TOEICは、まずリスニングパートのコツを掴め!と言います。
確かに、リスニングパートは、コツが掴みやすく、スコアを取りやすい傾向にあります。
特に、今回紹介するPart2は、一度コツを掴み、集中して聴けば、答えが自ずと見えてくるパート。
Part1のコツを掴んだら、次はPart2に取り掛かり、リスニングパートをとっととやっつけてしまいましょう!
Part2ってどんなパート?
Part2は、全部で30問。
そして、解答時間はなんと約5秒。笑
私は、最初にこれを聞いた時、正直「なんだそれ。笑」と思ってしまいました。
元々、300点代のスコアしか持っておらず、日本人が得意と言われているリスニングのスコアが低かった私にとって、約5秒で問題を解くなど、未知の世界だったのです。
ちなみに、このパートは、問題用紙を見る必要がありません。
問題も解答選択肢も、全て音声で流れるので、集中力を高め、とくかく耳を澄ませることが大切です。
Part1が終わり、ちょうど耳が慣れてくる頃なので、集中もしやすい!と同時に、眠気が襲ってくるのがこのパート。文字を見ないので、子守唄のように流れる英語の音声を聴いていると、ついうとうとと・・・
そして、Part3の終わりの方で目が覚め、「あちゃーー。泣」となることが何度かありました。笑
さて、私の失敗談はさておき、このパートを攻略する為のコツをお話していきましょう。
誰が何故いつどこで何をしてどうなのかを把握せよ!
Part2で大切なことは、5W1Hをきちんと聴きとること。
まず、質問文には、Yes/Noで答えられる質問と答えられない質問が存在します。
例えば、
Q:Are you a girl?
A:Yes, I am.
上記は、Yes/Noで答えられます。
では、こちらはどうでしょう。
Q:When is your birthday?
A:My birthday is March 10th.
こちらは、Yes/Noでは答えられません。
疑問詞(What/When/Where/Why/Who)がつく質問文には、必ずYes/No以外の答えを返さなければなりません。
また、このような場合も、Yes/Noでは答えられません。
Q:How was your birthday party?
A:It was amazing.
このように、”W”がつく5つの疑問詞と”How”を使った質問文の場合、絶対にYes/Noの選択肢を選ぶことは出来ません。
つまり、消去法で選択肢を絞っていくことが出来ます。
そして、質問文についている疑問詞によって、選ぶ選択肢が変わります。
“Who”と聞かれた場合は、選択肢に人物が入っているものを選び、”When”が入っている場合は、時を表す単語が入っているものを選ぶ。
これさえ、出来れば、Part2のたいていの問題は解けます。
ちなみに、この5W1H、質問文の冒頭についていることから、聞き逃すこともたまーーーにあります。
(うとうとしている時に聞き逃します。私だけかもしれませんが。。。)
そんな時は、焦らず主語を聴き取りましょう。
主語が分かれば答えられる問題は、意外と多いので。
後半部分の問題に潜む引っ掛け問題
ここまで聞いていると、「あ、なんだ。疑問詞をちゃんと聞き取って、それだけYes/Noで答えなければいいのか。簡単じゃん!!」と、思いがちですが、それは間違いです。
あくまで、疑問詞を聴きとるのは、ある程度のスコアを取る為の基本スタンスであって、高スコアを取る為には、これだけでは不十分です。
そこで気を付けていただきたいのが、Part2後半部分の問題。
最初の方は簡単だけど、後半になると徐々に難易度が上がるという試験傾向は、どの試験においても当てはまることですが、このPart2においてももちろん当てはまります。
後半部文で気を付けて聴いていただきたいのが、一般疑問文という、通常Yes/Noで答えられる問題。
前半部分に出てくる一般疑問文は、Yes/Noで答える問題がほとんどですが、後半部文に関しては、素直に聴いていると騙されます。
最初は、優しく接してくれていた彼が、急に冷たくなり、あれ?私彼のこと信じていたのに・・・となる感じですね。
そんな裏切られ方はしたくないですよね。。。
なので、皆さん気を付けて下さい!
後半部分に出てくる一般疑問文は、Yes/Noで答えないことが非常に多いので、注意して質問文を聴きましょう。
注意して聴くのと、そのまま素直に聴き入れるのでは、全然違います。
最初の優しさだけで、問題を判断してはダメですよ!
TOEICのコツは、学校で教えてもらえることと教えてもらえないことがあります。
問題をとにかく解いて解いて解きまくる。
そうすると、自ずとコツが見えてきます!
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▼最後にPart2でよく出るフレーズをおすそ分け。
・Could you~?/Can I~?などの依頼文
⇒解答の選択肢として、I’m sorryなどの分かりやすいものもありますが、I’m afraid notなど、普段あまり目にしないようなものも出てくるので注意
・Why don’t you~?
⇒”Why”がきたーーーと思ったら大間違い。これは提案の文なので、good ideaやI think…など、その提案に対する反応が答えとなる
・Can I speak to~?/May I speak to~?
⇒He is not available(彼は今電話に出られないのよ)など、特殊な表現も入ってくるので注意
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