シドニーを楽しむイベント⑥ビビッドシドニー、開幕!光と音とアイディアの祭典

水田 真梨
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オーストラリア留学 News

年に1度、シドニーの夜がビビッドな色に染まる盛大なお祭り「Vivid Sydney」が今年も始まります(5月27日〜6月18日)。イルミネーションを超えた華やかなライトの芸術を見るため、海外からの旅行客も増えるこの季節。オペラハウスやダーリングハーバーなどシドニーのアイコン的スポットの他、今年は動物園などにも会場を拡大してシドニー中がビビッドカラーに。昨年のビビッドシドニーの写真と併せて、今年2016年の見どころをご紹介します!

冬の風物詩、ビビッドシドニー

毎年5月から6月にかけて、街を彩る光の無料野外イベント「Vivid Sydney」が開催されます。もともとは観光客の少なくなる寒い季節に、もっとたくさんの人にシドニーに来てもらおうということで2009年に開始されたのだそう。今では冬の始まりといえばビビッドシドニーの盛り上がりを思い出すほど、シドニーの街にとって欠かせないイベントです。有名なハーバーブリッジもたくさんのLEDライトで彩られ、毎日の暮らしがビビッドに。
ビビッドシドニーというと建物の壁などにプロジェクターで光と映像を照射して見せるプロジェクション・マッピングや光のオブジェが有名です。まずは昨年のビビッドシドニーの様子を見てみましょう。

ビビッドシドニー会場その1「オペラハウス」

知らない人はいないくらい有名なシドニーのアイコン、オペラハウスの真っ白な壁が、ビビッドシドニー開催期間の夜はカラフルに彩られます。ただ光を当てるだけでなく、アーティストたちがこの日のために用意したプロジェクションマッピングは光と色の物語のように、姿を変えながらめまぐるしく展開します。美しいもの、愉快なもの、ちょっと考えさせられるものなど、何時間見ていても飽きない面白さ。上の写真は大きな手がオペラハウスをつかんでいるように見える不思議なパターンです。カメラと三脚を構えて写真撮影をしている人もたくさんいました。

ビビッドシドニー会場その2「現代美術館」

オペラハウスの真向かいに位置する現代美術館(MCA)では、その建物の壁を生かして、オペラハウスとは一味違うプロジェクションマッピングが。昨年はデジタル感を全面に出した映像を映し出し、普段は茶色い建物の色が少しずつ変色していくような演出や、建物の一部が動きだすような錯覚を生み出すものまで、緻密に考えられた美しい光のアートを楽しむことができました。見ている人だかりからも何度も歓声や拍手が上がっていました。

また、そのすぐ近くには不思議な形をした光のオブジェも。思わず触りたくなるような可愛らしさです。大人も子供も、カップルも家族も楽しめるのがビビッドシドニーの素敵なところですね。

ビビッドシドニー会場その3「ダーリングハーバー」

オペラハウスやMCA近くのサーキュラーキーのワーフからフェリーに乗って20分、あるいは徒歩で20分ほどで行けるダーリングハーバーも会場の1つ。ここではプロジェクションマッピングではなく、水と光のショーが楽しめます。噴水のように上がる水に、レーザービームのような光が音楽に合わせて照射され、気分はまるで屋外のクラブ。どんどん変わる色やパターンに、目を離す隙もありません。このショーを観賞するなら、水辺に立つ観覧車が特等席です。昨年は1回15分くらいのショーを1晩に何度かやっていました。周りには水辺を見渡せるおしゃれなレストランも多いので、席を予約してワインやビールを片手にショーを楽しむのも素敵ですね。

ビビッドシドニー会場その4「セントラルパーク」

人ごみはちょっと…という人にオススメなのが、セントラル駅から近い「セントラルパーク」という複合商業ビルの裏手の公園。ここもビビッドシドニーの会場の1つになっており、日が沈むとプロジェクションマッピングの上映が始まります。まるで1枚の絵のように見えますが、これも映像として模様が動く、美しい作品です。周りは居住区なので、観に来ている人も近隣の住民が多いのか、穏やかでゆったりした雰囲気です。
他にも、ノース地区ならチャッツウッドなども会場になっていますので、オペラハウスなどの観光の中心地以外にもたくさんのスポットでこのイベントを楽しめます。

今年のビビッドシドニーの見どころは?

2016年は、新たな会場としてタロンガ動物園(Taronga Zoo)、王立植物園(Royal Botanic Garden)、ギャラリーズ(The Galeries)も加わりビビッドシドニーは更にパワーアップ。タウンホールの近くのギャラリーズは、野外ではなく初の屋内会場としても注目されています。
また、光のアートだけでなく、「Vivid Music」として世界中から特別に招いたミュージシャンのライブ公演(New Order、Esperanza Spaldings他)や展示会(BJÖRK DIGITAL Exhibition他)、「Vivid Idea」として映画監督や著名人の講演や各種ワークショップなど、気になるイベントが目白押し。
今年は例年より会期も長く3週間ほど。野外イベントや展示会はほとんどが無料なので、期間中にいくつもの会場を回ってみるのも楽しそうです。ぜひ今年のビビッドシドニーでしか見られない素敵な光景を楽しんでくださいね!
<Vivid Sydney公式サイト>https://www.vividsydney.com/

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