3つの点で、海外大卒が国内大卒の人より評価されている!? 一緒に会社で働いて感じたことをまとめてみました。

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大学生向け留学情報

まだまだ海外大学を卒業した人はなかなか出会わないのではないでしょうか。
もし、海外大卒の方に出会ったことがなければ、海外大卒の人が国内大卒の人より評価されているというのは本当なのかわからないですよね?
私は海外の大学を卒業して入社の日本の会社に就職したのですが、同期入社の三割が海外大卒出身者でした。
実際に働いて私自身が感じた海外大学に留学組の方が会社から評価されていた3つのポイントを紹介したいと思います。

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【目次】
1.海外の大学を卒業した人の方が、 勉強の習慣が付いている人が多い
2.海外の大学を卒業した人の方が、積極性を持った学生が多い
3.海外の大学を卒業した人の方が、コミュニティが広い人が多い
4.海外大卒の人と国内大卒の人の違いのまとめ
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1.海外の大学を卒業した人の方が、 勉強の習慣が付いている人が多い

image_1よく海外の大学で言われるのが「入るのは簡単だけれど出るのが難しい」。
これは一概に間違いではないと感じます。私は、日本の高校を卒業し、海外の大学に進学をしましたが、恥ずかしながら中学、高校時代は勉強という勉強はしないで生きてきました。しかし、定期テストの前だけいわゆる「一夜漬け」をしてテスト内容を詰め込み、成績だけは上位をとっておりました。
これは、日本の学校では通用するかもしれませんが、海外の学校では通用しません。何故ならただの暗記ではテストの点数を取ることが非常に難しいからです。
学んだ知識を使い、自分の考えをエッセイやプレゼンテーションで説明することによって評価される制度を作っているからです。
実際に海外の大学に留学した方が周りにいたら海外の大学に穴埋め問題があったか聞いてみてください。おそらくそういった問題は稀だと思います。日本以上に結果だけでなく、過程も評価される教育システムを導入しているからだとも言えます。
上記の理由から、海外の大学では日々の勉強の習慣が非常に重要になってきます。
習慣がついた上で、テストや課題前は24時間開いている図書館とかで知識の詰め込む学生さんもいます。
その勉強をする「習慣」は仕事をする上でも非常に重要です。社会人1年目は特に知らない事をコツコツ勉強していく習慣が後に大きく結果を左右すると感じます。日本は中学、高校で受験勉強を頑張り、エスカレーター式で有名大学を狙う学生も多いので社会人になる直前の学生時代では勉強の習慣が全くついていない人もいます。こういった勉強の習慣がついているかどうかという点で海外大卒の社会人は評価されていると感じます。

2.海外の大学を卒業した人の方が、積極性を持った学生が多い

image_2これは特に海外の文系の学生さんに言えることなのですが、文系の授業を取ると、学期中に1回は必ずプレゼンテーションが入っていることが多いです。また、レクチャー(講義)とセットで、チュートリアルという少人数制の議論をする授業がついております。そのチュートリアルでは発言の量や質によって、出席点をつけている先生もいるため、積極的な発言が求められます。
ちなみに皆さんも耳にしたことはあると思いますが、外国人は日本人の様に空気を読んだりしません。しっかりと自分の意見を主張します。そのため、その意見に賛同する場合も反対する場合も様々な視点からの論理的な意見が求められます。
この能力は社会人になってからも非常に重要だと感じます。会社によってはトップダウンの組織もありますが、レベルの高い会社になればなるほど下からの意見を非常に大切にしており、積極的な意見が求められます。
有名な外資系コンサルティング会社では、よく「会議で発言がゼロの人はバリューもゼロ」と言われております。外資系コンサルティング会社に海外大卒の人が多いのは、英語が喋れるというのもありますが、積極性を買われていることも1つの理由でしょう。
もちろんただ意見を言っているだけではいけません。大前提にしっかりと物事を多方面の角度から検証し、考えをまとめた上で、積極的な発言をしていく必要があります。

3.海外の大学を卒業した人の方が、コミュニティが広い人が多い

image_3これはそもそも海外の大学に留学生が多い傾向があることから、こういったことが言えるのですが、チュートリアルのグループを組むとメンバー全員が国籍の異なった人たちで構成されるなどの状況が日常茶飯事です。バックグラウンドが自分とは全く違う人の考えを受け入れ、偏った視点を取り除いて真正面から向き合うことで高いコミュニケーションスキルを兼ね備えていくのでしょう。
前述した様に、大学では日々の課題が大変なことからどれだけ周りの学生を巻き込み、協力して完成させるかが非常に重要になってくるため、自然と多国籍の友達が増えていきます。
そういった交友関係は確実にビジネスの場でも活きるといっても過言ではありません。現地から直接情報を聞くことのできない人がメディアを介して情報収集をすると、事実とは大きく異なった理解をしてしまう恐れがあります。しかし、実際に留学をしていた時にできた学生に連絡をすることによって、現地の正しい情報を集めることができます。また、海外出張をするようになれば、現地のマーケット情報を事前に教えてもらったり、実際に重要な人とつなげてくれたりしてくれる可能性もあります。
また、国内でも過去に留学をしていた時につながった日本の学生が全国各地に散らばっていることから広いネットワークを構築することが可能になります。
上司があまりつながりを持っていないような人であれば、特にこういった人材は重宝される傾向があると感じました。

海外大卒の人と国内大卒の人の違いのまとめ

周りに海外大卒の人がいる皆さんは共感を得られるような内容だったでしょうか。
もちろん大前提として、これらの内容は本人次第ではあります。国内大卒の人でも上記3点が海外大卒の人より優れている場合ももちろんあります。
私自身、海外の大学しか卒業していないので、賛否両論はあると思っています。
しかし、実際に留学をして感じたイメージとして、日本の大学は合格ラインを目指して勉強する意識が強い傾向があるのに対して、海外の大学はより高いラインを目指して勉強をしている傾向があります。
そういった傾向から3つの点は自然と身についていくように感じました。
いくつかの企業の人事部の方と話してみても、海外大卒の学生さんの印象としてこの3点を持っていることは多いとの話も耳にしました。
もしこれから大学留学をしようと考えている方がいたら、これに+αで何ができるかによって、より高い評価を得ることができますので、是非意識をしてみていただければと思います。

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