【2017年版】オーストラリアの名字ランキングを見てみよう!

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オーストラリア留学 News

佐藤、鈴木、高橋、田中、渡辺(渡邊)。これらは『日本人で最も多い名字』として、毎年ランキングの1~5位までを占める名字です。皆さん自身がこれらの名字を持っているかもしれませんし、小中高と通ってきた学校のクラスには1人くらいは必ずこの中の名字を持つ人がいたでしょう。

それでは、私たちが生活するここ『オーストラリアで多い名字』は何なのでしょうか?欧米を含む西洋文化では異本や中国のようなアジア圏とは異なり「名前 名字」の順で名乗るため、ファーマルな場でない限りお互いを名前で呼び合うため、私たちが彼らの名字に親しみがあまりないのも無理はありません。それでも今回『オーストラリアで多い名字ランキング』にランクインしている名字は私たち日本人にとっても聞いたことがあるものが多く、なかには「これって下の名前じゃなかったの?」というものまで結構あります。今回は『2017年版 オーストラリアで最も多い名字ランキング TOP 10』を“名字の由来”と共にご紹介していきたいと思います。

【ソース元】 
Common Australian Surnames and Their Meanings, ThoughtCo., 03/04/2017
https://www.thoughtco.com/common-australian-surnames-and-their-meanings-1421657

【TOP画像】
Photo via Visualhunt

10位:White

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【由来】色の「白」そのものから来ている。

白って日本語でも「純白」「美白」といった綺麗なイメージを与える言葉として使われているため、「ホワイト」さん と聞くとなんとなく綺麗で素朴なおばあちゃんが思い浮かびませんか?「ホワイト」さん がいれば「ブラック」さん がいるのも事実。「黒」はなんとなく暗いイメージを持っている人もいるかもしれませんが、ブラックさんが悪人ということではないので先入観は持たないように!

9位:Martin

【由来】ローマ神話に登場する戦の神マーズ(マルス)から派生した、古代ローマにおける下の名前“マルティナス”から来ている。

由緒正しい由来、ここで登場しました!ローマ神話の戦いの神に由来する名字だなんてキラキラネームならぬ、キラキラ“サー”ネームですね。。(失礼)

8位:Johnson

【由来】”son of John (gift of God)”=“神の子/神からの贈り物”
 
下の名前としても好まれて使われる“Johnson”。まさかこんな尊い意味が込められていたなんて、、!

7位:Nguyen

【由来】中国語で“(音楽の)楽器”という意味。

オーストラリアの名字ランキングで初!アジア人の名字がトップ10入り!!オーストラリアで住んでいる人にとっては馴染みのあるこの名字。私の周りのベトナム人はほとんどこの名字を持っていると言っても過言ではないくらい、『ベトナムで多い』名字。ベトナムで多い名字がオーストラリアで多いということは、ベトナム人の移民が多く、そのまま代々オーストラリアで生活している家族の割合が多いことがよくわかります。

6位:Taylor

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【由来】英語の『tailor』(洋服の仕立て屋)にあたる。元はラテン語で“切る”という意味の『taliare』から来ている。

こちらも8位の『Johnson』同様、下の名前としても使われる名字。世界的有名シンガーソングライター“テイラー・スウィフト”が下の名前として『Taylor』と名付けられた人の一例。

5位:Wilson

【由来】英語/スコットランド語で“son of Will”=“ウィル”の子。『Will』は「守ることをやめない兵士」をいう意味を持つ。

WillのsonだからWilson、、( ゚Д゚)。こちらも男の子の下の名前としてよく使われています。『Wilson』自体は『William』のニックネームである場合もあるので、初めて出会った人が『Wilson』と名乗ったら本名は『William』である可能性もありますね。

4位:Brown

【由来】色の「茶」そのものから来ている。

10位の『White』に引き続き、出ました『色』シリーズ!(/・ω・)/ 「黒川」さん、「白井」さん、「青山」さん、「赤井」さん など日本人の名字もわりとカラフルですが、こういった部分は世界共通なのでしょうか。なんだか微笑ましいです。(*ノωノ)

3位:Williams

【由来】5位の『Wilson』とほぼ同じ。”son of William”。ただし、諸説あり。

5位の『Wilson』が『William』のニックネームだっただけに、大元である『Williams』が堂々の3位にランクイン!ニックネームがそのまま名字として成立するのであれば、大元の方がもっと人口が多いということ確かに筋は通っていますね。3位にランクインした名字としての『William』には語尾に『s』が入っているということを忘れずに。

2位:Jones

【由来】8位にランクインした『Johnson』の由来に等しい。“son of John”=”gift of God”=神からの贈り物
  
8位の『Johnson』と同じ由来であってもこちらの方がより名字として使われている人口が多いそうです。

☆1位☆ Smith

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【由来】金属を扱う職業(例:鍛冶屋、金属細工人)を表す『smith/blacksmith』から来ており、専門的な知識や能力が必要とされた最初の職業でもある。そのため、この職に関する技術や知識を身に着けるため世界各地で訓練が行われた。その結果、世界に存在する名字の中で最も多く使われている名字となった。
  
堂々の1位は『Smith』でした!この由来あっての堂々の1位。そして上記で挙げたとおり、オーストラリアのみならず、世界中で最も広く知られている名字であることも驚きの事実ですね。( ゚Д゚) 
ちなみに、私が前に働いていた遊園地には『Smith』という名字の同僚が3人いました。そのうち2人が『David Smith』という同姓同名。。きっと『David』も『Smith』もそれぞれ多く使われている名前・名字なのでしょうね。

まとめ

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オーストラリアで一般的とされる名字の由来は、古代ローマや『神』が関係する由緒正しいものもあれば、『色』が関係するものが多く見られましたよね。
名字は下の名前とは違い代々受け継がれていくものなので、広く使われているものであればあるほど古い歴史が由来しているものが多いように感じました。一方で、『色』がそのまま名字になっているものが2つもTOP 10にランクインしているのも興味深いですね。ご先祖様達はきっと名字を考えるのにネタ切れで『色』の名前をつけるということに手を出さざるを得なかったのでしょうか。また、移民大国オーストラリアならではともいえる、アジア人(ベトナム)で広く使われている名字が今年のトップ 10でランクインするということも起こりました。来年はこのランキングの順位がどう動くのか、今から楽しみで仕方ないです!

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