モデル・イラストレーター五島夕夏の      ワールドアベニュー留学相談体験レポート
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就職活動を行う上でTOEICのスコアを見るという企業は非常に多いです。たとえ英語を使わない会社であったとしてもTOEICのスコアを一つの指針としているケースが多いからです。例えば大卒の学生を比べる場合、文学部卒業の学生と経済学部卒業の学生では土俵が違うためどちらが優秀かなんて言うことは図れません。
しかしTOEICを受けていれば「どちらの英語能力が優れているか」ということが分かり、より高いTOEICスコアを持っている方を「優秀」とすることができます。もちろん面接で気に入る、気に入らないがあったり、「今年は技術系の人間が一人欲しい」と明確な判断材料があったりするのであればTOEICスコアの優劣はさほど重要性はないかもしれません。
あくまで採用する際の判断材料の一つのツールとしてTOEICスコアがあるということを知っておいてください。そしてそのウェートは各企業によって違うし、人事の考えによっても違うのです。
下記、TOEICのスコアについて企業の考えについて紹介したいと思います。

TOEICのスコアを求める会社は二つに別れる


Photo credit: zeng.tw via Visual Hunt / CC BY-NC-ND

TOEICのスコアを求める会社は大きく分けると海外との関係が密で英語を日常的に使う会社と英語を日常的に使うことはないが入社の際の判断材料にするというタイプに別れます。
前者の場合、英語能力は必須条件になってくるため必然的に高い英語能力を求める傾向にあります。
一般的に「500点~700点程度のTOEICスコアがあれば履歴書に書いてプラスになる」とか「その程度あれば英語を使うような会社で働いてもとりあえずは困らない」とうたっているサイトがありますが、英語を日常的に使う会社に入りたいのであれば700点あったところで「何の足しにもならない」という可能性は高いです。そういった会社を狙うのであれば少なくとも750点から800点は持っておきたいところでしょう。
ちなみに私が外資系の海運会社の説明会に行った際に言われたのが「TOEICのスコアは問いません。が、900点以上は持っておいた方がいいでしょう」と言っていました。
逆に後者の「今現在英語を使うということはないけど、英語能力があったに越したことがない」というケースであれば500点あればプラスに作用することは多いでしょう。
いずれにせよTOEICのスコアを持っておくことは就職活動を行う上でマイナスに作用することはないので(450点以下程度だったら書かない方がいいでしょう)就職前に受けておくことをお勧めします。一度目は右も左も分からないというケースが多い為、最低二度は受けたほうがいいでしょう。(二度目にスコアが飛躍的に上がったという人は非常に多いです)

外資系の会社及び外国人の上司はTOEICスコアを気にしない傾向にある


Photo via VisualHunt.com

もしあなたが外資系の会社で働きたいというのであればTOEICのスコアはさほど見られません。しかしそれは「イコール英語能力を見ない」という訳ではありません。
特に外国人の場合TOEICのスコアにとらわれることが無いからです。彼らの考えは「意思疎通ができるのであればTOEICのスコアは問わない」というだけなのです。実際TOEICを受けたことが無いという外国人(英語をネイティブとしない人達)は非常に多いです。つまり彼らはTOEICのスコアを聞いてもあまりピンとこないことが多いのです。
とは言え私は、TOEICのスコアが高ければ高いほど「英語に対する抵抗感が低く、また新たな単語や言い回しを吸収スピードが速い、自分の伝えたい言葉が出てこなくてもそれを検索するスピード能力が速い傾向にある」と思っています。
以前私の上司だったイタリア人も同様のことを言っていたのであながち間違えた考えではないのかなと思っています。

TOEICスコアの目安

Photo credit: zeng.tw via Visualhunt / CC BY-NC-ND

下記国際ビジネスコミュニケーション協会が発表している企業が期待するTOEICスコアの目安とそのスコアについての私の意見を紹介します。(部門の後の数字が協会の発表スコアです)

国際部門で必要なTOEICスコア  655~865点

国際部門に配属される、もしくは配属されることを望むのであれば750点、最低でも700点は欲しいところです。一つ覚えておいてほしいのが700点だろうが865点であろうが英語で苦労するという局面は必ず訪れます。700~750点以上あるのであればそれ以降はTOEICのスコアにとらわれない英語力を身に着けることをお勧めします。

営業部門で必要なTOEICスコア 525~775点

営業部門に配属され、さらにそれが国際間での営業でない場合は500点あれば十分だと思います。
昇進したい、海外赴任を任されるようになりたいといった人であればそこから英語の勉強をする必要があります。

技術部門で必要なTOEICスコア 480~720点

技術部門で720はグローバルな会社を想定したスコアだと思います。エンジニアが自分で外国人のクライアントに商品の説明をする場合550点あれば十分でしょう。しかし、言葉の伝わり方一つで経営が傾く可能性があるといったレベルであれば900点あっても足りないくらいなのでそういった場合は通訳を付ける必要があります。

海外赴任で必要なTOEICスコア 555~765点

海外赴任する場合このスコアでは明らかに後々苦労します。800点は欲しいところでしょう。600点程度のスコアがあればコミュニケーションに自信が無くてもすぐに日常会話程度に抵抗感を覚えなくなることでしょう。しかし海外赴任するということは現地人に指示をしたり、現地人に混ざって業務を行ったりすることなので、700点程度では低すぎると思います。

中途採用社員で必要なTOEICスコア 585~795点

中途採用社員に求められることは英語力ではなく、その業界での知識や経験です。中途採用社員の英語力に関して重要視する企業が多いといった記事をよく見ることがありますが、むしろ英語力に関しては軽視する傾向があるというのが、私が転職活動を行った際に感じたことです。

新入社員で必要なTOEICスコア 450~650点

どのような会社に入社しようとするのかによりますが、500点以下であればあってもなくても……と言った感じです。

TOEICのスコアについて私が思うこと

Photo credit: takako tominaga via VisualHunt / CC BY-NC-SA

最後にTOEICスコアに関しての概念について紹介します。
「TOEICのスコアが欲しい」という人の多くは「就職の際履歴書に書くから」という理由があるからではないでしょうか。私も同じ状況下に置かれていたことがあるためその気持ちは痛いほど分かります。多くの人がとる行動として「TOEICスコアを手っ取り早くあげる」という行動が挙げられます。

そのため「英語力を上げる」というよりは「TOEICスコアを上げるためのテクニックを学ぶ」という行動をとりがちになります。最初はそれでいいと思います。600点程度をとるまではそういった方法で英語を学ぶのがベストではないでしょうか。
600点程度をクリアしたらあとは自分が使うジャンルの用語やセンテンスから派生していき英語力を高めていくのがお勧めです。私は貿易関係で英語を使わざるを得なかったのですが、貿易用語やよく使うフレーズを増やしていき、徐々にそこから派生する単語や言い回しを肉付けしていきました。「let me know~」や「thanks for~」というフレーズは一日に十数回は使用していたのでまるで母国語のように扱っていました。当たり前のように英語を使わなければいけない状況下に置かれると英語を勉強する時とは比べ物にならないほどの英語力が知らずに身についています。さらにそこでTOEICの勉強をすれば一気にTOEICスコアが伸びますよ! 外資系に努めている場合いきなりクビを切られるという話はざらにあります。そうなった際に慌てて転職活動のためにTOEICを受けようとしても遅いので、定期的にTOEICの試験をしておくことをお勧めします!

まとめ

■TOEICスコアを求める会社は「英語力を必要とする会社」と「スコアを採用のツールにする会社」に分かれる。前者では特に高いTOEICスコアを求められる。
■外資系の会社、それも外国人が上司である場合TOEICのスコアはさほど問われない。(英語を話せて当たり前と思われている感が強い)
■部署や行う仕事によってスコアの目安があり、就職の際の指針になることがあるが少なくともそれ以上のスコアは持っておきたい。
■TOEICのスコアを伸ばすにはTOEIC用の勉強をする→自分が使う英語から派生させて単語やフレーズを増やす→TOEIC用の勉強をするといった繰り返しが良い!
■定期的にTOEICのテストを受けておくと不測の事態の対応にもなる。
■以上TOEICに関する私の考えです。就職の際に必要になる可能性があるTOEICスコアについて何らかの参考になったら嬉しいです!

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