英語ができない人がよく口にする10の言い訳

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英語の勉強法

言い訳をしているかどうかって、なかなか自分では分からないものですよね。でも、過去を振り返ってみて「あのときの自分の言葉は言い訳だったな」と初めて気づけることもあります。今回は、今やとても偉そうに留学カウンセラーを名乗る筆者自身の体験をもとに、「英語ができない人がよく口にする10の言い訳」をご紹介します。

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筆者:寺田麻友子

年間500件近くのカウンセリングをこなすワールドアベニューのシニア留学カウンセラー。
イギリスで福祉関係のインターンシップ経験を持ち、GCDFキャリアキャンセラーの資格も有する頼れるお姉さん。今やとっても偉そうだが、中高時代の英語の成績は壊滅的で、留学前はHelloのスペルに自信がなかったほど。

英語ができない人がよく口にする10の言い訳

1. 「日本の英語教育はどうしようもないんだよ」

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留学当初のことです。英語をまだ3年ほどしか勉強していないにも関わらず、ペラペラなドイツ人から「日本人は何年間くらい英語の勉強をするものなの?」と質問され、冷や汗がでました。私は彼のように英語を喋れないにも関わらず、なんと中高合わせて6年間も英語を勉強しているのですから。

「6年間…かな…」と答えつつ、自分が喋れないことに対して「でも、日本の英語教育はどうしようもないんだよ。文法や単語を暗記させる勉強ばかりで、授業中に英語を発することなんてほとんどないんだもん。だから日本人は文法中心のテストはできるけど、いざ『話す』となると、全然なんだよね~。だから私も喋るのは苦手で…」と言い訳をしてしまいました(苦笑)

中高時代の英語の成績が壊滅的だった寺田……。ごもっともそうな言い訳ですが、「お前がいうなよ~~~!!!」と思いますよね。

2. 「だって、先生だって喋れないじゃん」

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中学2年生で英語につまずいたときの言い訳が「だって、先生だって喋れないじゃん」でした。

新任で23歳の英語の先生をつかまえては、「先生、英語喋れるの?」「先生の英語って日本語英語だよね~」と、いじり倒していた寺田。自分自身が教師だったら、ひっぱたいているのではないかという暴言の数々。あぁ、本当に反省です。

「先生が喋れない=私も英語の勉強をしなくていい」という、まったく成り立たない公式を口実にしていたのだから、笑ってしまいます。

3. 「みんなだってしゃべれないじゃん」

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日本の複雑怪奇なメトロ路線図を眺めながら立ち往生する外国人の旅行者たち。子犬のように助けを求める目で見つめられ、「どうにか助けてあげたい!」と思ったものの、英語が全く喋れなかった大学2年生の冬。‘Sorry sorry!!’と言いながら目をそらし、マフラーに顔をうずめて逃げるようにその場を立ち去ったことを覚えています。

遠くからチラッと振り返ると、他の日本人に話しかけては断られている外国人旅行者の姿が……。そんな寺田が放った言い訳が「自分は悪くない。みんなだってしゃべれないじゃん」でした。何事もそうですが、「みんながそうだから、自分もそうする」だなんて言い訳はできるだけしたくないですよね。

4. 「英語ができたら何かいいことあるの?」

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「英語ができたらかっこいいよね~」と話す友人に「英語ができたら何かいいことあるの?」と切り返していた大学3年生の夏。実は、英語力の規定に達せず、夏の海外研修に参加できなかったという苦い経験をしたタイミングでした。「英語ができたらいいことあるに決まってるじゃん!!」と思いきり突っ込みたくなりますよね。

5. 「ここは日本なんだし日本語ができれば十分じゃん」

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大学時代、友人に誘ってもらったニューヨーク旅行やハーバード大学への海外研修、交換留学生との交流会など、たくさんあった英語と触れる機会を英語力のなさから断ってばかりでした。挙句の果てに「ここは日本なんだし日本語ができれば十分じゃん」と言い訳する始末。

「日本語ができれば十分」なのではなく、単に「英語を話せないと不十分」な状況から逃げて、結局は貴重な機会を失ってしまっているだけだということに早く気が付きましょう!!

6. 「1日12時間も働いていたら英語の勉強する時間なんてないよ!」

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留学前、そろそろ英語を学ばなければならないにも関わらず、アルバイトと大学の勉強が忙しいとの理由で全く勉強をしていなかった寺田。「1日12時間も働いていたら英語の勉強する時間なんてないよ!」がこの頃の定番の言い訳でした。

たしかにね~、12時間も働いていたら難しいよね。だって12時間働いて(または大学の勉強をして)6時間寝て4時間は食事したりお風呂に入ったり移動したりしていたらもう時間がないですよね~……って、あれ? 2時間余っていますよね。。。移動時間に英語の勉強をすることだってできますよね。

今まで「ない」と思っていた勉強時間は考えればいくらでも隠れているものです。「通勤中に英語を聴く」、「毎朝30分だけ英語の時間を作る」など、ちょっとした工夫をしてみましょう。

7. 「聞き取りはできるんだけどなぁ…」

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留学渡航1ヶ月目。せっかく踏み出した留学なのだから積極的に喋ればいいにも関わらず、「間違えていたらどうしよう」「笑われたらどうしよう」とネガティブなことばかりが頭をめぐり、なかなか言葉を発することができませんでした。

そんな時にでてきた言い訳は「聞き取りはできるんだけどなぁ…」です。今思うと、実は聞き取りもろくにできていなかったのではないかと思います(笑)

なぜならば、もし本当に聞き取りができていれば、ネイティブが話す英語独特の会話表現を聞いて「あっ、こういう言い回しをするんだな」と一つひとつ盗むなかで、堂々と自信をもって話せるようになるはずだからです。

英語ができる人には「これは言い訳だな」とバレます!
カッコ悪いので注意しましょう!

8. 「日本語のニュアンスって独特だからね」

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「彼女、超テンション高いよね」と言いたい時、“She is high tension.”と言いたくなってしまいませんか。実はこれ、「彼女は高電圧です」という意味になります(笑)これは、恥ずかしいですね。

ちなみに“She is high.”も、ここでは詳しく触れませんが、アブナい匂いがプンプンするので注意が必要です。
表現としては“She is hyper”や“She is so excited.”がいいかもしれません。

確かに難しいですよね。ただ、そんなときに「まあ、日本語のニュアンスって独特だからね」などと言い訳することなく、ネイティブと話して感覚を学んでいくようにしましょう。

9. 「オーストラリアの英語って訛ってるからなぁ」

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オーストラリアはとっても暑い地域があり、時期によってハエがよく飛びます。喋っているとハエが口の中に入ってくるので、口をあまり開けずにもごもごと喋っていたら独特のアクセントが出来上がった。と、そんなオーストラリアンジョークがあります(笑)観光で暖かいケアンズやゴールドコーストを訪れた方は、特に「訛っている」と思われるかもしれませんね。

ついつい「オーストラリアの英語って訛ってるからなぁ」と責任をなすりつけたくなってしまうかもしれませんが、これは日本人がしてしまいがちな「言い訳」の中でも最も恥ずかしい言い訳だと思います。

オーストラリアは5人に1人が外国生まれと言われており、非常にマルチカルチャーな国です。ヨーロッパからもアジアからも北米からも本当に様々な人種や国籍の方がやってきて、共に生活をしています。世界中の英語のアクセントを耳にすることができる国といっても過言ではないでしょう。そして、そのすべてのアクセントが、れっきとした「英語」なのです。

自らのリスニング力不足を棚上げして、オーストラリアで耳にする英語をさも本物の英語ではないかのように言ってしまうのは、本当に恥ずかしいことですよね。

10. 「だってそもそも苦手だし」

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開き直っちゃだめでしょ…。と言いつつも、実はこれ、恥ずかしながら筆者が一番よく使っていた言い訳です。

がんばっても英語ができないときに「だってそもそも苦手だし」と言ってしまったら何も始まりません。そもそも苦手だからこそ、がんばってきたのではないでしょうか。英語の勉強だけではなく、仕事や恋愛、スポーツとあらゆるものにも言えることですが、一生懸命やって必死でぶつかるうちに、少しずつできるようになっていくんです。そんな中、きっと気がつくでしょう。「あぁ、あのときの言葉は『言い訳』だったな」って。

さいごに

画像12※写真:オーストラリアへの出張にて各教育機関のスタッフと。

かっこいいことを言って締めくくろうと思っている寺田ではありますが、上記のような言い訳を繰り返していたことを皆様に晒してしまった今となっては手遅れでしょう。なので、最後に率直なアドバイスをお伝えいたします。

言い訳だらけの自分から脱皮して、英語を本当に使えるようになりたいならばズバリ、「留学」をしましょう。単純な話、目の前に超ステキな外国人がいたら、その人たちとお近づきになるべく、なんとか英語をしゃべろうとするものですから!って、わたしじゃなくて誰かが言っていました(言い訳)。

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