フランスの観光地へ行こう!実際に行った人が「おすすめ」するロワール地方の観光スポット8選!

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今回はフランスの数ある観光名所の中でも、古城めぐりの中心である、ロワール地方 (Loire)に焦点を当てて、観光名所を紹介したいと思います。まるでおとぎ話の1ページの様な景色が広がるロワール地方に是非足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

フランスの観光名所 ロワール地方へ行く方法

最初に、このロワール地方への行き方を整理します。

(1) パリ発のツアーに参加をする。
(2) パリのモンパルナス駅 (Gare Montparnasse) からTGVでトゥール駅 (Tours)へ行き (ここまで1時間10分程度)、トゥールを拠点にツアーに参加する。

どちらの選択肢をとっても言えることですが、半日あるいは終日で多くのツアーがあり、曜日とツアー会社によって訪れる古城が異なりますので、行きたいお城を決めて参加することになります。
また、以下に紹介する古城は100kmほどの範囲に点在していますので、通常の交通機関で回るのは効率がよくないので、もしツアーでなく、自力でという方は計画的に行かれることをお勧めします。個々のお城へのアクセスはそれぞれの説明の下に記載します。

それでは、私のおすすめの古城めぐりです。

フランス観光名所1. Château de Chambord (シャンボール城)

ロワール渓谷に点在する城のうち、最大の広さを持つお城で、フランス王フランソワ1世が狩猟用の邸宅として建てたものです。完成までに140年近くがかかったというこのお城は、とにかく巨大で、豪華なお城で、長さ156cm、奥ゆき117mもあります。お城の中には426もの部屋と282の暖炉、77もの階段があります。
私はバスを降りて、お城を見たとき、感動のあまりに涙があふれてきました。同時に、もっと質の良いカメラを持ってくるんだった!と思うほどのスケール感でした。

<アクセス>
パリから車で向かう場合、180 kmほどありますが、A10高速を使うとアクセスが楽です。
電車の場合、パリのオステルリッツ駅 (Gare d’Austerlitz)からブロア駅 (Gare de Blois Chambord)へ行き、そこからChambord行きのコーチで向かいます。

フランス観光名所2. Château Royal de Blois (ブロア城)

ブロワ城は、中庭を囲んで、三部会室、 フランソワ1世棟、ルイ12世棟、ガストン・ドルレアン棟と4つの城から成り立っています。それらはすべてが異なる時代に建てられたため、ゴシック、ルネサンス、古典様式、と異なる建築様式で造られているのが大きな特徴です。
全体で564もの部屋、75の階段、100もの寝室と暖炉があります。
また、川の対岸から見ると、街の風景とお城が綺麗に見られるので、こちらもおすすめです。

<アクセス>
パリから車で向かう場合、A10高速を使うとアクセスが楽です。
電車の場合、パリのオステルリッツ駅 (Gare d’Austerlitz)からブロア駅 (Gare de Blois Chambord)へ行き、すぐです。

フランス観光名所3. Château de Cheverny (シュヴェルニー城)

シュヴェルニー城の特徴はなんといっても相対称の外観。庭園の美しさも際立ちますが、室内装飾や家具調度品の保存状態の良さも手伝い、外部・内部共に非常に美しさが際立つお城の1つです。
また、シュヴェルニー城は、常に同一の家系が相続してきた城で、現在でも城主一家が生活を続けていることでも知られます。

<アクセス>
パリから車で向かう場合、A10高速を使うとアクセスが楽です。
電車の場合、パリのオステルリッツ駅 (Gare d’Austerlitz)からブロア駅 (Gare de Blois Chambord)からバスです。

フランス観光名所4. Château d’Amboise (アンボワーズ城)

ロワール河を見下ろす小高い丘の上にあった中世期に作られたアンボワーズ要塞は、15~16世紀にシャルル8世、フランソワ1世らにより美しい城に改装され最盛期を迎えました。中にはゴシック期の家具調度品が並び、大変に美しいです。
このアンボワーズという町は、有名なアンボワーズ城と、レオナルド・ダ・ヴィンチが亡くなる直前に暮らした町として知られています。人口わずか1万2000人という小さな町ですが、ロワール渓谷にある中世やルネッサンス様式の古城巡りとしては絶好のロケーションです。時計塔やアンボワーズ城、ダ・ヴィンチが王から与えられた館であるLe Clos-Lucé (ル・クロ・リュセ)など、市内には25もの歴史的モニュメントが点在します。

<アクセス>
車の場合、A10 / A85 Château-Renault-Amboise 出口すぐで、電車の場合、St-Pierre-des-Corps 駅にて下車です。また、パリからだとMontparnasse (モンパルナス)駅からTGV Atlantique networkを使い、約1時間で到着できます。なお、立地的にはTours まで27km、Bloisまで36kmと2つの中間地点に位置しています。

フランス観光名所5. Château du Clos-Lucé (クロ・リュセ城)

Amboiseに来たら、是非ここにも訪れてみてください。ここは、Leonardo da Vinci (レオナルド・ダ・ヴィンチ)が1519年に亡くなるまでの晩年の3年間を過ごしたという城館で、広大な庭も一見の価値ありです。中は現在、博物館のようになっていて、ダ・ヴィンチの発明品等を実際に触ってみたりして、楽しみながら見ることが出来ます。

フランス観光名所6. Château de Chenonceau (シュノンソー城)

このシュノンソー城は、城主が代々女性であったため、「6人の奥方の城」の別名があります。ヴェルサイユ宮殿に次いで、フランスでもっとも観光客が訪れる城となっているそうで、絵に描いたようなお城そのものの美しさはもとより、お城を挟むようにしてある二つのフランス式庭園も見事の一言に尽きると思います。
また城内には、偉大な画家の絵画作品やフランドル地方のタペストリーなどのコレクション品が数多く所蔵されています。

<アクセス>
シュノンソー城はアンボアーズからわずか18 kmとかなり近いので、是非一度に訪れられると良いと思います。

フランス観光名所7. Château et Jardins de Villandry (ヴィランドリー城と庭園)

ここは、実はお城そのものよりも、それを囲むようにある庭園の美しさで有名なお城です。お城自体はロワール川沿いに建てられたルネッサンス様式最後の城で、4段に分かれた全部で6つのある庭園は必見です。

<アクセス>
Toursから西に15 km程と近く、Toursの駅を拠点にして訪れるのが一般的だと思います。

フランス観光名所8. Château d’Azay-le-Rideau (アゼ・ル・リドー城)

豊かな森に囲まれたアンドル河畔の美しい古城です。今回紹介した古城の中では最も小さいサイズですが、おとぎ話に出てくるようなかわいらしい外観で、アンドル川に映るお城の姿は文豪バルザックが‘アンドル川に煌めくダイヤモンド’と評したほどです。

<アクセス>
電車でアゼ・ル・リドー駅 (Azay-le-Rideau)を利用するのが便利です。

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