シドニーで、世界最大のビールの祭典「オクトーバーフェスト」に行ってみた！

最近では日本でも各地で開催され、お馴染みとなったオクトーバーフェスト。
そんなオクトーバーフェストが、ここシドニーでも開催されたので、参加してみました！

オクトーバーフェストとは

「590万人が770万リットルものビールを消費する世界一のビール祭り」
ビールと言えばドイツ、ドイツと言えばビール！という印象を抱く人もかたも多いはず。
オクトーバーフェストとは、そんなドイツのバイエルン州ミュンヘン市で開催されているビールの祭典です。最近ではドイツのみならず、世界中で開催されるようになり、世界最大のビールフェスティバルといっても過言ではないでしょう。
ビール大好きのオーストラリア人にとっても、もちろん欠かすことのできない大きなイベントなのです。

シドニーのオクトーバーフェストってどんな感じ？

ドイツのオクトーバーフェストは街全体がお祭りムードに包まれますが、ここシドニーでは、Hyde Parkのすぐお隣The Domainで開催されました。

お酒に厳しいオーストラリア、入場には厳重な荷物チェックやIDチェックが行われました。
そして、なんとシドニーのオクトーバーフェストでは入場料として$６５がかかります。日本では入場料がないので、その分ビールに費やす事ができるのですが。。。

ドイツではディアンドルと呼ばれる伝統的な民族衣装をまとって参加される人も多いのですが、驚くことにシドニーでも半分以上の人々がこの衣装を身にまとって参加していました。
ちなみにドイツでは、エプロンの結び目の位置によって興味深いメッセージが隠されているのだとか。結び目が左なら「恋人なし」、右なら「恋人あり又は既婚者」。オーストラリアでは特に意識はしていないようですが、各々アレンジを加えて、衣装とともにドイツの雰囲気を楽しんでいると行った感じでした。

本場ドイツビールが勢揃い！オススメのビールをご紹介

ドイツで有名なビールがブランドごとにテントを構えており、列に並んでビールを購入します。価格は約1杯（約３5０ｍｌ）約$１０。
日本や本場ドイツでは、５００ｍｌや大きいものだと１リットルの巨大なジョッキで提供され、購入時にジョッキ代としてデポジットを支払いますが、シドニーではプラスチックのカップでの提供でした。雰囲気は少し失われますが、割れたりデポジットを支払ったりする手間もなくスムーズに購入できました。

「種類がいっぱいあって良くわからない！」という方のために、ここで少し、実際にオクトーバーフェストでも提供されていた美味しいドイツビールの種類をご紹介します。

●ヴァイツェン（Weizen）

白ビールと呼ばれ、独特な苦味を持ちながらもフルーティな香りで溢れ、ビールが苦手な方でもこれなら飲める！という方も多いとか。女性に人気のビールです。

●ピルスナー（Pilsner）

程よい苦味と透き通った喉越しが特徴のピルスナービール。実はこのピルスナー、下面発酵という方法で作成されていて、日本のラガービールと同じ製法なのです。そのため、日本人にとっても馴染み深い人気のビールです。

●ドゥンケル(Dunkel)

黒ビールと呼ばれ、苦味とともに香ばしいかおりが特徴的なビール。見た目に比べ意外にも軽いテイストなので、一度飲んだら癖になってしまうようなビールです。

ビアホールの中はライブで大盛り上がり！

広場の中には大きなテントのビアホールが設置されていたので、中に入ってみることに。

テントの中は、いくつかのバンドが生ライブを披露しており大盛り上がり！日本や本場ドイツでは、「アイン・プロージット！」という掛け声でおなじみのドイツの伝統的な乾杯の歌で盛り上がったりしていますが、ここシドニーではドイツとは関連のない曲ばかり演奏されていました。しかし、会場では大勢の人々がビール片手に踊ったり歌ったりと、盛り上がりは負けていませんでした！

移動遊園地でアトラクションも楽しめる！

会場には移動遊園地も設置され、お酒が飲めない人でも十分楽しめる会場となっていました。乗り物はチケット制となっており、チケットは1枚$１０。
お酒を飲みながらアトラクションなんて、大丈夫！？と思ったのですが、３杯飲んだところで、挑戦してみました。選んだアトラクションは、車体が前後３６０度猛スピードで回転するアトラクション。開放感に溢れ、テンションはアルコールとあいまって最高潮になりましたが、叫びすぎてなんだかどっと疲れてしまいました。

最後に

シドニーのオクトーバーフェスは、ドイツの文化を祝いつつ、オーストラリアの独自の楽しみ方を加えた、日本とも本場ともまた違ったオクトーバーフェストを楽しむことができました。少しお値段が高いかもしれませんが、ビールだけでなく移動遊園地やライブといったように、イベント全体を楽しむことが出来るので、一年に１回の祭典、是非みなさんも参加してみてはいかがしょうか♪

シェア

Tweet

Comments

comments