日本から海外へ留学や旅行へ出発する時に悩むのが、限りあるスーツケース容量に何をどれだけ入れて持っていくか、ということ。別便で送るにしても送料が高いので、ムダをなくして効率良く荷造りをしたいですよね。そこで、日本からオーストラリアへ来る人のために、コスメや生活用品など女性向けの持ち物を中心に「必要なモノ」と「必要のないモノ」を筆者の実体験を元に仕分けします。賢く荷造りをして、オーストラリアに来てから快適な生活を送れるように、参考にしてみてくださいね。
留学に必要な持ち物のリストやダウンロードや印刷して確認したい場合は、以下のページをご確認ください。
留学に必要な持ち物とは?【持ち物リスト・ダウンロード可能】
①薬、サプリ
海外で病気になったらどうしよう…と考えて、頭痛薬や風邪薬、湿布、虫刺されの薬など思いつく限りの常備薬を日本から持って来る人は案外多いのですが、実際そんなに使わないことがほとんど。備えあれば憂いなしですが、オーストラリアも先進国なので日本にある市販薬と同様のものが手に入ります。しかも、たいていの市販薬が日本より安いんです。医師からの処方薬や持病の薬はもちろん持参したほうがいいですが、常備薬は数日分を荷物に忍ばせておく程度で良いのでは。
健康に気をつけるあまり大量のサプリメントを持参する人もいるようですが、荷物として重くてかさばりますし、オーストラリアでは日本より豊富な種類のサプリが手に入るので、あまり心配しすぎないほうが良さそうです。
ヘア・ドライヤー
女性の持ち物でかさばるのがドライヤー。「どうしてもこのドライヤーじゃなきゃダメ」というこだわりがある方は本体+コンセントの変換プラグを持参することになりますが、日頃から特にこだわりのない方は家電は基本「現地調達」がオススメです。
また注意すべき点として、オーストラリアの電圧(240V)に対応していないドライヤーの場合、本体+コンセントの変換プラグで使用してしまうと爆発してしまう恐れがあります。電圧が対応していない電化製品は、変圧器を使うことで使用することが可能ですが、ドライヤーなどの消費電力が大きい製品は高価で大きくて重い変圧器を購入する必要があります。
Kマートやターゲットなどの量販店では、ドライヤーも十数ドルから買えます。変換プラグを失くしてドライヤーが使えなくなる心配もありませんし、日本へ帰国する際にはセカンドハンド(中古)として安く売ってしまうこともできます。値段や性能は、Kマートなどのオンライン・ショッピング・サイト(http://www.kmart.com)で確認できます。電気毛布(Heated Blanket)なども買えますよ。
③ヘアケア、スキンケア製品
「オーストラリアには良いシャンプーが無いかもしれない!」と心配のあまり新品のボトル2本を持ち込んだ友人がいますが、結論は「こんなに重いもの持ってこなくてもよかった」。日本で売られているパンテーンもダヴもロレアルの製品もありますので、ご心配なく。値段は日本より少し高いですが、数ドルの差のためにスーツケースを重くするのはあまり賢い方法ではないかもしれません。どんな製品があるか気になる方はColesなどスーパーマーケットのオンライン・ショッピング・サイト(http://shop.coles.com.au/online/national)で事前にチェックしてみては。
他にも、化粧水や乳液などのスキンケア製品もクレンジング剤も、日本で売られている海外ブランドとほとんど同じものが売られていますし、オーガニックやナチュラル系の製品もたくさん。それぞれ1本ずつは日本から持ってくるとして、それが切れたら現地で買うほうが安上がりですし、ローカルの良いコスメなどを開拓するという海外生活ならではの楽しみもぜひ味わってみてくださいね。
④生理用品
定期的に買わなければならないナプキン(Pad)やタンポンなどの生理用品は、日本で買うより高い印象があります。普通サイズのナプキン15枚前後入りで2ドルから、高いものだと同量で5ドルくらい。最初の1〜2ヶ月分くらいは日本から持ってくると安心ですね。オーストラリアは物価が高いですが賃金も高い国なので、現地でアルバイトなどを見つけてしまった後は、買う物の値段が気にならなくなることでしょう。
⑤コンタクトレンズの洗浄液
かさばるし重いコンタクトレンズの洗浄液、持ってこないで済むならそのほうがいいですよね。オーストラリアで洗浄液を安く買うには通信販売が一番です。中には日本と同じ製品を買えるサイトなどもあるので、スーツケースの中がボトルでいっぱい、なんてことにならないようにしましょう。
スーツケースのパッキング(荷造り)は?
ちなみにスーツケースをこれから購入される方に、オススメはMサイズ(70〜80リットル)です。飛行機の預け入れ荷物の最大サイズ(Lサイズ)は一見何でも入って便利そうなのですが、よほど注意して中身を詰めないとたやすく重量オーバーになってしまうのが悩み所。私は事前に色々な人に話を聞いた上で、荷物の預け入れ2個が可能なエアラインを選び、Mサイズのスーツケース2つにオールシーズン用の荷物を詰めて、2年滞在の予定でオーストラリアに来ました。「必要なものは現地調達!」と考えていたので、また、バックパッカーのような移動の毎日という予定ではなかったので、自分の生活スタイルに合っていたようです。後から必要なものを実家から送ってもらうこともできますが、1週間程度で届く国際宅配便は段ボール1つで送料が最低1万円くらいになります。まずは渡航後のご自身の生活スタイルと、自分にどうしても必要な持ち物をよく見極めて、荷造りも楽しんでみてくださいね。
Comments
関連記事もどうぞ
「海外留学」
のことなら何でもご相談下さい
ワールドアベニューでは、世界各国の海外留学プログラムをご紹介するだけでなく、海外教育機関と協力し、ワールドアベニュー限定プログラムを提供しています。興味をお持ちいただけた方は、まずはお気軽にご相談ください。