私が留学前に、そして留学を通して感じた事は
英語を勉強した時間=英語力
とはならない事です。
私が現地今まで出会った英語学習者は、半年以内でTOEIC700点以上を取得した方や、3年経っても点数が伸び悩んでいる方など様々でした。
言語の習得は単なる暗記ではありません。
実際に活きる英語を習得する為には、インプットだけではなくアウトプットも大切になります。
インプットに偏ってしまうと、必ず勉強した時間が実際の英語力に繫がるとは限らないのです。
今回は英語学習者が陥りがちな、失敗する英語学習法を3つご紹介致します。
失敗する英語の学習法①
レベルに合っていない教材を購入する
TOEIC800点取得する為の対策本を購入、政治経済の英字新聞を読む、海外ニュースをラジオで聞いてみる。どれも素晴らしい試みですが、それがご自身のレベルに合っている教材なのかもう一度考え直してみて下さい。
もし、今購入しようとしている教材がご自身のレベルに合っていないと初めて見る単語、表現が多すぎてモチベーションも下がり、結局学習が続かなくなってしまいます。
いくら英検1級レベルのリーディングを読んだとしても、ただ読んでいるだけになってり、海外の難しいニュースを聞いていても、それはただのBGMになってしまします。
英語は継続する事で少しずつ身について行く物です。
単語帳を開けて、見たこともない知らない単語が並んでいるとモチベーションも下がってしまいます。
教材は少なくとも1ページあたり知っている単語が半分以上載っている物を選びましょう。
問題を理解できる、読解問題が解ける事で勉強を持続させるモチベーションにも繫がります。
失敗する英語の学習法②
英語を聞きながら原稿を読む
通常リスニング教材には、付属のCDで読まれる英語の原稿と、日本語訳、そして出て来るであろう単語が記載されているかと思います。
ここで気を付けていただきたいのが、英語を聞きながら原稿を見てしまう事です。
え?だって何て言っているか分からないと、何て言っているか理解も出来ないし、、、
皆さんそう思いがちですが、ある程度が原稿なしで英語を聞く努力をしましょう。
実際に海外へ行ったとき、外国人が話す言葉には原稿がありません。
その為渡航前から、音で理解するリスニング力が必要なのです。
最初はすぐに理解出来なくても大丈夫です。
何度か同じリスニング教材を使い、どうしても理解出来ない部分をピックアップします。
そしてその後に原稿を見ながら読む事によってより自分の弱みが分かり理解度が増します。
最初から答えが分かってしまっては、音で理解しようとする英語力が身に付きません。
原稿はあくまで答え合わせとして、楽しみに取っておきましょう。
失敗する英語の学習法③
読解問題、ライテイング問題に時間をかける
読解問題を行う時、そしてラィティング問題解く時、必ず時間制限を設けるようにしましょう!
いくら問題が難しかったとしても、ひとつのリーディング問題にダラダラ時間をかけるクセがついてしまっては、実際に試験を受けた時に同じように解いてしまい時間内に全ての問題を解けない可能性があります。
1ページ程度のリーディングであれば、10分~15分を目安に問題含め解けるようにしましょう。
分からない単語が出てきた場合は、前後の文章を読んで単語の意味を予想します。
そして分からなかった部分に関してはすぐに答え合わせ!
そしてなるべく多くの問題を解いて行くようにしましょう。
60分で一つの読解問題を単語を調べながら解くより、60分で4つの読解問題を解く法が応用力も付き、英文を読む速さも身に付きます!
いかがでしたでしょうか?
せっかく多くの時間をかけた勉強が実際の英語力に繫がらないともったいない!
上記のポイントを踏まえて短期間で活きる英語力を身につけましょう!
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