シドニーで何食べる？第九弾〜行列のできるマレーシア料理店「Mamak」でロティやサテを♪〜

シティのチャイナタウンの近くにある「Mamak（ママック）」は、マレーシアのデイリーな美味しさをチープに味わえる人気レストラン。マレーシア料理というとナシゴレンやミーゴレンなどの他、ロティやサテなども有名で、どれも日本人にも親しみやすい味のものばかり。まだ食べたことない！という人のために、客足の耐えないママックに並んでみました！
公式サイト：https://mamak.com.au/

シティ中心部の行列店！

シドニーのチャイナタウンに位置するマレーシア料理店「Mamak（ママック）」は、いつも夕方に行列ができていることで有名なレストランです。週７日営業の人気店ですが、予約を取らないことでも知られ、確実に席を取りたい時は夕方５時３０分のオープンに合わせて並んだほうが良さそうです。ただし、グループでの来店の場合は全員がそろうまでテーブルには着かせてもらえず、入り口あたりで待つことに。ママックのおいしさが気になる人は、予め友達と誘い合わせて列に並びましょう。待っている間も、ガラス越しのキッチンでロティの生地をピザのように回したりこねたりするシェフの姿を見ることができるので飽きることがありません。ちなみに、私が並んだ時はタイミングが良かったのか、待ち時間は２０分前後で済みました。並んでいた人はアジア系、中東系、ヨーロピアンなど実にさまざまでした。

店内はアジアの屋台風？

一歩店内に足を踏み入れると、たくさんのテーブルと椅子が並び、元気な店員さんたちがそこを行き交います。その様子はアジア各国の街の屋台のよう。とはいえここママックでは落ち着いて食事ができるので、お酒と一緒に料理を楽しむのも良いですね。
ちなみにママックはメニューの中にアルコールドリンクがないのですが、BYO（お酒の持ち込みOK）方式のため、事前にリカーショップなどでお酒を購入して店内に持ち込むことになります。

マレーシア料理①ロティ

アジアの料理というと唐辛子をたっぷり使った辛いメニューも多いですが、マレーシア料理はそこまで辛味の強い料理がないのか、誰でも食べることができるのもうれしいところ。最初に頼んだ料理の１つ、ロティ（７ドル〜）は薄く伸ばした小麦粉ベースの生地をふんわりとまるめて焼いた軽食風の食べ物。クレープをもっと薄くしたような生地、というと分かりやすいでしょうか。それをちぎってソースを付けながら頂きます。この時のソースは、カレー風味でクミンがたっぷり効いたものと、少しチリの風味が効いたさっぱりしたものの２種類で、どちらも美味しく食欲を刺激する味でした。
この他にも生地自体に味のついたものや、アイスクリームを添えてスイーツとして頂くものなどロティにはたくさんの種類がありました。ちなみに、丸いボール状の形をしたものだけでなく、平べったい形のロティもあります。

マレーシア料理②ナシゴレン、ミーゴレン

その他、エビや魚、羊、鶏肉などを使ったメインディッシュ（１５ドル〜）、マレーシア風炒飯ナシゴレンや、麺料理ミーゴレンなど、いずれもシドニーにしては安価に楽しめます。マレーシア料理のハーブを巧みに使った複雑な味付けは、ほんのり甘いもの、辛いものなどもありますが、基本的にクセが強くないので初めての人でも安心。日本人には親しみやすい味と言えそうです。

マレーシア料理③サテ

マレーシアだけでなくインドネシア、タイなどの東南アジア諸国で食べられている串焼き料理がサテ（satay）です。日本の焼き鳥に似た見た目ですが、金属製の長い串を使い、鶏だけでなく牛肉なども使われ、ピーナッツを使ったソースを付けて食べるのが特徴です。

ママックでは６本１２ドル、１２本２０ドルで楽しむことができます。炭火で焼いたというサテは香りも食感も良く、何本でも食べられそうな美味しさです。

さいごに

シティの真ん中でマレーシアの味を堪能できるママック、いかがでしたか？食事の後にはマレーシア風のコーヒーやお茶、デザートなども楽しめます。現在、シドニーのチャイナタウン店の他、シドニー北部のチャッツウッド、そしてメルボルンにも出店しているそうです。どの店舗でも予約の受付はしていないようですが、ランチ・ディナーともに営業しているようなので、ぜひ足を運んでみてくださいね！

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