オーストラリア=コーヒーだけじゃない!?オーストラリア発祥お茶専門店『T2』の魅力に迫る!

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オーストラリア留学 News

皆さんは「お茶」は好きですか?日本人にとって「お茶」とは、日本の文化・歴史を語る上では切り離すことのできないものであり、好き・嫌いに限らず小さな頃から家庭に必ずあって口にしてきた身近にある飲み物なのではないでしょうか。日本に限らず世界でも「お茶」はコーヒーと並んで何世紀もの間人々に愛されてきた飲み物であることは間違いないでしょう。ただ、お茶と一口に言っても皆さんがご存知の通りその種類は数えきれない程存在し、国や地域によって親しまれている味も様々。例えば日本人にとってのお茶は少し渋さのある鮮やかな緑色が特徴的な緑茶をはじめ、玄米茶や麦茶であるのに対し、イギリスはじめとする西洋文化では古くから「紅茶」が広く好まれていることが挙げられます。

それが近年、日本の緑茶や抹茶の持つ味わい深さや健康効果が地域を問わず世界各国で注目を浴びるようになり、また紅茶も日本でティーバッグタイプのものに限らず、ペットボトル飲料としても幅広く流通しカジュアルに飲まれるようになりました。世界のどこにいても様々な種類のお茶が飲めるようになったこの時代、イギリス文化が根強く浸透しているオーストラリアにも本場に引けを取らない国家の多様性を取り入れたユニークな紅茶とお茶の専門店があります。今回はこのオーストラリア発祥の専門店『T2』の歴史とT2ブランドの紅茶・お茶の魅力についてご紹介したいと思います。

T2の歴史

T2の1号店がオープンしたのは今から21年前の1996年。オーストラリアの中でも流行の最先端をいち早く取り入れ国内に発信する都市と言われているメルボルンのおしゃれな街フィッツロイで誕生しました。新しいものができたらそこの迷わず飛びつくのがオーストラリア人。尚且つそれが良質なものであれば何回でも足を運び買って楽しむ。そうしたオーストラリア人の購買意欲をくすぐるかのように、T2の紅茶の味と店内のエスニックな雰囲気は人気を集めていき1999年には商品の在庫がクリスマスまでに全て売り切れてしまうほどだったそうです。

2000年前半までには店舗数の拡大及び取り扱う茶葉の種類を増やし、また、ウェブサイトの運営を開始したことで自社商品のプロモーション・販売方法の拡大だけでなく、世界に広がる茶葉の歴史や味の特徴などを人々に伝えるなどの取り組みも行うようになりました。そして2000年後半から現在に至るまで店舗をオーストラリア国内のみならず、イギリス、アメリカ、ニュージーランドにT2をオープンさせ、また今年2017年にはシンガポールに記念すべき1号店をオープンさせました。こうしてメルボルンから始まったオーストラリアの小さな紅茶屋さんは、20年以上の時を経て世界各国の人々から愛される一流紅茶ブランドへ成長を遂げたのです。

• オーストラリア
NSW:25店舗
VIC:17店舗
QLD:10店舗
WA:6店舗
SA:4店舗
ACT:3店舗
NT:1店舗
TAS:1店舗

• ニュージーランド:7店舗
• シンガポール:4店舗
• イギリス:14店舗
• スコットランド:1店舗
• アメリカ:5店舗

T2が人気を集める理由 – 選びきれない程存在するフレーバー


T2が何故そこまで人気を集めるようになったのか、その理由の1つがベーシックなものからT2ならではと言っても過言ではないユニークなフレーバーとその数の多さにあり、ざっと数えてもその数は200種類を超えるほど。紅茶にあまり詳しくない人でも”English Breakfast”, “Earl Grey”といった紅茶の種類の名前を聞いたことがあるかと思いますが、T2では紅茶・中国発祥の白茶、ウーロン茶、緑茶、抹茶、ルイボスティーが代表的な赤茶、香草や花にちなんだハーブティー、果物の風味をあしらったハーブティーのこれら8つの一般的に飲まれている種類の紅茶・お茶の種類のうちに“オーストラリアらしさ”や“特定の国らしさ”をふんだんにあしらったブレンド茶葉を数多く提供しています。ここではほんの一部ではありますが、名前を聞くだけでも興味が湧いてしまうようなT2ブレンドのごくごく一部をお茶の種類ごとに紹介します。

紅茶 – Black tea

• Aussie / Perth / Brisbane / Sydney / Melbourne / Canberra / Adelaide Breakfast
オーストラリア風・オーストラリアの各州都にちなんだEnglish Breakfast

• Auckland Breakfast
ニュージーランドの大都市にちなんだEnglish Breakfast

• Hobart Breakfast
タスマニア州の州都にちなんだEnglish Breakfast

• Singapore Breakfast
シンガポールの国民的スナック「カヤトースト」の風味をココナッツ、パンダンと絡めたプ―アール茶

• Blue Mountain
シドニーの観光地「ブルーマウンテン」にちなんだバニラ風味の紅茶。茶葉の中に混ぜられている美しい紫色のヤグルマギクの花びらがブルーマウンテンの自然を思わせる。

• Lamington
オーストラリア発祥のスポンジケーキ「ラミントン」をモチーフとした紅茶。チョコレートの甘味とほのかに香るココナッツが感じられる。

• Banana Bake
バナナの甘味とバニラの柔らかな風味が口と鼻の中にいっぱいに広がる紅茶。寒い冬に温かくして飲めば心も体も温まること間違いなし。

• Caramel Brownie
とろけるキャラメルを合わせたチョコレートブラウニーの味を紅茶で再現。

• Choc Chip Chai
スパイスの効いたチャイティーとチョコレートの風味が重なれば紅茶を飲んでいるだけでスイーツを食べた満足感が得られるかも?

白茶 – White tea

• White Rose
繊細な味を持つ白茶に薔薇の高貴で薫り高い味わいを混ぜた豪華な“香”茶。

• White Flowery Pekoe
茶葉に練り込まれた甘い百合の香りが飲んでから口の中でずっと残る贅沢な一品。

ウーロン茶 – Oolong tea

• Oolong Chocolate Chai
ウーロン茶の味わい深さとチャイのスパイス、そしてチョコレートのやわらかな甘みが出会った、T2だからこそ再現できた新感覚ウーロン茶。

• Milky Oolong
バターとミルクからヒントを得た甘味を加えたウーロン茶。

• Oolong Berry
ウーロン茶にドライラズベリーを加え、ウーロン茶の繊細さとラズベリーの酸味が共存する新たな味わい。

緑茶 – Green tea

• Gorgeous Geisha
夏にぴったりの爽やかな煎茶。驚きなのは、名前にも使われている日本の美しい芸者さんの煌びやかな雰囲気の中にある女性らしさをストロベリークリームの風味で表現しているところ。

• Buddhas Tears
T2ブレンドの中でも最も有名で人気を集める種類の1つ。高貴な味わいを持つ緑茶にジャスミンの華やかな味わいを織り交ぜた商品。

抹茶 – Matcha

• Choc Matcha
抹茶パウダーとオーガニックのカカオパウダーは点てて飲んでも良し、お菓子作りにも最適!

• Cinnamon Matcha
抹茶とシナモンの出会いはあなたの想像を遥かに超える味わいを提供します。

ルイボスティー(赤茶)- Rooibos & Honeybush tea

• Honey Honey
南アフリカ由来の、蜂蜜の甘さと果物の味わいを茶葉の中にしたためたルイボスティーによく似たお茶。

• Red Choc Mint
ルイボスティーにチョコレートの甘さとペパーミントのキリっとした爽やかさを加えたブレンド茶。

ハーブティー – Herbal & Floral tea

• Mulled Wine Magic
赤ワインにスパイスを混ぜて作られるホットワインのアロマを茶葉に閉じ込めたハーブティー。味はもちろん、パッケージの可愛さだけで買ってしまうこと間違いない。

• Sleep Tight
レモンバームと呼ばれるハーブ、ラベンダー、ジャスミン、バラからできたハーブティーはあなたをその名の如く深い眠りへと誘います。

• Organic Beauty Queen
緑茶の茶葉、ジャスミン、イラクサ、カンゾウ根、ワサビノキなどお肌にとって嬉しい材料からなるハーブティー。どれも全て100%オーガニックなので健康・美容思考高めな女性必見。

ハーブティー – Fruit & Veggie tea

• Watermelon Sorbet
ローズヒップ、スペアミント、ハイビスカス、ブラックベリーの葉、メロンなど夏のプールサイドを感じさせる名前も味も爽やかでしかないハーブティー。
• Mini Pineapple
パイナップルを模るパッケージから想像できるように、味のベースはジューシーなパイナップルそのもの。その他にもフルーツをたくさん使用しているのでトロピカルな味わいを楽しむことができる。

値段

茶葉は大きなパッケージにそのまま入っているものとティーバッグに細かく分けられているものの2つのタイプがあり、値段は量とフレーバーによって異なります。

例)English Breakfast
•ティーバッグタイプ
25個入り(50グラム):$12
60個入り(120グラム、袋):$27
60個入り(120グラム、缶):$30

• 茶葉
100グラム:$12
250グラム(袋):$27
250グラム(缶):$30

例)Crème Brulee
• ティーバッグタイプ
25個入り(50グラム):$14
60個入り(120グラム、袋):$32
60個入り(120グラム、缶):$35

• 茶葉
100グラム:$14
250グラム (袋):$32
250グラム (缶):$35

種類がユニークなほどベーシックなフレーバーよりも若干高く、また茶葉で買う方が多くかつ手頃な価格で買うことができます。

T2が人気を集める理由 – 店内で様々な味の試飲・香りを楽しむことができる!

前セクションでは様々な種類のお茶の名前、材料、味の特徴などを簡単に紹介しましたが、T2独自のブレンドはどれもユニークであるがゆえ実際に飲んでみないと一体どのような味なのかが分からないと思います。そんな私達客側の気持ちを理解しているのか、T2は店内に常時5種類程のフレーバーをボトル又はポットで作って用意しているので誰でも気軽に用意されている紙コップに注いで試飲することが可能です。どうしても気になる味があるけどその味が試飲用に用意されていないということも少なくないでしょう。そのような場合でも店頭では多くの種類の茶葉がお皿の上に出されているので味わうことはできませんが、近くで実際に香りを楽しむことが出来ます。

季節や売れ筋によって試飲用に出される味、種類の数は異なるかもしれませんが何度も足を運べばたくさんの種類の味を確かめることができお気に入りのブレンドを見つけることができるでしょう。また、お茶の美味しい淹れ方や自分の好みに合うブレンドなどがわからなかったらフレンドリーな店員さんに聞いてみると色々と教えてくれます。

T2が人気を集める理由 – お茶好きにはたまらない!お茶をよりおいしく飲むための豊富なアイテム

T2の紅茶専門店としての魅力はただ取り扱っている茶葉がユニークで多い、ということに限りません。「紅茶を美味しく飲む」ということを追求し続けるブランドならではともいえますが、茶葉のみならずT2にはたくさんの『紅茶をより美味しく作る』ための様々なアイテムが手軽なものからタンブラー・ポットなどの大きな容器まで数多く取り揃えられています。また使い勝手の良さだけでなく、アイテムの可愛さがなんといっても魅力的。シンプルに一色でまとめられたものやスケルトンのものがあれば奇抜なデザインや柄のあしらわれた「T2らしい」ものもあるので、T2に足を運べば必ず好みのものが見つかることは間違いないでしょう。

また、T2は1年程前に日本の抹茶にインスパイアを受けた抹茶パウダー、及びに抹茶関連商品の取り扱いを開始したため、日本人でも持っている人の方が少ないような抹茶を点てるための茶筅(茶せん)や和風デザインが施されたお椀など、日本のお茶屋さん顔負けの専用アイテムも人気を集めるT2商品となっています。

T2が人気を集める理由 – オーストラリアでは珍しいギフトセットの豊富さ

オーストラリアで生活している人は共感できるかもしれませんが、オーストラリアにあるお店には贈り物に向いているような食料品やグッズを取り揃えているお店や、きちんとギフト用にラッピングしてくれるお店は多くありません。その点嬉しいことにT2といえば豊富な種類のギフトグッズを取り揃えているので、オーストラリアでは季節の贈り物や誕生日プレゼントなどに好んで選ばれることが多く、私も実際にガラス製のスケルトンのティーポットとフルーツティーの詰め合わせセットを友人から貰ったことがあります。金額やセットの種類は様々でシンプルに同じ味の系統の茶葉の詰め合わせからティーポットと茶葉のセット、お茶点てグッズつきの抹茶セットなどジャンルは幅広く、そして可愛らしい箱に入っているので贈る相手の好みや予算が決まっていれば贈り物に困った際には簡単にかつ素敵な物に巡り会えるでしょう。オーストラリアで一緒に生活している日本人の友達同士でクリスマスなどプレゼント交換をする時にT2かぶりすることは割りとあるあるです(笑)。

T2が人気を集める理由 – オンラインショップで手軽に購入可能

T2は店頭だけではなくオンラインでの商品販売も行っているので、忙しくてなかなかお店に立ち寄る時間がない人でも簡単に注文・支払いができます。尚且つ、

• 茶葉の写真
• 味や香りの詳細
• 原材料・アレルギーなど特定原材料の記載
• 美味しい淹れ方(茶葉の分量・蒸らす時間・お湯の温度)
• 発送可能な地域、返品に関する情報
• レビュー

などの情報を商品ごとにわかりやすく掲載しているので、店頭で手に取って選ぶのと同様にオンラインでも十分な知識と情報を得ることができ、気軽に購入できます。注意しなければならない点として、オンライン購入の場合注文額が$70以下の場合は$12の送料が発生するため、$70を超える注文をすればオーストラリア国内・ニュージーランドへの配送は送料を負担することなく行うことができます。また、200文字以内でギフトメッセージを無料で追加することも可能なので、発送先を贈りたい相手のお家にして相手を驚かせるなんてことも可能でしょう。

オンラインで商品を購入することに慣れていない、もしくは人を介せずにカード情報をオンラインで入力して決済をすることに抵抗がある人でもご安心下さい。購入手続きを行う前にはまず必ずT2のウェブサイト上でEメールアドレスを入力して個人情報の登録・ログイン用パスワードの設定を行わなければならないことと、SSLと言われるウェブサイト上で入力された情報を暗号化して伝達するシステムが採用されているため知らない誰かに入力したカード情報が読み取られる心配はありません。誰でも気軽に、そして安全に利用できる便利なオンラインサービスです。

T2が人気を集める理由 – 会員になったらお得な特典が盛り沢山!

最後に、『T2 Tea Society』というT2のメンバーシップに店頭、もしくはウェブサイト上で無料会員登録をすると以下に挙げられる嬉しい特典がついてきます。

• 無料ラッピング
通常ラッピングには$5.50かかるところを会員なら店頭でもオンラインでも無料でオーダーが可能。(※現在オンラインでのギフトラッピングサービスは休止中)

• 誕生日の週にテイクアウェイのお茶を1杯プレゼント☆
会員ページで前もって誕生日を設定しておけば、誕生日の週にID(パスポートなどの身分証明証)を提示することでレギュラーサイズのT2商品を無料で1杯プレゼントしてもらえる。

• 不定期開催のワークショップ・試飲会への招待
T2主催の試飲会やワークショップに関する情報をいち早くゲットでき、参加することができる。

• 会員限定のイベントへの招待
• スタンプカード
会員に配布されるスタンプカード『Tea Timeカード』にスタンプを11個貯めると無料で紅茶のキューブボックスが貰える。(※店頭での購入のみスタンプを貰うことができる。また、購入時にスタンプ対象外となる商品がある 例:茶葉の詰め合わせ)

• 新商品に関する情報の先取り
一般発売する前に新商品に関する情報を教えてもらえる。

おわりに

オーストラリアといえばコーヒーのイメージが私たち外国人の中では強く浸透しているかもしれません。ですが、オーストラリアには実はT2という日本未上陸の自国発祥の紅茶専門店があり、T2が欧米・東南アジアを中心にその名を広めた背景にはオーストラリア人の国民性にも表れている異文化に対する柔軟性、そしてそれらを更にアレンジして自国性をも織り交ぜる独創性を紅茶の味や店内・アイテムのデザインに表現することへの成功があると考えられます。日本へのお土産にはもちろんのこと、毎日勉強に仕事に頑張る自分へのご褒美としてコーヒーも良いですが今日からT2の紅茶を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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