今回は、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングといった英語の勉強をし始めようとしている(もしくは勉強をし始めた)方に必要な「単語力」の向上に関する必要性とその勉強法に関してご紹介します。
大半の人は、「単語の暗記」と聞くと、消極的になってしまうのではないでしょうか。
しかし、ほぼほぼ全ての英語技能に単語力というのは必要不可欠です。
新たに勉強をし始めのときに、英検準1級~1級レベルの単語を覚えようとしても英語の壁を作ってしまうだけなので、自分にしっかりと合ったレベルのものからチャレンジをしていきましょう。
それでは単語の必要性とおすすめの勉強方法をご紹介します。
英語の単語を覚える必要性 – 難しい文章でも予想をすることができる
まず単語を多く知っておくべき理由のひとつとして文章を読んだり、聞いたりしたときに意味を理解しやすくなるという点です。日本語に置き換えてみても、1つの文章の中に3つ以上知らない単語が出てきた時点で意味を理解するのが非常に困難になるはずです。
リスニングを例にしてみると、相手の話しているスピードが早かったとしてもその会話の中で知っている単語をいくつか聞き取る事が出来ると、その場の状況、会話の流れで大体どのようなことを言っているのか予想をする事が出来ます。
留学をした際も同じで、リスニング力が一定レベルまで伸びるまでの間、相手とコミュニケーションを取る上で非常に大事になってきます。全く理解が出来ないと新しい環境への不安に言語の不安が更に重なり、生活自体がストレスになってしまうことにもなりかねません。少しずつでも単語を覚えていくようにしましょう。
また、相手に何か伝えたいときに単語を知っている事で単語とボデイランゲージだけで相手に伝えることもできるでしょう。
英語の単語の覚え方① – 身近なものから覚えていく
理想は中学〜高校で覚える必須単語レベルをマスターしていく事ですが、英語学習を始めたばかりの方だとすぐにマスターするのは困難かと思います。
そういうときは、まず身の周りの物を英語で何て言うのだろう?と意識する事から始めてみて下さい。
冷蔵庫、掃除機、洗濯機、お鍋、炊飯器、シャワー室、洗剤、食器棚、パソコン、なすび…など
日常生活で、1人で行動をしているときにふとこれって英語でなんて言うのだろう?という「意識」は英語を勉強する上で非常に重要です。
今は、スマートフォンをお持ちの方が多いと思いますので、わからなかったらすぐに英語の辞書で調べてみてください。アプリをダウンロードできない方は、Google検索で、「(対象物) 英語」と調べてもおそらく検索結果の1番目や2番目に出てくるはずです。この簡単な作業からでも、単語力は増やす事が出来ます。
英語の単語の覚え方② – 効率良い方法で繰り返す!
ご自身で1日20単語ずつ、1ヶ月で600単語覚えるなどと目標を決め、少しずつ単語力を増やす事は非常に大切な事です。
しかし忘れないでいただきたいのが、覚えた単語を忘れないようにする「復習」をすることです。復習をせずに1ヶ月後、300単語すべて覚える事が出来ますでしょうか。
恐らく初日に覚えた単語は忘れている可能性が高いです。毎日新しい単語を覚えていくと、どうしても一時的に覚えた単語は忘れていってしまいます。
何度も何度も繰り返し覚える事で一時的ではなく長期的な記憶として、脳にインプットしていきましょう。翌日の復習がお勧めですが、一週間に一度新しい単語の暗記の日ではなく覚えたことの復習の日を作るなどの学習方法を取るのも良いかもしれませんね。
実際にワールドアベニューグループで運営をしているスピーキングを中心に伸ばすJET English collegeでも前日に出てきた英語フレーズを翌日の授業で必ず復習するというカリキュラムが組まれています。
さいごに
いかがだったでしょうか。
英語をする上で一番地道な作業、しかし非常に大事なのが「単語力の向上」です。単語は教科書を広げて机に座って勉強をする必要はないので、隙間時間を使ってコツコツと頑張って覚えていきましょう!
単語力がついてきた時に1つだけ注意をしなければいけないのが、「スピーキング」です。スピーキングで陥りがちなのが、いつになっても「YES」「NO」「単語力」&「笑顔」だけでコミュニケーションをとってしまうことです。1年以上の留学をしても英語が話せないで帰国をする人のほとんどがこのパターンに陥っているようにみられます。しっかりと覚えた単語を使って、文章を作って話すようにしましょう!
JET English collegeではスピーキングに特化したカランメソッドのコースを提供しております。
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