オーストラリアの「美術館」が凄い!写真撮影OK?フリーWi-Fi無制限?日本と違う楽しみ方にびっくり!

水田 真梨
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オーストラリア留学 News

美術館でアート鑑賞なんて少し敷居が高そう…と思う人もいるかもしれませんが、ここオーストラリアでは国民にも旅行者や留学生にも楽しく親しみやすい、くつろぎのスポットです。特に、国や州などが運営する美術館は誰でも無料で入場できる所がほとんどという寛大さ。シドニーの素敵な美術館を例に、「美術館の遊び方」をご紹介します。ぜひ足を運んでみましょう!

オーストラリアの美術館はお得がいっぱい!

美術館1日本で美術館へ行った経験はありますか?「美術なんてちょっと苦手…」「アートって訳が分からない…」なんて感じる人にこそ、ぜひオーストラリアの美術館を訪れてほしいです。というのも、日本における「美術館」のちょっと敷居の高いイメージをくつがえされること間違い無しだからです。
まず、国立や州立など公営の美術館は多くの場合、「入館料が無料」。アートを身近に感じ親しみながら暮らすことが当たり前の西洋文化圏では、こうしたケースは珍しくないようです。オーストラリアもその例に漏れず、居住者も非居住者も分け隔てなくタダで一流の芸術作品を観賞することができるのです。もちろん全ての美術館が無料ではありませんが、特別展などを除く常設展(所蔵作品を常時観賞できる一般スペースでの展示)は無料であることが多いので、訪れる際は、公式ウェブサイトなどで確認してみましょう。シドニーならオススメの美術館は以下の2つです。
 

【Art Gallery NSW】(NSW州立美術館)

<公式ウェブサイト>http://www.artgallery.nsw.gov.au
オーストラリア入植当時の様子を描いた風景画や、アートの本場ヨーロッパの有名作家によるルネサンス期から近代までの油絵や彫刻など、伝統的な様式の芸術作品がずらりと並ぶ州立ギャラリー。アジアの美術作品を扱った展示室もあります。最寄駅はマーティンプレイス駅かセントジェームズ駅で、シティ中心部から徒歩圏内です。
 

【Museum of Contemporary Art Australia】(オーストラリア現代美術館)

<公式サイト>http://www.mca.com.au
略称「MCA」として知られる現代アートの美術館。オペラハウスやサーキュラーキー駅から近く、クラシカルな建築とモダンなビルを合体させたような外観が特徴です。以下、実際にこの美術館の様子を見てみましょう!

写真撮影もできるMCAで現代アート三昧!

美術館2入り口の横にある大きな矢印マークはこのMuseum of Contemporary Art Australiaのアイコン的存在で、ここで記念写真を撮る人も多いです。これもれっきとしたアート作品。でも、写真撮影OKなんです。
日本だと「館内は撮影禁止」と厳しい制限のある所がほとんどですが、オーストラリアでは「フラッシュを使用しなければ撮影OK」の場合が多く、一部撮影禁止の作品にのみ「この作品は撮影禁止です」の表示があります。
作品を撮影できれば思い出にも残してSNSで共有もできますし、後で思い出してその作品について調べることも簡単ですよね。このように「アート作品は美術館の物ではなく、みんなの物」として寛大な姿勢で展示していることが伺えます。

覚えておこう!美術館のルール

美術館3これはMCAの地上階の展示室の入り口にあるかわいい案内板。

・NG⇒No Backpacks(リュックサック)、No Oversized Bags(大容量の荷物)、No Flash Photography(フラッシュ撮影)、No Umbrellas(傘)、No Food(食べ物)、No Smoking(喫煙)、No Drinks(飲み物)

・OK⇒Enjoy(楽しむ)、Download App(アプリのダウンロード)、Ask Question(質問する)、Pencil Sketching(鉛筆でスケッチ)、Come back(再び来館)

親しみやすくて分かりやすいですね。セキュリティの観点から大型の荷物などは持ち込みが禁止されていますが、クロークで無料で預かってくれますので、観光の途中でも身軽にアート観賞を楽しめますよ。
 

フリーWiFiで専用アプリをダウンロード!

誰でも使えるWiFiが提供されていることもオーストラリアの美術館の特徴です。というのも、専用アプリをダウンロードしてイヤフォンを付けて使用すると、アプリから作品解説が聞けるサービスを実施しているから。これ、とても画期的なのです。例えば、作品の前に立って「もっと説明がないと分からない…」と感じた時に、そのアプリを使えば作品の楽しみ方は一気に広がります。
ちなみに日本の一般的な美術館ではこの代わりに、受付で「音声ガイド」という音楽プレーヤーのような端末を有料で貸し出しているケースが多いです。
それではGround floor(日本の地上1階に相当)からLevel 4(地上5階)まで、展示室を覗いてみましょう。
 

タダでこんなに?!たくさんのアート作品に出逢える

美術館4人間サイズのスパイダーマンの模型を使ったこれも、もちろんアート作品。MCAの所蔵作品の中でも特に目を引く展示物で、思わず一緒に写真を撮る人も。
 
美術館5壁一面を使ったカラフルな作品。現代アートらしい大胆な色使いが印象的です。このMCAに限らず、オーストラリアの美術館の建物は窓がある展示室も多く、自然光で作品を観ることができ、とても開放感があって良いなと感じます。
 
美術館6オーストラリアの原住民アボリジニの伝統アートを現代的にアレンジした作品。たくさんのアボリジニの人々が、彼らの築いてきた歴史を新たな現代アートという形で世に送り出していることが分かり、オーストラリアを一層身近に感じられます。
この他にも、現代アートらしいびっくりするようなアイディアやワクワクの詰め込まれた作品がたくさん。映像を使ったインスタレーション作品や、機械のように動く作品など、思わず誰かにシェアしたくなるお気に入りがきっと見つかると思いますよ!

さいごに

いかがでしたか?美術館ならではのサービスや特徴を生かして、サーフィンやカンガルーだけではないオーストラリアの魅力をアートという側面から気軽に触れることができます。シドニーに来たらぜひ、美術館に足を運んでみてくださいね!

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