オーストラリアの銀行ATM、どうやってお金を引き出す? 分かれば安心、利用方法ガイド

水田 真梨
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オーストラリア留学 News

オーストラリアでの買い物はデビットカードでの支払いが主流ですが、店舗によっては現金のみ受け付けるというお店もあります。そのため、財布の中に少しは現金を用意しておきたいものです。そこで今回は、仕事の給与などが振り込まれる銀行口座から、現金を引き出す時のATMの使い方を徹底解説します。実際に初めての操作の際にATMの前で慌てないように、しっかり覚えておいてくださいね。

「Transaction(取引)」をやってみよう!

今回は、ナショナルオーストラリア銀行(通称NAB)のATMを例にご説明します。まず、カード挿入口に自分のバンクカード(日本でいうキャッシュカード)を入れると、上の写真のような画面が表示されます。
「Please enter your PIN, then press OK to continue(PINを入力し、OKを押して次へ)」
PINとは、銀行で口座を解説した時にもらうPINナンバーのこと。たいてい4桁の数字で、これがないとATMもデビットカード機能も使うことができないという重要な番号です。画面手前のキーを操作して番号を入力する際、他人に番号を見られないように注意しましょう。

「現金引き出し」は「Withdrawal」

次に、どんな取引をしたいか尋ねる画面が出てきます。画面右上から、「Withdrawal(引き出し)」「Balance(残高確認)」「Transfer(送金)」「Deposits(預け入れ)」などが並んでいます。
今回は現金を下ろすので、「Withdrawal」をタッチして選択します。

「口座の種類」を選ぼう

「Please select your account(あなたの口座を選んでください)」と表示された画面では、お金を引き出したい自分の口座の「種類」を選択します。「Cheque」「Saving」「Credit」などは全て口座の種別です。日本で「普通預金」や「普通口座」と呼ばれるような最も一般的な口座は「Saving」ですが、実際に自分の持っている口座の種類をしっかり覚えておいてくださいね。

取引明細書は?

オーストラリアの銀行ATMでも、もちろんレシート(取引明細書)がもらえます。紙で必要な場合は「Printed receipt」、画面上で残高を確認するだけでOKなら「Display balance」、レシート不要の場合は「No receipt」を選択すると次の画面に進みます。

いくら引き出す?

「Please select amount(合計金額を選んでください)」の画面でやっと、引き出したい希望金額を選ぶことができます。20〜500ドルまでの金額を選ぶことができますが、よく見ると「Or enter amount of your choice(または希望額を入力してください)」の文字があるので、画面手前にあるキーボードで直接金額を入力することもできます。

「Save transaction」って?

「この取引をお気に入りに登録しますか?」というこの画面。これは、ここまでに選択した「Withdrawal(現金引き出し)」→「口座の種類」→「レシートの要・不要」→「Amount(金額)」という一連の取引内容を記録して、次にもまた使えるようにしておくか、という意味の質問です。もし、いつも決まった額を引き出したいという場合などは、これを登録しておくと次回から操作が簡単に素早くできるようになります。

カードを忘れずに取る!

ここまで完了すると、スクリーンの右側のカード挿入口が緑色に光り、カードがまず出てきます。カードを完全に引き抜くと、次にいよいよ現金が出てきます。

現金を受け取る

先ほどカードが出てきた挿入口の下、「Cash」と書かれた部分が今度は緑色に光り、指定した額の現金が出てきます。くれぐれも、現金の取り忘れには注意してください(カードを取ったことに安心して現金を置き忘れて盗られてしまう、というケースが意外とあるのです)。現金引き出しのステップはこれで全て完了です。
ATMの操作方法、お分り頂けたでしょうか? 基本的には日本のATMと同じなので、TransactionやWithdrawalなどの単語さえ覚えてしまえば安心ですね! 銀行内にあるATMなら、営業時間中は店舗スタッフに操作を教えてもらうこともできます。
また、稀にですが「バンクカードがATMから出てこない!」というエラーが発生することもあるようです。そんな時も焦らずに店舗スタッフに確認するか、あるいはATMに書かれているコールセンターの番号まで電話をかけて対応してもらいましょう。
最初はドキドキするお金やATMの扱いも、一度経験してしまえば迷うことはありません。ぜひ、当記事を参考にして挑戦してみてくださいね!

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