3分でわかる！複雑な留学業界徹底解明！

「留学会社がありすぎてよくわからない」
「留学業界ってどうなっているの？」

留学したい！と思って調べ始めた皆さんがまず直面するであろう問題は、このようなものではないでしょうか。口コミを調べてもどれが本当か見極めるのは難しい時代ですから、判断材料とはなりがたいのも現状です。

実は、日本の留学会社は大小合わせて400社ほどもあります。これでは1日1社調べても、1年以上かかってしまいますね。

複雑に見える留学業界ですが、実はニーズに合わせてしっかりと選ぶことができるのをご存知でしょうか。
今回は留学業界内部にいる私たちカウンセラーが徹底解明をした留学業界を、この記事を見ているあなただけにお話したいと思います。
たった3分で、あなたはもう留学会社選びに迷わない！

学校の留学 vs 一般の留学会社

学校から留学にいくパターンもありますよね。学校からであれば、と安心される親御さんも多いのではないでしょうか。
学校の留学にも様々な種類がありますが、学校の留学には、ほとんどカウンセラーというものがいません。だからこそ、自分で留学プランを選んだり、準備の大半を行ったりしなければなりません。
また、多くの人から募集を受け付けるため、お申込み期間が限られており、かつ春などの早いタイミングとなります。
正確な情報を早く調べて、用意することが大切となります。

一方、一般の留学会社は、学校の留学ほどの安心感はどうしても得ることができません。しかし、プログラムや渡航時期に柔軟性があったり、学校の留学のように、すべての留学に英語力が必須というわけではありません。

学校のプログラムには、一般の留学会社を利用したり、提携したりしているものもあります。
一概に「学校=ベスト」と思うのではなく、しっかりと吟味しましょう。

無料エージェント vs 有料エージェント

「手配料無料！」と書かれたウェブサイトを見ると、「安くていいな」と思ってしまうのは人間の性です。特に多額の費用をかけていく留学であれば、なおさらです。

しかし、「無料」をそのまま受け入れるのは、危険です。

タダほど怖いものはないという言葉があるように、天使のような会社だけではないということです。
例えば、「約款」に書かれている規則・規定に注目してください。
会社によっては、「違約金に加えて、授業料の30%分はいただきます」などと書かれているところも！
手配料が無料なはずなのに、この30%、そして違約金は一体どこから出てくるのか。。。
無料だと謳っていたはずなのに、解約となると手数料がかかるそうです。

携帯契約の時などはついつい読み飛ばしてしまう約款。
もちろんお申込み時に解約のことなどそう考えないため、つい見逃してしまいがちですが、とても大切なものなのです。
留学業界には、旅行業界のような法律がないため、約款や契約に関する取り決めなどは各社に委ねられているのが実情です。そのため、上記のように消費者にとって不利な約款を定めている会社もあるのです。このような状況を踏まえ、留学を希望する消費者の合理的な選択と安心の確保、また、一方では、留学サービス事業の適正化に寄与して行くことを目的とし設立されたのがJAOS（一般社団法人　海外留学協議会）です。

JAOS（一般社団法人　海外留学協議会）は、1991年に留学業界の健全なる成長を目指し設立された留学事業者団体です。留学の啓蒙、留学事業者のガイドライン制定、留学カウンセラーの教育等様々な活動を推進しています。2008年一般社団法人格を取得し、現在は事業者団体に加え、オーストラリア大使館マーケティング事務所、ブリティッシュ・カウンシルなど在外公的機関等60を超える団体が加盟しており、安心できる留学環境実現のため、会員相互はもとより、日本国内外の教育機関、関係省庁、在外公館等との連携を密にし、我が国の不特定多数の市民、教育関係者、民間及び公益団体等の留学に関わる者に対して、十分な情報の提供や、留学教育・指導に必要な各種技能の研修・研究、留学トラブル等の相談助言に関する事業を行い、消費者の保護と国際社会に貢献できる人材の育成に寄与することを目指しています。
参照：JAOS（一般社団法人　海外留学協議会） 公式サイト

皆さんが留学会社を選ぶ上で非常に参考になる第三者機関、かつ制度だと思いますので、ぜひチェックしてみてください。
もちろん、無料エージェントの中にも、有料エージェントの中にも、またそれぞれ特徴がありますので、サポート体制もCheckすることをおすすめします。

現地エージェント vs 国内エージェント

現地に会社を構えるエージェントも多くあります。現地の最新情報がいち早く入ってくるとあり、安心される方も多いのではないでしょうか。
そこで注目していただきたいのが、出発前のサポートはどのくらいあるのか、です。
渡航後が肝心とはいえ、日本での準備がしっかり整っていないと、渡航ができません。
海外にいるスタッフとは連絡がとりにくく、結局時間だけが過ぎてしまうなんてこともしばしばあります。
「現地エージェント=詳しそう」
この図式も、今日から外してみましょう。

留学業界を解明してみました。
まだまだ実は細分化できる部分もありますが、大きくはこのようになっています。
どのような視点で見るか、何を基準にするかで留学会社選びは大きく異なってきます。
また、ネット上の情報だけでは、信憑性に欠けます。誰が書いているかわからない上に、発言に責任が持ちにくいからです。
留学を成功させるためにも、チェックすべき点をしっかりと抑えましょう。

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