英語の勉強法

先日、留学時代の友人に1年ぶりに再会しました。
彼女は、友人がアメリカでインターンシップをしているということから、アメリカへ遊びに行き、その帰りがてら東京に寄り、関西へと帰って行ったのですが、彼女が会った際に話していたのは、世界の英語レベルに関してでした。

アメリカへ行った際に、ネイティブアメリカンの英語に圧倒され、慣れる迄に少し時間がかかったと話してくれました。(もちろんある程度話している間に慣れたみたいですが)
それだけでなく、周りのヨーロピアンがネイティブアメリカンの言ってることをほぼ100%理解し、コミュニケーションを取っている姿に目を奪われたそうです。
彼らヨーロピアンは、留学をした経験もなく、自国の英語教育だけでスピーキングとリスニング力を培っていたのです。
日本人は持っていない英語力だと、話してくれる彼女は、英語力向上にさらに火がついたようでした。

基本的に、ヨーロッパを飛び回って仕事をしている彼女ですが、使う言葉は英語。
イタリア、スペイン、フランス、ドイツなどの英語を聞き取り、コミュニケーションを取ることは容易ではないですが、”慣れ”があれば、きちんと聞き取るができるが、”慣れ”がないと、会話に出遅れてしまう。
つまり、常に耳に英語を入れ、聞き慣らすことが、リスニング力をあげるコツであることは、やはり間違いないようです。

ちなみに、常にヨーロピアンの英語を耳にしている彼女は、ネイティブ・アメリカンの英語がすぐに分からず、ヨーロピアンの英語の方が理解出来るようになっていたとのこと・・・慣れって怖いものですね。

では、そんな世界中の英語が関わってくるPart3のコツを紹介します!

Part3からが難問

Part3は、会話問題で、全30問。
2人の人物の会話が流れ、それに対する設問が3つ。
それぞれの設問には4つの選択肢があり、そこから解答を導き出します。
ちなみに、会話文は1度しか流れないので、集中して聞くようにしましょう。

また、アメリカ英語に加え、カナダ英語・イギリス英語・オーストラリア英語話者が話すこともある為、それぞれの英語の特徴を掴んでおく必要があります。
これは、アメリカ系英語とイギリス系英語の根本的な違いをまず学習し、あとはとにかく耳を慣らすしかありません。

会話として多いのが、オフィスでの会話や取引先との電話での会話、レストランの予約など、場所・時間・人が交差し、解答を選ぶ際に混乱する会話文が多く出題されます。
Part3の会話文を聞く際には、まず“場所”に注目しましょう。
どの場所で話をしているのかで、会話のイメージをつかむことができます。

先読みがカギ!!

このパートで大切なのは、設問・選択肢を先読みすることです。
まず、最初の1問目に関しては、Part3の概要説明をしている間に先読みしてしまいましょう。
そうすると、流れてくる会話文の大まかな内容は把握することができます。
何を聞かれるかわかっていれば、会話文を聞きながら、解答を選ぶことができますが、ここで注意!!
解答が分かったからと言って、すぐにマークシートに記入するのは、やめましょう!
その間に会話が進んでしまい、聞き逃し、パニック状態に陥ったら、TOEIC問題出題者側の思うツボです。
1度パニックに陥ると、耳に英語が入ってこなくなりますので、もし聞き逃したら悪あがきはよして、捨てましょう。笑

これを1問目から出来ると、先読みの流れが出来てきます。
解答速度が上がれば、次の会話文が流れてくる迄の間に、次の設問を先読みすることが出来るようになり、常に会話文が流れてくる前に設問を理解している状態を作り出すことが出来ます。
ここで注意すべきは、最初は無理して選択肢迄すべて把握しようとするのはやめましょう。
私は、これをやろうとして、会話文が流れ始めてしまい、最初の数単語を聞き逃す羽目になりました・・・
まずは、設問だけを先読みし、何度も試験回数を重ね、慣れてきたら、選択肢も先読みするようにしましょう!

ちなみに、マークシートにはすぐ記入せず、会話文が終わってから記入した方が良いと述べましたが、解答が分かった瞬間、その解答を指で抑えたり、鉛筆の芯で痕をつけたり、解答がどれであったかわかるようにしておくのもコツです。

言い換えに注意!!


このパートには、会話文で話されているフレーズと選択肢で記載されているフレーズが言い換えされていることが多々あります。
例えば、ミーティングや納期の延期・アポイントメントのキャンセルの時に使用される単語。
「延期する」は、”postpone”ですが、これを熟語に直すと、”put off”となります。
また、「キャンセルする」は、”cancel”ですが、熟語に直すと、”call off”となります。
つまり、会話文では、”postpone”と出てきていたが、正解選択肢には”put off”と入っていて、同じ単語が入っていないことから、選択肢からはずしてしまうことも想定して、引っかけ問題を出題してきます。

こういった単語・熟語だけでなく、文そのままを言い換えしているものもあるので、文章そのままを記憶するのではなく、「何を言いたいのか」を理解し、同じ単語・熟語を使っている選択肢を探すのではなく、同じ内容を違う言い回しで表現している選択肢を選ぶことが正解率を上げるコツです!

実はこのような引っかけ問題に、まんまと引っかからない為には、常に身近にある英語に触れておく必要があります。
よく、お客様へ利用をオススメしているのが、英字新聞やラジオのニュース。日本にいる時には、わざわざ購読したり、ラジオを聴いたりをしないかもしれませんが、海外滞在中には、ビジネス系の記事やニュースを読み聞きする英語環境を簡単に手に入れることが出来ます。
英語の感覚を高めるには、海外へ行くことがベストチョイス!
留学に関しては、ワールドアベニューまでお問い合わせ下さいね!

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