている状態」の『見る』として使われます。例えば外を歩いていて鳥が頭上を飛んでいるのが見えた時、『I see a bird flying above my head.』など、意識しようと見たわけではなく、何かが突然視界に入ってきたとき、もしくは注意深く目を凝らして見るわけでなく、景色のようにどこを見渡しても視界に入っている状態の『見る』⇒『see』となります。

おわりに

『見る』のように人間の五感を通して知覚する言葉は『知覚動詞』とよばれ、今回紹介した”watch”, “look”, “see”のように英語においては様々な単語が『見る』の中でも異なった意味を持ちます。他にも『聞く』⇒『hear』『listen』のように、知覚動詞は意味の違いが特別大きいわけではないため意味の違いを正しく学ぶためには『主語がどのように動作を行っているのか、見る・聞くがどのような状態にあるのか』を考えることが大切です。そしてこの考え方こそが『日本語訳で英語を理解する癖をなくす』ことに繋がり、「日本語という余計な概念をなくして、英語の文章が表す意味そのものから考える」というレベルに達する近道にもなり得るでしょう。次回第3弾では『聞く』▶『hear』『listen』の違いについて解説したいと思います。

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