シドニーを楽しむイベント⑭無料アウトドア短編映画祭「トロップフェスト(Tropfest)」2月開催!

水田 真梨
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オーストラリア留学 News

夏のシドニーは野外映画イベントの季節!心地良い夕暮れの風を感じながらビールを片手に、暗くなる夜空を背景に大きなスクリーンでフィルム上映を楽しむなんて、とても贅沢な夏の過ごし方ですよね。今回は、数ある野外映画イベントの中から無料で楽しめる短編映画祭「トロップフェスト」をご紹介。今年2017年の開催は2月11日(土)ですが、昨年の様子を元にひと足お先にどんな催しか見てみましょう♪

今年はパラマタで開催!

野外で映画を観る、というシーンは日本では決して多くはないかもしれませんが、ここシドニーを始めオーストラリアでは、夏は野外映画の季節でもあります。カラッとした気候のおかげもあって、夏の間じゅうずっとどこかしらで野外映画のイベントが開かれており、美味しい食事やお酒がセットになったチケットだと完売が続出するものもあるのだとか。
こうした各野外映画イベントでの上映作品は最新作や古典、アニメなどさまざまですが、毎年2月開催のトロップフェストは異色の「短編映画のみ」を上映するイベントです。しかも、この日のために世界中から数分間という超・短編の映画作品がたくさん応募され、実際に当日に上映されるのは厳しい審査を勝ち残った16作品だけ。そこから更に、観客が投票する形で最終的に人気作品が選ばれる、というのが恒例です。
開催は今年でなんと25周年。2016年まではシドニーシティから近い会場で開催されていたトロップフェストですが、今年は初の試みとして郊外のパラマタで開催することが決まりました。とはいえシティから電車で30分の距離ですし、今年も例年通りの巨大な会場で無料で開かれるそうです。

映画以外のエンターテインメントも充実!

映画上映は日没後なのですが、早めに行って良い場所を取りつつ、会場でのんびり過ごすのがオーストラリア流。待つというより、ピクニックを楽しんでから映画を観る、という雰囲気です。
こういった野外イベントでのオージーたちは、家からクーラーボックスに入れた飲み物やバスケットいっぱいのおつまみを持参し、マットやチェア、時には日よけテントも設置して楽しみながら時間を過ごすという気合の入りよう。若者からお年寄りまで、優雅にマイペースに楽しむ人が多いことに最初はびっくりするかもしれません。とはいえ、会場内ではきちんとマナーが守られ、お互いが気持ち良く過ごせるよう心掛ける空気が感じられました。
上映を待つ間、おしゃべりに花を咲かせるも良しですが、時間ごとにいくつかの音楽ライブが予定されており、かっこいい生演奏がスクリーン下のステージとスクリーンで繰り広げられます。屋外で大音量で音楽を聴くのは気分の良いものですね。
また、時々スクリーンには会場内の様子も映し出されます。クルーのカメラとマイクが向けられた一般の参加者は「今日は家族と来ました!」「毎年来ています!」などとコメントし、それがスクリーンに映ることもあり、会場の様子を隅々まで楽しめます。

フード屋台もいろいろ!

野外イベントといえば、美味しいフード屋台も見逃せません。オーストラリアは多国籍国家なので、こういう時にも世界各国の美味しいものがそろうのもうれしいところです。クレープ、タイ料理、ピザ、中華料理、ケバブ、ジェラートなどの他、ビールなどお酒が買えるお店、そしてトロップフェストのグッズが買えるお店なども出ていました。

この時は、行列の出来ていたピザショップに並んで、焼きたてのマルゲリータをゲット。心地よいの風の吹く野外で食べると、いっそう美味しく感じられますね。

いざ、上映開始!

夏場、シドニーの日没時刻は8時頃。美しい夏の夕闇をバックに、いよいよ作品上映が始まります。ドキュメンタリーからシリアスな物語、幻想的なアニメーションからコメディーまで、数分間にさまざまな思いが込められていることが感じられる作品ばかり。1つひとつの作品が短いので、飽きずに観られるのも良いですね。もちろん英語のリスニングの勉強にもぴったりです。16作品も全て無料で観られるなんて素敵だなと改めて思いました。

野外イベント、何が必要?

このトロップフェストのように野外で行なわれるイベントの場合、いくつか準備をしたほうが良いものがあります。まず敷物(ビーチタオルなどでも)、日焼け止め(途中で塗り直すほうがベターです)、日傘(普通の傘でも。日陰が少ないので)、水(熱中症対策に)、サングラス&帽子。日差しのジリジリとした強さは日本の夏の比ではないので、対策は万全にしていってくださいね。簡易テントを持ってきている人もおりもちろん使用OKでしたが、ステージで催しをやる時間になると会場スタッフから「後ろの人が見えないので畳んでください」と指導されます。
私が友人と参加した時は午後3時くらいに到着し、ライブを観たりごはんを食べたり、おしゃべりをしたり本を読んだりしながらあっという間に上映時刻になっていました。トランプなどを持ってきている人も見かけました。
思い思いの方法で自由に楽しめるのが魅力の野外映画祭。今年の夏はぜひ一度足を運んでみてくださいね。

<Tropfest公式サイト>
http://www.tropfest.org.au

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