先日帰宅途中、四ツ谷の駅周辺を歩いていると、上智大学の学生さんでしょうか、こんな会話を耳にしました。
「なんだかさ、みんなとりあえず留学したら、就職活動に有利になるとかって勘違いしてるよなぁ。」
留学するにあたって大きな不安要素として挙げられる「帰国後の就職(活動)」。以前「海外でモテる人の10の特徴」をご紹介させていただきましたが、今回は、ちょっとまじめに、帰国後の就職活動を意識して、企業にモテる『留学』8の特徴をご紹介いたします。
- 厚生労働省指定キャリアコンサルタント試験合格者(キャリアコンサルタント GCDF6644-JP)
キャリアカウンセラー:寺田 麻友子キャリアカウンセラー・コンサルタントとは・・・進路、転職、異動、学習(能力開発)、人間関係、退職、独立、ワークライフバランス、現在の仕事内容、履歴書の書き方、面接の受け方、自己分析の仕方などで悩んだり、将来のことを考えたりする際に支援を行うプロフェッショナルです。留学経験を更なる人生の強みにしたいと考える方へ、専任のキャリアカウンセラーがキャリア支援を行います。
企業にモテる『留学』8の特徴
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1. ネイティブとの交流がある留学
2. 英語4技能を全てバランスよく伸ばせる留学
3. 明確な目標がある留学
4. スコアじゃない!「経験」そのものを語れる留学
5. フォーマルな英語を身につけられる留学
6. 失敗談ですら美談に変えられる留学
7. 現地のビジネスマンと出会える留学
8. 達成できるかどうか不安になるポイントがある留学
さいごに
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1. ネイティブとの交流がある留学
例えば、皆さんは、下記のそれぞれの適切な使い分けができますか?
・sensitiveとdelicate
・adultとmature
・reasonableとcheap
これらの適切な使い分けは、語学学校での「お勉強」だけでの習得は極めて困難。ましてや、フィリピンなどでノンネイティブの先生からの授業での習得はかなり厳しく、ネイティブスピーカーとの就労や就学を通じての交流、実際にコミュニケーションをとる経験が必要不可欠となります。
留学したものの、語学学校のなかの友達とばかり交流していた。
ワーキングホリデーで渡航したものの、アルバイト先は日本食レストラン。
これでは、ネイティブとの交流は持てません。
では、ネイティブと深い交流のもてる留学とはどんな留学か?
それは、ビジネスインターンシップや専門留学など、前半は英語力を向上させることに注力し、後半は、ローカルの企業で働いたり、ネイティブの学生と肩を並べ専門的な知識や技術を学んだりする留学です。
ビジネスインターンシップや専門留学では、実践的な英語力はもちろん、目標達成能力、チャレンジ精神、異文化理解能力、積極性など、今まさに企業が求める「グローバル能力」を総合的に習得することができる、まさに、就活で人生、一発逆転を狙える留学です。
2. 英語4技能を全てバランスよく伸ばせる留学
なんとなく喋れるけれど、文法がぐちゃぐちゃ・・・というのも困りものですが、日本人に多いのは、読み・書き・文法はできるけど、いざ「喋れ」と言われると喋れない・・・というケースです。日本国内だけで勉強してきたのであれば、「TOEIC900持ってます。(でも喋れません)」と言ったところで、まだ理解できますが、留学に行ったとなると、「喋れない=努力していない」と見られてしまいます。
そこで、確実に、読み・書き・聞く・話すの4技能を伸ばせると評判の英語コースをご紹介します。
アカデミックイングリッシュコース:
進学準備コース(EAP:English Academic Purpose)などとも呼ばれる英語コース。
大学や専門学校への進学に伴い、エッセーの読み方やレポート作成に必要なライティング・リーディング方法、プレゼンやグループディスカッションで必要なリスニング・スピーキング方法をバランスよく学ぶことができるため、大学や短大、専門学校進学レベルで、読み・書き・聞く・話すの4技能をバランスよく習得することができます。
ケンブリッジ英語検定対策コース:
以前に、「企業が求める英語力を正しく知ろう!」の記事で、「絶対エース」として紹介させていただいているケンブリッジ英検。ケンブリッジ英語検定は他の多くの英語試験と異なりマークシート形式ではありません。スピーキング力やライティング力なども採点規準となるため、試験対策そのものが自己表現力やコミュニケーションの向上につながります。目標とする資格を取得したあかつきには、生涯有効の資格と実質的なコミュニケーション力、両方を手にすることができます。
3. 明確な目標がある留学
「ビジネスシーンで活かせる英語力の習得」
「実践的なコミュニケーション力とTOEIC900点の習得」
「海外の友人100人GET達成」
なんでも、目標・目的を持つと留学期間の過ごし方がより有意義なものとなります。
就職活動においても
「なぜ留学しようと考えたのか」
「留学の目標、目的は?」
「留学で立てた目標をどのように達成しましたか?」
こんな人事からの質問にもすらすらと答えることができるはず。
ただ、「明確な目標」と言われても、「どうやって目標を立てればいいのかわからない」という方は多いと思います。
そんな時は焦って答えを出そうとするのではなく、
まず
・自分の嫌いなところ、変えたいところはどんなところか?
・自分のどんなところを成長させたいのか?
・将来どんな仕事をしたいのか?
など、「問い」からたててみましょう。
一人で考えていてもなかなか明確な答えが出てこない!!という方は、ワールドアベニューの留学個別カウンセリングをご利用ください!
4. スコアじゃない!「経験」そのものを語れる留学
2014年2月、2013年12月に就職活動を始めた大学生達対象に行ったアンケートで、「就職活動をする中で英語力の必要性が感じましたか?」という質問に対して「はい」と答えたのは、なんと全体の92%。そして、企業側のグローバル人材への意識も7割超え。「英語力」への注目は2010年頃から、右肩上がりに上がっています。そうなると、ついつい「英語のスコア」をアピールすることにばかり熱がいきがちです。
でも、実は、努力して習得した英語力をより明確に伝える方法は、「スコア」を提示することばかりではありません。
例えば、英語力のアピールとして、皆さんはどちらの方が「グッ」ときますか?
A:語学学校で毎日、9時から17時までの8時間、TOEIC対策と模試にあけくれ、必死にTOEIC900点を取得しました。
B:オーストラリアの○○○という現地のファイナンシャルプランナーのオフィスで、電話での情報確認、データ入力、データ整理業務などに従事しました。実際に働くなかで上司に対して自分の意見も主張できる、その分、自分の意見を主張しないと、自分の居場所がなくなる環境だ・・・と感じたため、積極的な報告・相談を心がけ、日々新しい業務にチャレンジできるよう努力しました。
Aは努力した事実と、その結果TOEIC900点を取得したという事実はわかるものの、習得した英語力で、いったいどこまで何ができるのか?が、伝わりませんよね。対してBの場合は、ビジネスシーンにおいて実践的なコミュニケーション力を有しているということを伝えることができる内容になっていると思います。
英語はあくまでコミュニケーションツールです。
コミュニケーションスキル/能力として英語を使えることをアピールできる「経験」を得られる留学は、おすすめです。
5. フォーマルな英語を身につけられる留学
「英語ができる」、「TOEIC900点持っている」とはいうものの実際に仕事のシチュエーションになってみると電話一つ満足にとることができない・・・なんてことが多々あります。
例えば、
お友達からの電話であれば・・・ “Hi! It’s me speaking^^” でOK!
しかし、仕事であれば・・・ “Thank you for your calling this is World Avenue Japan. Speaking please.”となります。
就職したものの、英語を使ってみたら、なんだか学生言葉のような英語ばかりで恥ずかしい・・・そんな思いはしたくないですよね?
そこで、ビジネスシーンにおいても恥ずかしくない英語を習得するための英語コースをご紹介します。
ビジネス英語コース:
ビジネスシーンで多用される英語表現や単語を厳選されたカリキュラムです。授業では新規各商品のプレゼンテーションを行ってみたり、英語での面接練習、英語での電話対応や、ビジネスレターの書き方、協業先やお客様とのミーティング時挨拶の仕方などを学んだりします。TOEICなどのビジネスに関連する英語力判定試験のスコアアップにも効果が見込めますし、ビジネスインターンシップへの足がかりにもなるコースです。
BULATS試験対策コース:
以前にも留学マガジンのなかで、「世界共通のビジネス英語試験」の記事でもご紹介させていただいておりますが、ビジネス英語能力テスト「BULATS」をご存知でしょうか。
BULATSは、ヨーロッパを中心として広く世界に普及している英語能力テストの一つで実際のビジネスシーンにおいて活用される「聞く」「話す」「読む」「書く」の4つの言語技能すべてを評価する英語力判定試験です。したがってその対策コースもまた実践に則したビジネス英語力の習得を目標としているといえます。
ビジネス英語力も伸ばせて、履歴書にも書ける結果を持って帰れるなんて最高ですよね!
これらのコースが有名な語学学校に関してはワールドアベニューの留学カウンセラーまでお気軽にお問い合わせください。
留学カウンセリング予約はこちらから
6. 失敗談ですら美談に変えられる留学
先にご紹介させていただいているビジネスインターンシップなど、ちょっとチャレンジングな留学って不安だな・・・と思われている方も多いと思います。それは、帰国後の就職活動において、失敗したことやうまくいかなかったことは、「話すとマイナスイメージになってしまうのではないか…」などと考えていらっしゃるからではありませんか?実のとこと、企業は、輝かしい順風満帆な成功体験談よりも、思い通りに行かなかったとき、ストレスやプレッシャーに負けそうになったとき、それをいかにどう乗り越えたのかのほうが聞きたい話だったりします。
留学経験者に期待される能力は、
□ チャレンジ精神
□ 異文化理解能力
□ 積極性
□ コミュニケーション力/スキル
□ 英語力
□ 理論性
□ 目標達成力 などとよく言われます。しかし、これらは、ときに辛い経験や、悔しい経験をせずして習得できるものではないからです。
例えば、私が担当させていただいたお客様のなかにこんなお客様がいらっしゃいました。
できるかどうか不安だったが、せっかく行くのであれば現地の企業や大学、カレッジ、専門学校などで、ネイティブと肩を並べて就労、就学の経験を積んでみたいと考え、ビジネスインターンシップに参加することを決意した。しかし、渡航後、必死に勉強したものの、渡航前の勉強がたりず、企業プレイスメントを通過できませんでした。周囲のサポートもあり、2度目のプレイスメントは通過したのですが、初回に通過できなかった悔しさと後悔を味わったからこそ、今後こんな後悔は人生において絶対に味わいたくない!という意識を高める結果となり、2度目のプレイスメントの通過と、その後のインターンシップ期間中の「目標達成意識」をぐっと伸ばしてくれたと思っています。
彼は留学渡航前、TOEIC250点。それが帰国後、大手外資系IT企業に就職を決めるまでにいたりまいた。
「チャレンジする留学」をすると、失敗談も失敗では終わらず、次に繋がる経験や自分の武器になるということなのです。
7. 現地のビジネスマンと出会える留学
新入社員の方がよく「まだまだ学生気分が抜けないな・・・」とぼやかれた、またはぼやかれているなんて話をきいたことはありませんか?
学生中から、社会人の方と交流をもち、社会で活躍する人たちの考え方を吸収しておくことは、社会人になってからも非常に大きな糧になります。
海外ビジネスインターンシップに参加されたお客様談なのですが、インターンシップ先の企業の上司の方に、就労後、お酒を飲みに、その方の行きつけのBarに連れて行ってもらった時のことです。
最初は上司の方と2人で飲んでいただけだったのですが、カウンターの別のことろから、他の会社の方がその上司の方に声をかけられました。その際、「うちの会社で働いているインターンシップ生なんだよ」と紹介してくださったそうです。
そこから、さまざまな話が展開するなかで、その目標達成意識の高さや、体調管理に対するストイックな考え方など、学生と社会人との「違い」を目の当たりにしたそうです。
ここで得た感覚や考え方は、就職活動においてはもちろんですが、就職後も役立つ経験になりそうですね。
8. 達成できるかどうか不安になるポイントがある留学
「あまり高い目標を掲げると、達成できるのかどうか不安になります」というご相談をよくいただきます。
しかし、この「不安」こそ、企業にモテる留学経験にする上で、非常に大切にすべきポイントなのです。
「これなら自分でも達成できそうだな・・・」そんな目標しかたてられないようでは、目標数値はどんどんと下がっていってしまいます。
高い目標に対して、どうしたら達成できるのかを必死に考え、目標達成に向けて努力することが自信の成長にもつながりますし、就活においても大きな強みとなることでしょう。
さいごに。
いかがでしたでしょうか。
ワールドアベニューでは、専門性の高い留学プランの提供はもちろん、渡航前後での厚生労働省指定キャリアコンサルタント試験合格者(キャリアコンサルタント)からのアドバイス、また、人材紹介会社リクルートキャリアや就活塾 株式会社KANATAとの協業などを介した最新情報の提供、帰国後就職支援など万全の体制で皆さんの留学と就活をサポートします。
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