モデル・イラストレーター五島夕夏の      ワールドアベニュー留学相談体験レポート

アメリカ大統領選挙候補者のHillary Clinton氏受諾演説とDonald Trump氏受諾演説を比較してみました!

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英語の勉強法

いよいよ11月8日に迫ったアメリカ大統領選挙。様々な意味で今まで以上に盛り上がりを見せています。今回は、数々の演説の中でも、7月に行われた各氏の受諾演説に着目して、そこでのイントネーションに焦点を当てて、それぞれのメッセージの伝え方を紐解いてみたいと思います。それぞれの発言の中で強く読まれている個所には下線をしてあります。

1.クリントン氏受諾演説

参照元:https://www.youtube.com/watch?v=u9rsQNxVI-Y

2016年7月28日、民主党の大統領候補に指名されたクリントン氏の受諾演説中で、アクセントを強めて伝えた部分、大きなジェスチャーを交えて伝えた部分を日本語訳と共に見てみましょう。

30:02~
We heard the man from Hope, Bill Clinton; and the man of hope, Barack Obama.
 
私たちは希望という場所から来た男、ビル・クリントンのスピーチを聞きました。そして、希望の男、バラク・オバマ大統領のスピーチを聞きました。

この部分は、前置詞の“from”と“of”の違いだけで全く同じ構文を取っており、非常にリズミカルに周囲への感謝を述べています。

39:41~
So don’t let anyone tell you that our country is weak. We’re not. Don’t let anyone tell you we don’t have what it takes. We do. And most of all, don’t believe anyone who says, ‘I alone can fix it.’ Yes. Those were actually Donald Trump’s words in Cleveland…. Really? ‘I alone can fix it? Isn’t he forgetting troops on the front lines, police officers and firefighters who run toward danger, doctors and nurses who care for us? Teachers who change lives, entrepreneurs who see possibilities in every problem, mothers who lost children to violence and are building a movement to keep other kids safe? He’s forgetting every last one of us. Americans don’t say, ‘I alone fix can it.’ We say, ‘We’ll fix it together.
 
だから、私たちの国が弱いなどと誰にも言わせてはなりません。私たちは弱くありません。私たちは必要な資質を持っていないなどと誰にも言わせてはなりません。私たちはそれを持っています。そして何よりも、「私だけがこれを解決できる」などと言う人を信じてはなりません。そうです、それはドナルド・トランプ氏がクリーブランドで実際に述べたことばです…。本当に?自分だけが解決できる?彼は忘れているのではないでしょうか?前線の部隊を。危険に駆けつける警察官や消防士たちを。私たちの世話をしてくれる医師や看護師たちを。人の人生を変える教師たちを。あらゆる問題のなかに可能性を見出す企業家たちを。暴力のために子どもたちを失くし、ほかの子どもたちの安全を守るための運動を立ち上げている母親たちを。彼は私たち一人一人を忘れています。アメリカ人は「私だけがこれを解決できる」とは言いません。私たちは「一緒に解決しよう」と言うのです。

ここは少し長い部分ですが、クリントン氏の話し方・ペースに聴衆が飲み込まれていく部分です。冒頭では、否定文・肯定文を並べ、聴衆に非常に自信を持たせています。この後で畳みかけるように、トランプ氏の“I alone can fix it.”という発言を否定すべく、troops、police officers、firefighters、doctors、nurses、teachers、entrepreneur、mothersといった基本的な単語 (名詞)を次々に出し、「一人では何も出来ない」、「一緒に解決しよう」(We’ll fix it together.)と締めています。

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61:18~
If you believe that companies should share profits, not pad executive bonuses, join us. If you believe the minimum wage should be a living wage, … and no one working full-time should have to raise their children in poverty, join us. If you believe that every man, woman, and child in America has the right to affordable health care, join us! If you believe that we should say no to unfair trade deals…, then join us. If you believe we should expand Social Security and protect a woman’s right to make her own heath care decisions, then join us. And yes, yes, if you believe that your working mother, wife, sister, or daughter deserves equal pay, join us.
 
企業は幹部手当を増やすのではなく利益を共有すべきと考える人は、私たちに加わってください。最低賃金は生活賃金と同じであるべき… と考えている人は私たちに加わってください。アメリカのすべての男性、女性、子どもには、手ごろな料金の医療保険に入る権利があると考えている人は私たちに加わってください!不公平な貿易協定にはノーと言うべき…と考えている人は私たちに加わってください。社会保障を拡充し、女性が自分の医療に関する決断を下す権利を守るべきと考えている人は私たちに加わってください。そして、そうです、自分の働く母親、妻、姉妹、娘が平等な賃金を得るべきと考えている人は私たちに加わってください。

ここでは、“If you believe…, join us.”と畳みかけるようにクリントン氏を支持すること、民主党を支持することを聴衆に訴えています。次第に歓声が地鳴りのように響き渡る箇所です。

 

クリントン氏受諾演説の総評

全体を通して、トランプ氏に比べて、イントネーションやジェスチャーが極端に強いところは少ない印象ですが、落ち着いたトーンから自分のメッセージをしっかりと伝えています。

 

2.トランプ氏受諾演説

参照元:https://www.youtube.com/watch?v=34Svt3kfq1c

同様に、共和党の大統領候補に指名された2016年7月21日のトランプ氏の受諾演説を見てみましょう。

2:55~

Who would have believed that when we started this journey on June 16th of last year, we – and I say we because we are a team – would have received almost 14 million votes, the most in the history of the Republican Party, …. Who would have believed this? Who would have believed this? The Democrats, on the other hand, received 20 percent fewer votes than they got four years ago. Not so good. Not so good.

 
私たちが、去年の6月16日にこの旅を始めたとき、私が、私たちと申し上げているのは、私たちがチームだからですが、私たちが、共和党の歴史において、最も多くの得票数となったおよそ1400万票を獲得するとは、誰が信じていたでしょうか?…. 誰がそれを信じていたでしょうか? その一方で、民主党の得票数は4年前を20%下回っていました。これはよいことではありません。

トランプ氏の演説で目立つのが、簡単なフレーズを複数回繰り返すところです。ここでは、 “Who would have believed this?”を3回、“Not so good.”は2回繰り返しています。その他にも、“I”ではなく、“we”と呼びかけるところは非常にメッセージ性があります。

17:32~

This is the legacy of Hillary Clinton: death, destruction, terrorism and weakness.

 
これは、ヒラリー・クリントン氏が残した遺産です。死、破壊、テロリズム、そして弱さです。

ここでは、先ほどのクリントン氏同様に平易な名詞を畳み掛け、氏の残した負の遺産について語ります。

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22:01~

That is why Hillary Clinton’s message is that things will never change – never ever. My message is that things have to changeand they have to change right now.

このため、ヒラリー・クリントン氏のメッセージは決して変わらないのです。私のメッセージは、物事は変わらなければならないというものです。そして、物事は今すぐに変わらなければなりません。

ここでは、歌うようにクリントン氏の主張が変わることは決してない、ことを示すために“never change – never ever”と言います。そして、物事が変わるタイミングは“right now”であると訴えます。

23:07~

These are the forgotten men and women of our country, and they are forgotten, but they are not going to be forgotten long. These are people who work hard but no longer have a voice.I AM YOUR VOICE.

こうした地域にいるのは、忘れ去られた、わが国の男性や女性たちです。懸命に働いているものの、もはや声を持たない人たちなのです。私はあなた方の代弁者です。

ここはすべて大文字で示しましたが、非常に力強く、「みなさんの代弁者 (味方)」であると聴衆に訴えています。

トランプ氏受諾演説の総評

全体を通して、一貫して「強い」印象を抱かせるスピーチです。言葉の選び方 (使い方)やジェスチャーも含めたイントネーションは自分の主義・主張を伝える上では非常に効果的です。

さいごに

いかがでしたでしょうか。話題のトピックを使って英語学習をすると楽しいですよね。引き続き、11月8日の開票結果に注目しましょう!

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