モデル・イラストレーター五島夕夏の      ワールドアベニュー留学相談体験レポート
勇気づけられる洋楽
英語の勉強法

こんにちは、ササキノノカです。

みなさんは洋楽を聴くときに歌詞を読んだりしますか? なかなか歌詞まで見る人は少ないかもしれませんが、洋楽の歌詞はどれもストレートな表現が多く、歌詞を理解するととても勇気づけられるものばかり。

そこで今回は、ヒットソングの中からも特に勇気づけられる洋楽を歌詞とあわせてご紹介いたします!

 

“Stronger (What Doesn’t Kill You) ” – Kelly Clarkson

Kelly Clarkson(ケリー・クラークソン)は、アメリカのFOXテレビで放送されているオーディション番組『アメリカン・アイドル』(American Idol)にて、約1万人の応募者との激戦を勝ち抜き優勝したポップロックシンガー。

夢を持ってテキサスからカリフォルニアへ出てきたのにも関わらず、彼女の家が火事になってしまい、泣く泣くテキサスへ戻ってきた彼女。
その時に友だちに勧められて応募したのが『アメリカン・アイドル』でした。

そんな彼女の経験が詰まったのが、こちら『Stronger』です。

 

 

超ヒットソングのため、「聴いたことある!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。力強い彼女の歌声もそうですが、歌詞も力強い内容となっています。特に勇気づけられる歌詞をいくつかピックアップして見ていきましょう。

 

You know the bed feels warmer
Sleeping here alone
ほら、ひとりで寝ている方が
ベッドが暖かく感じるわ

What doesn’t kill you makes you stronger
死ぬほどツラいことが、人を強くさせるの

Doesn’t mean I’m lonely when I’m alone
ひとりだからといって、孤独なわけじゃないわ

What doesn’t kill you makes a fighter
死ぬほど困難なことが、人を戦士にさせるの

 

最後の “What doesn’t kill you makes a fighter”の箇所ですが、こちらはドイツの哲学者ニーチェの

What does not destroy me, makes me stronger.
私を破滅させないものが私を強くする

という言葉から来ているそうで、つまり「死ぬこと以外、かすり傷」、どんな困難なことでも生きている限り乗り越えられるよ、とメッセージが込められています。

 

“Jar of Hearts” – Christina Perri

ウエイトレスをしながらシンガーソングライターとして活動をし続けていたChristina Perri(クリスティーナ・ペリー)。彼女が大ブレークするキッカケとなったのがこの曲、『Jar of Hearts』です。

 

失恋から立ち直ろうとする女性の気持ちを歌っており、日本の失恋ソングと比べてやはり一語一句が力強い。

実際に歌詞を見てみましょう。

 

But I have grown too strong
だけど私は強くなりすぎてしまったの

To ever fall back in your arms
あなたの腕に中に落ちることはもうないわ

So don’t come back for me
だから、戻ってこないで

Who do you think you are
自分を誰だと思っているの

“too A to B” で「Aすぎて、Bできない」という意味になります。自ら「私は強くなりすぎたから、あなたの元には戻らないわ」というメッセージは男性顔負けのカッコ良さを感じます!

 

“Chandelier” – Sia

「顔を見せない歌手」として有名なSia(シーア)は、オーストラリア出身のシンガーソングライター。『Chandelier』はグラミー賞最優秀レコード賞に輝き、また、プロモーションビデオに出演した天才美少女ダンサーMaddie Ziegler(マディ・ジーグラー)の爆発的な表現力に注目が集まるなど、話題性に富んだ作品となりました。

 

そして、もう1つ、この曲の魅力となっているのはシーア本人の経験になぞらえた歌詞。アルコールと薬の依存症だった彼女の苦悩がフレーズ、一つ一つに刻まれています。

 

I’m the one “for a good time call”
私はただの「都合のいい女」

Phone’s blowin’ up, they’re ringin’ my doorbell
電話が鳴って、彼らはドアベルを鳴らすわ

 

1,2,3 1,2,3 drink
1、2、3  1、2、3と飲んで

Throw em back till I lose count
数えられなくなるまで、酒を飲み干すわ

I’m gonna live like tomorrow doesn’t exist
明日なんてないかのように私は生きていく

“blow up “で「爆発する」というのが直訳ですが、Phoneと一緒に使われるときは「電話が鳴る」という意味になります。

シーアは有名アーティストに楽曲提供もしていました。そして歌詞にあるとおり「都合のいい女」として扱われ、そこで生まれた葛藤からか、アルコール依存へ。それでも「なんとかこの状況から抜け出したい!」という気持ちを歌ったのが『Chandelier』でした。

シーアの独特の歌い方と刹那的な歌詞がマッチし、心が揺さぶられる一曲です。

 

“Bitter Sweet Symphony” – The verves

1989年に結成されたイギリスのロックバンド、“The verves”(ザ・ヴァーヴ)

メンバー間の確執による解散などが祟ってか、ボーカルのリチャードはドラッグ中毒に。しかしグループは再結成、リチャードと確執があったニックもバンドに戻ってきて、満を持して出したアルバム『Urban Hymns』はバンド史上最高のセールスを記録しました。

 

『Bitter Sweet Symphony』は、直訳すると「甘酸っぱい交響曲」。歌詞の内容もリチャードの経験を彷彿させるようなものになっています。実際の歌詞がこちら。

 

No change, I can’t change
変わらない、変われない

I can’t change, I can’t change
俺は変われない、変われないんだ

But I’m here in my mold
俺はここにいて、自分の殻に入ってる

I am here in my mold
俺はここにいて、自分の殻に入ってる

「変われない」と言い続けたリチャードが依存症を克服し、バンドをヒットへと導いたという事実に勇気づけられます。

余談ですが、The VervesのリチャードはOasis(オアシス)のギャラガー兄弟と仲が良く、リチャードの活動休止中にOasisが発表した『Cast No Shadow』はリチャードを励ますために作られたというのは有名な話なんだそう。

 

“Oh Father” – Madonna

今や、紹介することもないほどに「ポップスの女王」として名高いMadonna(マドンナ)ですが、実は長い下積み時代がありました。それでも「ここまでのし上がってやる」と固い意志を保ち続けられた背景には、彼女の幼少期の特別な環境があったのです。

というのも、彼女は5歳のときに実の母親を乳がんで亡くし、以降、新しくやってきた継母との確執や、父親からの虐待に苦しんでいました。

 

そんな当時のフラストレーションや葛藤をそのまま歌にぶつけたのが、この『Oh Father』です。

 

You can’t hurt me now
あなたはもう私を傷つけることはできないわ

I got away from you, I never thought I would
考えもしなかったけど、あなたの元から私は離れたの

You can’t make me cry,
あなたは私を泣かせることなんてできないわ

you once had the power
かつてはそんな力も持っていたけれど

「get away from A」は「Aから逃げ出す」という意味です。

一語、一語に感情がほとばしり、ビリビリ来るような強い歌詞。歌詞自体は明るいものではありませんが、辛い過去を歌という創作物に昇華させ、「ポップスの女王」にまで上り詰めた彼女の強い気持ちには励まされる感じがします。

 

“The prayer” – Anthony Callea

2004年の『オーストラリアンアイドル』というオーディションから人気に火が点いたAnthony Callea(アンソニー・カリア)ですが、実は最初の投票では落選となっています。

それでも、審査員ワイルドカードで復活し、週ごとに段々と人気が増してきて、最終的には全豪で1位となり、審査員からも高い評価を受けました。

 

 

I pray you’ll be our eyes, and watch us where we go.
僕はあなたが僕たちの目になって、僕たちが行く先を見てくれるよう願っています

And help us to be wise in times when we don’t know
そして僕たちを賢くなるために手助けしてください、僕たちがわからなくなったときに

Let this be our prayer, when we lose our way
これは僕たちの祈りです、僕たちが道に迷ってしまったときの

Lead us to a place, guide us with your grace
僕たちをその場所へ案内してください、あなたの優しさで導いてください

“help A to B” で「AがBするのを手伝う」という意味になります。

この曲、『The prayer』にはそんなアンソニーのひたむきな思いが反映されているような気がします。敗者復活後、じわじわと結果を伸ばした彼のことを思いながら聞けば、どんな苦しい状況からも這い上がってこられるような気がしてきますね。

 

“Relax, Take It Easy” – Mika

日本でもファンの多いMika(ミーカ)は、レバノン出身のシンガーソングライター。自身も親日家で、日本の文化や音楽に影響を受けているのだとか。

ポップな楽曲が多い印象のミーカですが、内戦、それによる国外退去、父親の拘束、いじめ、難読症など、あまりに壮絶すぎる人生を歩んできています。

 

初のシングル『Relax, Take It Easy』では、そんな過酷な現実を受け入れ、しかしポジティブに向き合ってきた彼のスタンスが表れています。

 

Relax, take it easy
さぁリラックスして、気楽にいこうよ

For there is nothing that we can do
僕たちができることは何もないんだから

Relax, take it easy
さぁリラックスして、気楽にいこうよ

Blame it on me or blame it on you
僕の責任?そうじゃないなら君の責任だよ

“Blame A on B”で「AのことでBを責める」という意味になります。

こんな風に「どうにもならないこともある」という風に言われると、かえって前向きになれる気もしてきませんか。

 

“Don’t speak” – No doubt

ハード・コア・スカ・パンクをルーツにしたNo doubt(ノーダウト)は、80年代後半に結成されました。グラミー賞を2つ受賞するなどの輝かしい功績の裏で、波乱万丈な経歴も。

最も苦悩したであろうメンバーは紅一点のグウェンです。彼女はボーカル、ジョンの自殺、兄エリックの脱退が重なり、結果も出ない中、自らがボーカルを務めるなどして、バンド存続に全力を注いできました。そんな折、メンバーであり、恋人でもあったトニーとの破局で、彼女はどん底に突き落とされることとなります。

 

そんな中、ビルボードの”Hot 100 Airplay”にて16週連続1位を記録するという空前の大ヒットを飛ばした『Don’t speak』には、グウェンの失恋の苦悩が刻まれています。

 

Don’t speak
言わないで

I know just what you’re saying
言おうとしていることはわかっているのよ

So please stop explaining
だからお願い、言い訳なんてやめてよ

Don’t tell me cause it hurts
言わないで、傷ついてしまうから

ちなみに歌詞中の”Stop 〜ing”で「~するのをやめる」という意味ですが、これが”Stop to A”になると「Aするために止まる」という全く異なる意味になってしまうので、注意してください。

この曲を機にシンガーソングライティングにも自信をつけた彼女。歌詞自体は失恋の辛さを物語っていますが、そこから立ち直ったグウェンの姿を思うと、勇気づけられます。

 

“It’s like that” – Maliah Carey

「恋人たちのクリスマス」などでお馴染みのMaliah Carey(マライア・キャリー)ですが、低迷期と呼ばれる時代もありました。

1999年にレコード会社を移籍後、心身共に不調となり、度重なるゴシップや同時多発テロなども相まって、移籍したレコード会社から契約を打ち切られてしまった彼女。2005年にアルバム『The Emancipation Of Mimi』を発表するまでの間、苦しい時期が続きます。

そんな時期を乗り越えて、生み出されたのが『It’s like that』でした。

 

一度落ちるところまで落ちた人間の強さがうかがえる歌詞が、こちらです。

 

‘Cause it’s my night
それは私の夜だから

No stress, no fights
ストレスもない、戦いもない

I’m leavin’ it all behind
もう全て忘れてしまおう

No tears, no time to cry
涙もない、泣いている時間もない

Just makin’ the most of life
ただ、人生を楽しむだけよ

ちなみに”leave it all behind”で、「全て忘れてしまおう」という意味、”make the most of A”で「Aを最大限に活用する、Aを思い切り楽しむ」という意味になります。

 

“Someone like you” – Adele

イギリスの歌手Adele(アデル)は、人気投票企画『サウンド・オブ・2008』でトップとなったことをきっかけに、デビューアルバムがチャート初登場1位を記録するなど、一躍有名となりました。

アメリカのグラミー賞最優秀新人賞受賞や、最優秀女性ポップボーカルパフォーマンス賞の受賞など、誰もが認める実力の持ち主です。

 

そんな彼女の歌の特徴はなんと言っても、自身の恋愛経験を綴った歌詞。

恨み節ともとれる強烈なフレーズも数多く散りばめられていますが、それほどに強く込められた彼女の思いが失恋したたくさんの女性たちの共感を生んでいるのです。中でも、絶大な人気を誇っているのは『Someone like you』。タイトルからも切なさがにじみ出ています。

 

Never mind, I’ll find someone like you
気にしないで、きっとあなたみたいな人を見つけるわ

I wish nothing but the best for you too
あなたにとって最高なことだけを願ってる

Don’t forget me, I beg
私のことを忘れないでね、お願い。

“Nothing but A”で「ただAのみ、Aにほかならない」という意味になります。

余談ですが、元恋人への思いを歌にしてきたアデルも2012年に恋人との間に子どもができたことを発表。同年に出産するなど、元恋人への未練を嘆く「不幸な女」から一転、今ではすっかり幸せ者になっています。そんな彼女を見れば、いつか必ず春が訪れるのだと信じられる気がしませんか。

 

おわりに

いかがでしたか?

普段、何の気なしに聴いている曲であっても、意味や書かれた背景などが分かると、グッとくるものがありますよね。また、歌詞に出てくるイディオムを覚えられるなど、英語学習にも有効な洋楽。早速日常に取り入れて、「少しでも英語のある」有意義な生活を過ごしてみてください!

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